Z-KEN's Waste Dump

喋りたがりの きかんしゃトーマスオタクによる雑記

長編? 短編? 新キャラ4台登場か 7/31更新

※ヒューゴの外観が判明したため後日別記事で紹介します。(9/12更新)

 

2017年発売予定の玩具情報から、今後登場すると思われる新キャラクター4台の名前が判明しました。ちょっと面白い車両のようなので判明している分だけ紹介します。以下の通りです。

 

・ヒューゴ (Hugo)  (Amazon詳細ページ)

 プロペラのついたユニークな機関車。彼はとても速く走ることができ、回転するプロペラは乗客たちに人気がある。

 

・ハリケーン (Hurricane)  (Amazon詳細ページ)

 ・マーリン (Merlin)  (Amazon詳細ページ)

 ・フランキー (Frankie)  (Amazon詳細ページ)

 

今のところキャラクターの概要と出番が明らかになっているのはヒューゴだけ。彼は2017年春に米国で発売されるDVD『Extraordinary Engines』の物語から登場します。ちなみにextraordinaryとは、異常な、風変わりな、並外れた、とっぴななどを意味する単語。よほど奇抜な機関車たちなのでしょうか。

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現にヒューゴはプロペラがついていると紹介されています。今までにない事例の機関車ですね。プロペラ推進式の鉄道車両といえば、機関車ではないですが、個人的にドイツのシーネンツェッペリン(Schienenzeppelin)を連想させられます。1930年初頭に試験的に製造された新幹線のような見た目で後方に4枚(後に2枚に変更)羽根を持つ変な車両です。流石にヒューゴはこうはならないとは思いますが…(苦笑) 機関車(engine)と云う記述なのでダスティンのようなロータリー車の可能性も否定できません。

下部の3台ももしかすると前述のDVDに登場するキャラクターなのかもしれませんね。ただし、S17以降の短編シリーズからは毎年新登場キャラ×1(~2)、再登場キャラ×3~4が目安であることを以前サム・ウィルキンソンがインタビューやFacebook等で言及されていたので、新キャラの多さを考えると、このDVDが長編なのか短編なのかはまだ判断できません。

詳細な情報を入手できたら別の記事で紹介したいと思います。

 

なお、今年放送されると思われる第20シーズンではサムソンの相棒(?)のブレーキ車ブラッドフォードと、ヘンリエッタ似の客車ハンナの2台が新登場すると言われています。

では。

期待の第20シーズン遂に来る! 7/31更新

世界各国のきかんしゃトーマスファンが待ち望む第20シーズン。前作S19で(意図的に)全く触れられることのなかったナローゲージ機関車達、シドニー、サムソン、アルフィーの出番が確認されていることや、トレバーの正式な再登場に加えブレーキ車のブラッドフォードと客車のハンナが新登場、脚本家はブレナー、ファレル、ムーア、プレスマンの4人体制、『SLOTLT』で再登場したデイジーに当てるスポットライトが沢山用意されているなど、これまで数々の情報が明らかになっている中、いつになったら本編が放送されるのか一切の詳細が不明でしたが、遂に今年10月18日に米国でDVDを発売することが決定した模様です。

 

”Tinsel on the Tracks" (Amazon詳細リンク)

内容は以下のクリスマスに関連するエピソードが5話と"Christmas"という挿入歌が一つ収録されているようです。

"Letters to Santa"

  パーシーはサンタの手紙を配達する。

"The Christmas Coffeepot"

 ホリデーとスティーブンとの競争の為グリンが復元される。

"Railcar and Coaches"

 アニーとクララベルは悪事に悪事で返しても善意にならないことを学ぶ。

"Love Me Tender"

"Over the Hill"

(下二つのどちらかがマリオンが喋るクリスマスツリーを見つけるお話で、どちらかがドナルドとダグラスが2つのトラブルを起こすお話)。

 

