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きかんしゃトーマスオタクによる雑談

きかんしゃトーマス 第17シーズンレビュー 21

※この記事にはネタバレが含まれています

 

 

 

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S17 E?? 「No More Mr. Nice Engine」 (ヒロといたずらかしゃたち)

脚本:ローラ・ボーモント&ポール・ラーソン

内容:ディーゼルはヒロに貨車を痛めつけて従わせる方法を教えるが、親切で丁寧なヒロは納得いかない。

 

【高評価点】

・ヒロの親切な性格と、ディーゼルの意地悪な性格がよく活かされている。

・また、ヒロとディーゼルの性能も活かされている。

・全体的にBGMがかっこいい。

 

【低評価点】

・食料の運び方が非衛生すぎる。

・今回もルートが不明。

 

【その他、面白かった点や小ネタ】

・AUS、日本で先行放送。UK、USではTV未放送。

・ヒロとディーゼルが主役。ありそうでなかった真っ黒同士の組み合わせ。

・カモが横断するのを待ったり、洗車をトーマスに譲る優しいヒロ。

・TVシリーズで久しぶりにちゃんとした台詞を発したり、ふざけたり、悪戯する貨車たち。

・貨車に体当たりしまくるディーゼル

・貨車にまで挨拶をするヒロ。

・「私は鉄道の達人だから」と自分を評しまくるヒロ。

・車体を揺らして走るいたずら貨車たち。

・この回で初めて貨車の扉が開く。

・ハット卿のトラウザーズがミルクでびしゃびしゃになる。

・「礼儀正しく、優しく」がモットーなヒロ。

・退屈している貨車の隣にカモがやってきて、貨車が嬉しそうにするシーンがある。

・初登場時からまったく成長していないディーゼル

・ヒロ「よく反省するがいい!」

・エドワードが3,4番線の間で本体だけ後ろ向きになっているシーンがある(CGミス)。

・ハット卿「まただ~!」

・今度はクリームまみれになるハット卿。

・初めて事故を起こすヒロ(ディーゼルのせい)。

・主人を守ろうとしないハット卿の付き人たち。

・事が過ぎると、そそくさと去っていく作業員たち。

・初めて感情を露わにする、ハット卿の付き人たち。

・逃げようとするディーゼルを挟み撃ちするトーマス。

ディーゼル、ヒロから貨車の扱い方を学ぶ。

ディーゼル「いい子たちだ、よく走ってる」(貨車に対して)。

 

 

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いたずら貨車たち。S12以来、ちゃんとした台詞を発したり、(TVシリーズとしては)久しぶりに悪戯もする。多彩な変化を繰り広げる表情にも注目。 

 

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ヒロとディーゼルが会話している時、左側をよく見ると、退屈している貨車の隣にカモがやってきて、その貨車が嬉しそうにカモを見つめるシーンがある。映像を隅から隅まで細かく見ていると、こんな小ネタが発見できます。

 

 

【感想】

  久しぶりの21話以降。これらはUK,USともに未放送で、DVD『Spills & Thrills』のみの収録となっています。そのためこれらがS17の何話目なのかは不明ですが、とりあえずAUS,日本版の放送順(共通)で記事を書いていきます。

 

 ヒロの性能と性格の説明から始まる。今期二度目のヒロ主役回ですよ。びっくりだね。それにしてもこのヒロのテーマ(?)は本当に聞きやすくて飽きない。僕の大好きなきかんしゃBGMの一つです。線路を横断するカモさんたちを待ってあげたり、洗車場をトーマスに譲ってあげたりするヒロ。とっても親切です。

そんなヒロとは対照的な性格の持ち主、ディーゼルも主役。なんと今回はヒロとディーゼルが絡む話。今までありそうでなかったこのコンビネーション、この情報を初めて知った時はとてもワクワクしていました。

更にいたずら貨車たちも復活。顔芸をしてふざける貨車たちがかわいい!そんな彼らをドスン、ガシャンと乱暴に入れ替える黒鼬こといじわるディーゼル。エドワードが注意するも、"痛めつけて従わせて、誰が偉いかわからせる"のが良いと主張するディーゼルは聞く耳持たず。パーシーでさえ学習して成長しているのに、こいつは相変わらずだな。

暫くしてヒロが、食堂で使うパンやミルク、バターなどを受け取るため操車場に到着。意地悪なディーゼルにも、バカで下等ないたずら貨車たちにも「おはよう」と挨拶をするヒロ。典型的な日本人ってところでしょうか。海外から見た日本みたいな。ここまで礼儀正しい人も最近はそう見かけないですけどね。そんなヒロを気に食わなそうに見るディーゼル。誰が偉いかわからせるために貨車に思いっきり体当たり。脱線する、脱線する。しかしヒロは"礼儀正しく、優しく"がモットー。「私は鉄道の達人だからね」と言って、落ち着きながら出発。自慢か?ナルシストか? でも、先ほどの体当たりでミルクがこぼれていたことには誰も気づかない。しかし食料の運び方が非衛生的だなぁ…。パンとかめちゃくちゃ雑だし、無蓋車に食材がむき出しになっているのはどうなんだ。ハエがたかるぞ。せめて蓋か何かをしようよ。

