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Z-KEN's Waste Dump

きかんしゃトーマスのレビューとかやってます

きかんしゃトーマス 第17シーズンレビュー 26

※この記事にはネタバレが含まれています。

 

 

 

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S17 E23 「The Afternoon Tea Express」 (アフタヌーンティーきゅうこう)

脚本:ローラ・ボーモント&ポール・ラーソン

内容:伯爵は彼の城でアフタヌーン・ティーの材料を集めるという特別な仕事を任せ、スティーブンは興奮する。しかしスペンサーは彼がとても古くて遅いことをからかう。

 

 

【高評価点】

・スティーブンとスペンサーの性能がよく活かされている。

・ゴードンやスペンサーに押されるシーンの迫力満点。

 

【低評価点】

・「スティーブンはソドー島でもかなり古くからいる機関車だ」と説明されているが、実際には長く生きているだけで、ソドー島には来たばかりのはず。

・スティーブンはほぼ木造で古い機関車なので、押されていたとしても速く走れるようにはできていないので、壊れていたかもしれない。また、スペンサーに押されている間、カーブで脱線してもおかしくないはず。

壊れたジャムは18個のうちたったの4つだというのに、また港へジャムを取りに戻る意味が分からない。4つの樽は特別なフレーバーだったの? そんなことより彼らの新しい服を持ってくるのが最優先じゃないの?

 

【その他、面白かった点や小ネタ】

・スティーブン主役回。

・なぜかスティーブンの煙突が黒に戻っている。イベントじゃないから?

・スティーブンを煽るスペンサー。

・スペンサー「それは馬や荷車に比べたらだろう?」

・酪農場に牛。

・スコーンの貨車とクリームの貨車が入れ替わっているシーンがある(CGミス)。

・スティーブンを待ちきれず、分岐点まで自分のスピードで押すゴードン。

・スティーブン「気を付けてくれ、私はそんなに頑丈じゃない」

・一番の被害者は機関士たち。

・なぜか停車駅であるはずのウェルズワースを通過するゴードン。

・伯爵に褒められ、スペンサーの腰を抜かしたことで自惚れ、他力本願になるスティーブン。

・トーマス、ジェームス、エミリーに押してもらうスティーブン。

・久しぶりに急行客車を牽くジェームスとエミリー。

・自分の実力でないことを正直に言わず、再びロケットと呼ばれたことでさらに他力本願に。

・歓声を上げる人々に手を振るスティーブンの機関士

・スペンサーに煽り返すスティーブン。

・速く走れるよう作られていないため、制御がきかず、車止めに衝突するスティーブン。

・ジャムまみれになる伯爵、ハット卿、その婦人。

・客車で開かれたティーパーティ

・スティーブン「びゅーん。のんびり列車のお通りだぞ~。わたしは、アフタヌーンティー急行だ」

 

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何故か煙突が黒に戻っているスティーブン。白と金色の煙突はイベント用なのか?

 

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 最速の蒸気機関車と、元最速の蒸気機関車のご対面。時代は変わっていくものだ。両者とも煽りまくり。

 

 

【感想】

  いよいよS17もこれが最後。今回はKOTRで大活躍した、スティーブンが主役。

 

 物語の初めはスティーブンの紹介から。伯爵が持つウルフステッド城へ荷物を届けたり、敷地内でお客さんの案内をするのが彼の仕事。ナレーション曰く「彼はソドー島でもかなり古くからいる機関車」と説明されているが、島に来たのはつい最近なんだよなぁ…。世界最古の機関車の一台というだけあって長生きではあるんだけども。その年式ゆえ他の機関車たちと比べると走るのがとても遅い。そのため同じ車線の機関車は、のろのろ走るスティーブンを苛々しながら待つことになる。ダイヤどうなってるの。

ある日、伯爵がスティーブンに特別な仕事を頼む。週一度、ティーパーティのためにベーカリーでスコーンを、酪農場からクリームを受け取り城まで運ぶという内容だ。ブリティッシュですなぁ。「今から私は、アフタヌーンティー急行になるんですね」とスティーブン。それを聞いたスペンサーは、「客が待たされることになるぞ」と煽る。スティーブンは対抗して「私は昔、ロケットと呼ばれていたんだ」と自慢。スペンサーは「馬や荷車に比べたらだろう?」と皮肉。確かにそうだ。そんなのとうの昔の話。正論を言われ、むっとしたスティーブンは、スペンサーに対抗心を燃やす。おいおい。

こうしてベーカリーでスコーンを、酪農場でクリームを受け取ったスティーブンは、「道を開けてくれ、アフタヌーンティー急行のお通りだ!」と誇らしげに本線を走る。栄光の競争の時の同じように、自分の最高速を出して走っているので、自分が速く走っていると思い込んでいるようだ。でも、現代では(自称)ソドー島で一番速いゴードンはそうは思わない。スティーブンの後ろでのろのろ待つことに。デジャヴですね。苛立ったゴードンはスティーブンを押して、本物の急行がどんなものかを彼に味わわせる。可愛そうに、そんな造りをされていないスティーブンは今まで走ったことないようなスピードで走らされている。機関士達も屋根がないからしがみつくのに必死。