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スコティッシュな双子の機関車ドナルドとダグラスの再登場だけでなく、なんとあのグリンもTVシリーズに進出。グリンとは外伝長編『トーマスのはじめて物語』(TAB)で新登場した、「コーヒー・ポット」と呼ばれる縦型ボイラーの小さな機関車です。原作者ウィルバート・オードリーが残した設定上の車両で4台の「コーヒー・ポット」のうちの一台を鉄道顧問のサム・ウィルキンソンがファンサービスとして名前を与えキャラ付けしたもの。(キャラクターについての紹介記事はこちらを参照)。

そのコーヒー・ポット達は設定上最終的に廃車されたと書籍に記されているので、一発屋と思われていた『TAB』のグリンも同様にED後消息が途絶えたのかと思いきやまさかの続投。再びその姿を拝めると思うと楽しみで仕方がありません。

もちろん、他のエピソードもとても楽しみです。個人的にはとくにアニクラ回とドナダグ回が気になってます。タイトルのRailcarとは恐らくデイジーの事を指すのだと思いますし、10月が待ち遠しい。

 

パッケージ画が公開したらまたこの記事を更新します。

では。

"The Great Race"の予告を見ての感想+予想+紹介 

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2月にティザートレイラーが公開した『The Great Race』(以下TGR)の正式トレイラーとメイキング映像が新たに公開されました。


"The Great Race" Trailer | Coming to a Cinema Near You | Thomas & Friends UK


The Making of “The Great Race” | Thomas & Friends UK

 

これまたすごい長編が来ましたねぇ。前回では謎だったシルエットが一気に大放出。どれも奇形で曲者ぞろいですが皆すべてモデルになった機関車が実在します。中には実在の機関車と同じ車体番号を持つ者も。

今回も改めて13台の新キャラクターについて自分なりに紹介を兼ねて感想とか予想等々を述べていきたいと思います。情報が入り次第随時更新します。

 

 

【新キャラクター】

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アシマ (Ashima) 声:ティナ・デサイ

 インド代表のタンク機関車。出場種目は入換え競争。恐いもの知らずで人の助けになることに幸せに感じる外観も中身も美しい女性機関車。他の出場者と共に誤ってソドー島に上陸し、作業員に止められて戻るが船に乗り損ねてしまい、そこで出会ったトーマスに大切なことを教える。

南部インドのニルギリ山岳鉄道「クラスX」がモデル。速度はかなり遅いがラック式レールを走行できるので危険な急勾配を登るのが得意。

[紹介動画] Ashima of India

本作のメインヒロインという立場。声も顔立ちも非常にかわいらしい。彼女の最も特徴的な部分はやはり足回り。車輪の上に車輪があります。上の車輪とピストンはラックレールを登るための歯車を動かすための物。上述の通り、彼女はカルディー・フェルの機関車と同じくスイスで製造され、歯車によってラックレールを走行できます。

 

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ラジーヴ (Rajiv) 声:なし

 インド代表の小さな古いタンク機関車。出場種目は装飾パレード。東部インド鉄道で観光客の案内をしている。

モデル機はギネスにも登録された、現役で運行している世界最古の蒸気機関車「フェアリー・クイーン」。

[紹介動画] Rajiv of India

かなり有名な機関車です。アシマ同様インドの車両ですが製造はイングランドのリーズで行われました。余談ですが実は"Rajiv"って男性名なんですよね。フェアリー・クイーン(妖精の女王)なのに男性とはこれいかに。…大人の事情かな。

 

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ヴィニー (Vinnie) 声:ジョン・シュワブ

 カナダ(北アメリカ)代表のテンダー機関車。出場種目は力比べ競争。車体番号は「6407」。頑固で怒りっぽく人一倍競争心が強い。また、非常に行儀が悪く、ショウの途中、自分に衝突したフィリップに怒り彼を執拗に追い回す。

グランド・トランク・ウェスタン(現カナディアン・ナショナル)鉄道クラスU-4b 6407号がモデル機。1942年に製造されたと思われ、1959年には廃車、解体されている。