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ナップフォード駅で食材を待っていたハット卿。ヒロが到着すると彼の気分はウキウキ。朝食かな? ここでシリーズ中初めて貨車の扉が開き、中からパン、バター、チーズを作業員たちが降ろし始める。無蓋車の扉ってここにあったんですねぇ。今までこうやって取り出してたんだなぁ…。「ミルクを忘れてはいかん」と、取っ手を回し、牛乳瓶が入った無蓋車の扉を開けるハット卿。大量の瓶からミルクが溢れ出し、彼のトラウザーがびしょびしょに。うわぁ、ミルクがかかるって嫌ですよねぇ。くさそー。この事故はディーゼルのミスなのだけど、ヒロもハット卿もそれを知らない。ハット卿はヒロを叱り、申し訳なく思ったヒロは落ち込んでしまう。

 

今度はクリームやバターを受け取る為に港へ。ハット卿に叱られて落ち込んだヒロに声をかけるディーゼル。ヒロから事故の話を聞いて、「いたずら貨車は厄介な連中だ、乱暴にして言うことを聞かせなきゃだめだ」と主張。そんな考えに納得いかないヒロは、「そんな方法は間違っている。いつだって礼儀正しく、優しくするのが一番だ」と答え、貨車を連結。自分の方が正しいと思っているディーゼルは、彼も自分に従わせようと意地悪を実行する。なんてやつだ。そこで、彼はブレーキ車の代わりに一番後ろの車両に連結し、勝手にヒロの列車について行くことに。うわぁ、こいつ初登場時から何も変わってないじゃん(笑) 貨車たちがとってもかわいく見えるよ。というか可愛いんだけど。

もちろんそんなことに気付かないヒロは、いつものように落ち着いて走行。しかし、後ろのディーゼルはいたずら貨車がどんなに厄介かを知らしめるため、丘を登るヒロの列車を、ブレーキをかけてスピードを落とす。貨車たちも面白がっているので、いつもの出来事だろうと、ヒロは異変に気付かない。ヒロはとても力の強い機関車だけど、ディーゼルもヒロほどではないが力はかなり強く、引っ張られる。今回もクラス08の性能が生かされていますね。

力を振り絞って丘に到達したヒロ。今度は下り坂で思いっきり貨車たちを押すディーゼル。ヒロの列車は猛スピードでウェルズワースを通過。そんな彼らを見て唖然とするトーマス。

貨車たちが厄介だとようやく気付いたヒロだが、まだ何も言わず、常に「礼儀正しく、優しく、自分は鉄道の達人」を心がけて走る。そんな彼がますます気に食わなくなったディーゼルの意地悪心はエスカレート。まぁ「私は鉄道の達人だから」とか何度も言ってるヒロにむかつく気持ちならわかる。更に貨車たちをドスン、ガシャンとぶつけまわす。諦めの悪い貨車たちに、とうとうヒロの堪忍袋の緒が切れる。

さすがの彼も黙ってはいない。ナップフォード駅が見えると、彼は急ブレーキをかけて貨車たちにお仕置き。ところが、そのせいで無蓋車からクリーム瓶が3つ飛び出し、またしても都合よくハット卿へ…

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今度はクリームまみれになってしまった。ハット卿だけでなく、エドワードにも、ヒロにもかかってしまう。「私のトラウザーズが…」とハット卿。いやもうトラウザーどころじゃない。 それを見たディーゼルはこっそり逃げ出そうとするが、トーマスによって道が遮られる。主人公補正。ここでようやく今までの事故がディーゼルのせいであったことを皆が知る。一斉にディーゼルを睨む。無感情と定評のあるハット卿の付き人も、遂に感情を露わにするほど。

もう一度貨車について学ぶため、ヒロがディーゼルの先生となって指導。「礼儀正しく、優しくすれば、いつか君も私のような、鉄道の達人になれる」と。はたしてこのディーゼルが鉄道の達人になれる日なんて来るのだろうか…。こういう子は成長すれば出世しそうだけど、ディーゼルは…うん、ないな。

 

 

なかなか面白いお話でした。BGMは終始いいし、ディーゼルとヒロの性格も活かされてるし、なによりこのコンビが新鮮で楽しかったです。僕の好きなお話の一つ。

 

 

【日本語版について】

 あとで。

 

 

総合評価:8.5/10

 

 

次回は『ソルティーはうみがすき』です。