何故か停車駅であるはずのウェルズワースを通過し、本線からウルフステッド線へ移る分岐点で、スティーブンが線路を変えられるようにスピードを落とす。自慢げなゴードンに、むっとするスティーブン。しかし駅には止まらなくて良かったのか?(

ゴードンのおかげで、思った以上に早くお城へ着いたスティーブン。そんな彼を見たスペンサーは唖然。伯爵もびっくりして「君はまさしくアフタヌーンティー急行にふさわしいな」と褒める。自分の力ではないのに、思い知ったかと言わんばかりにスペンサーを横目で見るスティーブン。負けず嫌いなんだろうな。そうは言うけど、たぶん伯爵は気付いているんじゃないかね。

それから毎週、スコーンとクリームを受け取った帰りはいつも仲間に押してもらった。ある日はトーマスに、次の週はジェームスに、また別の週ではエミリーのおしてもらった。いつも時間通りお城に届ける姿を見て、人々は歓声を上げ、また彼を「ロケット」と呼ぶようになった。本格的に他力本願になっちゃったなぁ…。機関士まで人々に手を振ってるし。一度癖になるとなんでも任せたくなる気持ちはわかりますよ。でも実力じゃないから自慢にならないんだなこれが。それにしても、スティーブンのテーマはキャッチーで良い曲ですね。この曲も、ヒロのテーマと同じくらい大好きです。

 

ある日、スティーブンはとても特別な仕事を伯爵から任される。ああ、これは失敗パターンでは。ハット卿とその夫人が午後のティーパーティに来る予定。切らしたジャムを港まで取りに行くという内容。早速貨車を取りに行くが、その日は城へ戻るとき、後ろから押してくれる仲間を見つけることができなかった。いろんな分岐点を巡ってようやく会えたのは…なんとスペンサー。罵られながらも、彼はスペンサーに後ろから押してほしいと頼むも、案の定拒否。でも賢いスティーブンは、彼がこんな反応をすることはわかっていた。「私を押して速く走るなんて、君には無理だよな」と煽り返す。すると、プライドの高いスペンサーは思わずむっとして、スティーブンの後ろにつく。こいつも相変わらず乗せられやすいなぁ。

スペンサーのスピードはエミリーやトーマス、ジェームスの比なんかではない。それどころかゴードンよりも速い。壊れないのが不思議なくらい、ものすごいスピードで走らされるスティーブン。まるで子供の用に「速いぞ速いぞー!」と騒ぐ。一番可愛そうなのは機関士たち。僕、スティーブンの機関士にはなりたくないな…。

あっという間にキャッスル駅に到着。分岐点でスペンサーが押して走るのをやめると、例によって例のごとく問題が起きた。スピードが出すぎているせいで、スティーブンは止まれない。それにこんな速く走れることを想定して造られていないので、ブレーキをかけても利かない。城内の駅前の車止めに突っ込んでしまった。

スティーブンが軽いせいか、車止めが頑丈なのか、どちらも無事。しかしその反動で、貨車に乗っていた一部の樽が空高く舞い上がり、伯爵やハット卿のところへ落下して彼らにジャムがかかってしまった。はい、お約束~。

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ジャム漬けになってしまった伯爵とハット卿夫妻。中でも伯爵の動きが面白い()。ウ~! ホンッと今期のハット卿はロクなことがないな。カンカンに怒った彼らを見て謝罪するスティーブン。素直に、今まで他の機関車に押してもらっていたことを告白。そんなスティーブンに、「ゆっくり走って信頼できるから任せたんだ。速く走る必要はない」と伯爵が教える。そうだよな、スピードは関係ないんだよ。スペンサーの煽りに乗せられなきゃこんなことにはならなかったんだよな。「これでは午後のティーパーティは無理だ」と困った表情の伯爵に、スティーブンにあるアイディアが。彼らはそれに賛成。

さっそく港でジャムを取りに戻るスティーブン。ちょっと待て、まだ貨車にまだ壊れていない樽が14個くらい残ってるはずだけど、なんで取りに戻る必要があるんだ? そんなことより彼らのシャワーを浴びさせる時間と服を持ってくるのが最優先だと思うんだけど…。まあいいや。スティーブンの考えというのは、客車でティーパーティを開くというもの。アフタヌーンティーを楽しみながら同時に観光もできるという。…なにそれ最高じゃないか。スコーンを食べるの大変そうだけどw こうしてスティーブンは、伯爵一行を乗せて車内で午後のティーパーティを開いた。乗客たちはゆっくりと静かにアフタヌーンティーと観光を楽しんだのであった。めでたしめでたし。

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うーん、面白かったけどちょっと微妙でした。S13~16のエピソードに近いものを感じたが、誰でもよくて鉄道らしさがないというわけではないので、悪くはない。他のエピソードが良すぎたのかもしれない。それと今回の話を見て思ったのは、お前(スティーブン)はKOTRで何を学んだんだ。

それでもぜるさんは、スティーブンが好きです。

 

 

【日本語版について】

いつかやる。

 

 

総合評価:3/10

 

 

17シーズン、前期と異なりとても面白かったです。後にまとめの感想をだすかも。

次回は待望の18シーズン!エドワードが主役の「Ole Reliable Edward」です!

今期では影が薄かった彼が主役ということで、とっても楽しみです。

では。