[紹介動画] Vinnie of North America

本作のヴィランっぽい立ち位置にしてトラブルメーカーですね。顔の前に手すりがあってまるでアメフト選手のよう。いかにも速そうです。そんなヴィニーの牽引力は233.34kN。(原作のモブキャラを除き)なんと作中歴代4位の力強さを誇ります。(一位はサム)。

 

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フリーダ (Frieda) 声:テレサギャラガ

 ドイツ代表の急行列車用テンダー機関車。出場種目は力比べ競争。スピードのために造られたパワフルな彼女は、男に出来る事なら女にも出来るということを世に知らしめて来たという。滑らかで頑丈な造りの流線型機関車で青いボディの彼女は劇中でしばしばゴードンに間違われる。車体番号は「409」。

ドイツ連邦鉄道(DB)クラス10がモデル。最高速度は時速160キロ。

[紹介動画] Frieda of Germany

なかなかの美女ですな。実機は「ブラックスワン」という愛称で親しまれているそうです。フリーダは青だから…「ブルースワン」か? ところで、このプロモのフリーダ、スカート辺りに塗装されてる国旗おかしくないですか…。

 

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ジーナ (Gina) 声:テレサギャラガ

 イタリア代表の小さなタンク機関車。出場種目は入換え競争。愛らしくスマートの彼女の見た目とは裏腹に鋭くパンチが効いている。

モデル機は北ミラノ鉄道(FNM)200クラス。

[紹介動画] Gina of Italy

パーシーよりも小さいけど気高さが感じ取られます。何よりも可愛い。速度は時速60キロと意外とすばやく移動できます。彼女の出場する種目ではその機敏な動きで活躍してくれるのかな。

 

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エティエンヌ (Ètienne) 声:ロブ・ラックストロー

 フランス代表の電気機関車。出場種目は大競争。礼儀正しく紳士的な性格。上唇にはちょびひげを蓄えている。

モデル機はフランス国鉄(SNCF)BB 9004電気機関車。それぞれ1952年、1954年にパリで製造。現在9004号のみミュルーズのシテ・デュ・トランで保存されている。実機の最高速度はなんと時速331キロを誇る。

[紹介動画] Etienne of Franch

トレイラーではスペンサー、ゴードン、アクセル、スコッツマンらと競争している姿が確認できます。圧倒的な速度を誇る彼だけれどもはたして結果はいかに。

ついに直流電気機関車が初登場しましたね。確かに集電装置を付けた電気機関車は初めてですがそう珍しいことではありません。元よりソドー島にも電化区間は存在します。が、本作ではイングランド本土の本線上で競争するみたいです。これを機にS21辺りで原作設定からピール・ゴッドレッド線の機関車や電車が登場してくれたら嬉しいのだけどなぁ。

 

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ヨンバオ (Yong Bao 勇寶) 声:なし

 中華人民共和国代表の旅客専用のテンダー機関車。出場種目は装飾パレード。誠実で親切。大きさもパワーも最強ではないが、かつての事故で何百人もの乗客を救ったことがある賢い機関車。龍のエムブレムと幸福を象徴とした赤いボディは彼の勇敢さを祝福するために塗装されたもの。テンダーには虎が描かれている。

モデル機は中国国鉄人民型蒸気機関車

[紹介動画] Yong Bao of China

漢字だと勇寶と表現します。「勇敢な宝」という意味です。人民型(RMクラス)はかつて来日、日本で保存されていたこともある機関車です。実機とは打って変わってカラフルな塗装を施されていて煙突に飾られた龍のエムブレムが特徴的ですね。中国人らしい優しげな顔立ちといい、立派な設定といい、ヒロより好きかも。ともあれ是非ヒロとは仲良くしていただきたいところですが、ソドー島に滞在する時間はさほど長くないどころか台詞もない様子…。

 

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カルロス (Calros) 声:デヴィッド・ベデラ

 メキシコ代表のテンダー機関車。出場種目は装飾パレード。車体番号は「903」。いつも笑顔を絶やさない。むかし、一番最初のグレート・レイルウェイ・ショウにて力比べ競争で優勝した実績を持つ誇り高き蒸気機関車

モデル機はメキシコ国鉄(NdeM)クラスGR-3「ラ・フィデーリタ」。同車体番号の実機は1910年にアメリカのボールドウィン社で製造され、現在はグアナファトのアカンバロで静態保存されている。

[紹介動画] Calros of Mexico

上述のエティエンヌやヨン・バオらに対して、色も番号も実機と全く一緒で忠実なデザインですね。見た目的にも性格的にも安心感があります。今のところ。

 

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シェイン (Shane) 声:なし

 オーストラリア代表のテンダー機関車。出場種目は力比べ競争。車体番号は「520」。屈託のない性格で親しみやすくこれまで数多くの友達を作ってきた。

サウス・オーストラリア鉄道クラス520「サー・マルコム・バークレー・ハーヴェイ」がモデル。同車体番号(クラス)の実機は1943年11月10日にロンドン北部のイズリントン鉄道で製造された。"Whispering Giant”(巨人のささやき)という愛称で親しまれている。

[紹介動画] Shane of Australia

クラス520を保存しているSteamRanger遺産鉄道の創設者ディーン・ハーヴェイはこの利点をスピードと持久力と語っています。牽引力は145kNとそこそこ強い。実機の性能が劇中でどれだけ活きているか、ちょっと気になります。

 

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ラウル (Raul) 声:ロブ・ラックストロー

 ブラジル代表の入換用蒸気機関車。出場種目は入換え競争。車体番号は「166」。非常に機敏で、力強く、一度レイルウェイ・ショーでチャンピオンになった経験があり彼の鉄道では仲間から尊敬されている。キャブにある縦型のボイラーが特徴。

モデル機は1931年に製造され、クルゼイロのアムステド・マキシオン製鉄所で入換え機として働くセンチネル8398(166)号。広軌の線路を走行できる設計となっている。なお実機は同型の8399(167)号と共に2014年10月31日に引退、ブラジル保存鉄道協会(ABPF)により静態保存されている。

[紹介動画] Raul of Brazil

鉄道ショウの種目はスピードを競うだけではありません。力の強さ、作業の速さも競われます。紹介動画やBBCでは7109号がモデルと表記されたり、同じくセンチネル製のローガン(7109)に酷似していますが全く別物の車両です。ちなみに彼もラジーヴやシェーン同様イングランドで製造された機関車になります。

 

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アクセル (Axel) 声:ロブ・ラックストロー

 ベルギー代表のテンダー機関車。出場種目は大競争。余裕そうに見えるくらい冷静。彼の美貌とスタイルは多くの蒸気機関車ファンを圧倒させてきた。

モデル機はベルギー国鉄12形アトランティック型。(1938年に6両製造)。僅か3分間で毎時140キロの速度で走行できる。1939年5月には同型の12,002号が165キロを記録。

[紹介動画] Axel of Belgium

顔だけでもピ●サー映画に出てきそう…と思ったのは僕だけじゃないはず(笑) 動画を見た感じだとなんとなくキザっぽい印象です。この12形機関車は優秀なのに戦争によって少し悲しい運命をたどってきたようなのでこの大競争で思う存分全力疾走してほしいところだ。

 

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イワン (Ivan) 声:ボブ・ゴールディング

 ロシア代表の入換用ディーゼル機関車。出場種目は入換え競争。意地悪そうに見えるが皆を笑顔にさせるのが得意。まさにカリスマ的コメディアン。今年のショウに参加する機関車で唯一のディーゼル機関車だが彼は自分自身を誇りに思っている。

モデル機はTΓM23。動輪の間のジャック軸が特徴。

[紹介動画] Ivan of Russia

ロシアではかなり一般的なディーゼルシャンターらしくこれといった特徴はないのでとくに感想が浮かんできません。TGM23にはA, B, V, Dと4種類の形式が存在しますがイワンはそのうちのどれに当たるのでしょうかね。悪そうな見た目とは裏腹にまさかのコメディアンという強い個性を持っているので、この性格の活用法に期待。チャーリーよりも面白いギャグをお願いします。

 

 

【再登場・原作からのゲストキャラクター】

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フライング・スコッツマン (Flying Scotsman) 声: ルーファス・ジョーンズ

 イングランド代表のテンダー機関車でゴードンの兄弟。出場種目は大競争イングランドで行われるグレート・レイルウェイ・ショウに参加することをトーマスたちに知らせに再びソドー島へやってきた。

車体番号は「4472」でモデル機はロンドン・ノース・イースタン鉄道(LNER)クラスA3 No.4472本人。1934年には初めて毎時100マイル(時速160キロ)を達成。

[紹介動画] The Flying Scotsman

彼の事はご存知の方もかなり多いでしょう。S03では予算の都合上、別キャラ設定でテンダーのみの登場でしたが、ついに、ついに正式に物語に登場。ジャーマンデフと原作で印象深いダブルテンダーを装備しレースに出場します。きちんと兄弟設定も用いて。実機も長いオーバーホールを経て今年線路に復帰しましたし非常にナイスなタイミング。劇中でどのような活躍を繰り広げてくれるのか期待が高まります。

 

 

【ソドー島、その他の出場者】

トーマス 声:ジョン・ハスラー

 好奇心旺盛なタンク機関車で本作の主人公。グレート・レイルウェイ・ショウに出場する機関車たちに憧れて流線型になろうとしたり、アシマのように色とりどりのボディに塗装しようとするが…

[紹介動画] Thomas of Sodor

 

パーシー 声:ナイジェル・ピルキントン

 悪戯好きのサドルタンク機関車。もともと入換え競争に出場する予定だったが…? 

[紹介動画] Percy of Sodor

 

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ゴードン 声:キース・ウィッカム

 威張りん坊の急行列車用テンダー機関車。出場種目は大競争。ハット卿の勧めで空気抵抗を抑えるため流線型のカバーを装着、自らを"シューティング・スター"と名乗り、満を持して参戦と思いきや……?

[紹介動画] Shooting Star Gordon of Sodor

 

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ヘンリー 声:キース・ウィッカム

 少し心配性な大型テンダー機関車。出場種目は力比べ競争

[紹介動画] Henry of Sodor

 

ジェームス 声:キース・ウィッカム

 赤いボディが自慢のテンダー機関車。出場種目は装飾パレード

 

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エミリー 声:テレサギャラガ

 大きな車輪が特徴のテンダー機関車。出場種目は装飾パレード。ハット卿の命令で彼女の大好きな花や蔦などの植物を模したデザインで着飾り嬉々として出場する。

[紹介動画] Emily of Sodor

 

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フィリップ 声:ラスムス・ハーディカー

 バイタリティ溢れる小型のボックスキャブ・ディーゼル。ソドーチームのマスコット的存在。ランプに旗を立てフラッグキャリアとして仲間を会場までサポートするが…

[紹介動画] Philip of Sodor

 

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スペンサー 声:マット・ウィルキンソン

 イングランド代表。ボックスフォード公爵夫妻専用のテンダー機関車。大競争に出場し同じ鉄道出身のゴードンやフライング・スコッツマンらと競う。

[紹介動画] Spencer of UK

 

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ヒロ(?) 声:なし

 日本代表の大きなテンダー機関車。殆ど出番はないが力比べ競争に挑むようだ。

 

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スティーブン 声:ボブ・ゴールディング

 かつてロケットと呼ばれた世界最古の蒸気機関車の一台。ショウの出場者ではないが、ブラスバンドを客車に乗せて装飾パレードの先頭を担う。

 

 

【グレート・レイルウェイ・ショウの種目】

大競争 (The Great Race)

  選ばれた5台の機関車から成り立つ競争。サーキット場のような楕円形コースで誰が一番速くゴールラインに辿り着けるか、スピードを競う。出場者はゴードン、フライング・スコッツマン、スペンサー、アクセル、エティエンヌの5台。

装飾パレード (The Best Decorated Engine Parade)

  タレントショーと思わしき種目。鉄道ショウにおける唯一の競争ではないイベント。ユニークに着飾られた5台の機関車から、一番美しい機関車が優勝する。出場者はジェームス、エミリー、ラジーヴ、カルロス、ヨンバオの5台。

力比べ競争 (The Strongest Engine Race)

  とてつもなく重い列車を牽いて5台の機関車のパワーを競うイベント。もちろん最も強い機関車が優勝候補だ。出場者はヘンリー、ヒロ、シェーン、ヴィニー、フリーダの5台。

入換え競争 (The Shunting Competition)

  その名の通り貨車の入換えの素早さを競うイベント。信号手にポイントを切り替えてもらいながら貨車を最も多く、最もすばやく入換えられた機関車の勝ち。出場者はトーマス、アシマ、ジーナ、ラウル、イワンの5台。

 

 

【その他】

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本作の舞台、レース会場はイギリス本土と思われます。沢山のレールが敷かれていますね。モブ(?)としてクラス08ディーゼル機関車(EWS仕様)が何台か並んでいるのがいかにも本土っぽい。彼らにも人格があるみたいですが、名前はあるのかしら。

 

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ブレンダム港に船着き場出現。巨大な鉄道連絡船からショウに出場する各国の機関車たちがぞろぞろと。

 

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TV版フライング・スコッツマンとゴードンの夢のツーショット。但し本作のゴードンは彼に焼きもち焼いて不機嫌そう。いつもの姿でツーショットを飾る機会はあるのだろうか。

 

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遂にヴィカーズタウン駅がテレビシリーズに初登場。コナーとケイトリンも確認できますが…、彼らは会場までお客を運ぶためか、もしくはゴードンの代わりに急行列車として勤めるのか、ショウへの出場はしないみたいです。

 

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そしてこれがヴィカーズタウン駅の全体像。でかい!

現ナップフォード駅によく似た原作の絵とは大幅に異なり、実際にイングランドにありそうな外観の巨大な駅になってて良い味を出してますね。

 

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ディーゼルたちは木箱を使って何かをたくらんでいる様子。この光景は木製レールでも商品化されています。

 

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跳ね上がるヴィカーズタウン橋を勢いよく登って飛び出すトーマス。一体どうなってしまうのか…?

 

 

CGの質がより向上しているように見えますね。S17とS19を足したような感じ。

4曲の挿入歌は前作「Never Overlook a Little Engine」のようにトーマスたち機関車が歌ってミュージカル風に繰り広げるみたいです。そのうち3曲が予告編とメイキング映像にて判明しています。ということは日本語版が公開された暁には81プロデュースのトーマス声優陣達の華やかな歌声が聴けちゃったりするんですかね…? ワオ。

個性豊かな新キャラクターがたくさん登場し、前作同様、というか、前作以上に混乱しています。内容、アクション要素もさながら再三度申し上げますが国際的な12台の機関車たちがどのように60分強の物語に関わってくるのか、そこが一番気になるところです。某レーシングカー映画みたいなことにならなきゃいいけど…。

不安も多いけどとっても楽しみです。

 

では。

きかんしゃトーマス 第19シーズンレビュー 9

※この記事にはネタバレが含まれています。また記事の感想は個人的な意見です。

 

 

 

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S19 E06  「Very Important Sheep」

脚本:ヘレン・ファレル

内容:焦っていたパーシーは家畜車に開いた穴を確認せず出発する。

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きかんしゃトーマス 第19シーズンレビュー 8

※この記事にはネタバレが含まれています。また記事の感想は個人的な意見です。

 

 

 

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S19 E05  「Toad and the Whale」

脚本:ヘレン・ファレル

内容:打ち上げられた子クジラを救出するためトードは策を練る。

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「The Great Race」ティザートレイラー公開!

DVD『Start Your Engines』の特典で長編第12作『The Great Race』のトレーラーが公開されたようです。(動画はこちら)。

ジェームス役ロブ・ラックストローさんの実況風ナレーションで送るレース開会式仕立ての映像になっています。本編の映像こそ映りませんがワクワクする予告です。

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TGRのパッケージ。とってもかっこいいです。

トーマスの隣には新キャラクターのアシマの姿が。

上の方にいるのはフライング・スコッツマンと流線型のゴードンでしょうか。せっかく共演だというのに、青い兄がいわゆる"ひどいすがた"に変わっているせいでちょっぴり残念なような…。

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でもこれでフライング・スコッツマンの登場が確定したということになりますね。彼がどんなふうに登場してどんなふうに物語に関わっていくのか大変楽しみです。

 

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新キャラクターは以前報告した通り12台のようですが、トレイラーを確認したところレースには総勢20台の機関車たちが出場するみたいです。

蒸気、ディーゼル、種類問わず勢ぞろいで並んでいる姿は圧巻ですが果たしてどこでどのようにレースを繰り広げるのだろうか。そもそもこの会場は何処なのだろうか。

 

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このショットではシルエットですがトーマス、パーシー、エミリーを確認できます。

彼の隣にいるのはイタリア出身のジーナかな。

そして手前にいるのはS19で新登場したフィリップ!?(笑)

 

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蒸気機関車のほかにもディーゼル機関車も出場。

インドかハンガリー(?)の国旗を2本飾ったド派手…おしゃれな蒸気機関車もいますね。その奥にはアシマとジェームス。

中央にいるのはもしかして…ローガン?! と、思いきやローガンに似たの新キャラクターらしいです。びっくりしました。

豆知識としてローガンとほぼ同型の車両はセンチネル社のあるイングランドからブラジルへ渡った車両があります。色的にもラウルの可能性が高いかも…?

 

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レースの説明の際にスクロールするイラスト。

左のはパンタフラフがあるので電気機関車ですね。もしかすると、いよいよピール・ゴッドレッド線の電車たちが本編に登場するのでしょうか。そうだといいなぁ。

今回新登場するアシマなんかもモデル車両はラックレールをたどって山岳地帯を走る機関車なので登山鉄道の方もワンチャンスありそうな気がします。しかし軌間が違うのでこちらは微妙です…。

 

まだまだ謎が多い「TGR」。早く本編の映像を使った正式トレイラーかクリップ動画が観たいなと思いました。

なお、今作で初登場する12台の各新キャラクターたちは、今後YouTube公式チャンネルで個別に紹介されるそうです。楽しみ。

これからも今後の情報に注目していきたいところ。

では。

トーマスの4Dアニメ?!

SimEx-Iwerks Entertainment公式YouTubeにてあるトレイラーが公開されました。

 

www.youtube.com

"Thomas and Friends in 4-D: Bubbling Boilers"

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なんと、4D技術を使ったきかんしゃトーマスの新作アニメーションが米国で公開するそうです。(画像は公式ページより転載)

※本編映像はこちらから確認できます。UK版も視聴可能。

 

ソドー島の大きなお祝いのために荷物を運ぶトーマスは、突然クランキーのワイヤーが外れ頭上へ降ってきたシャボン液を被ってしまう。洗車せずに走っていると車輪がスリップして制御不能になりそのままウルフステッド鉱山へと突っ込んでいく…

…といった約10分程度の内容。

勿論、今秋発売予定の長編"The Great Race"とは別物です

なんといっても4Dですので観客を巻き込んだスリリングなアトラクションが待っていることでしょう。

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今年4月9日にはボストン市マサチューセッツ州科学博物館にて上映されます。

これまでトーマスの4Dアニメーションを待ち望んでいた僕にとっては大変うれしいニュースでした。是非、日本のトーマスランド3Dシアターかなんかでも上映されたらいいなと思います。

では。