Z-KEN's Waste Dump

喋りたがりの きかんしゃトーマスオタクによる雑記

新キャラクター グリン、サム、ジュディとジェローム

少し前の謎が明らかになりました。

今回は本日判明した新キャラクターについて紹介します。

 

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グリン (Glynn)

原作出版70周年記念の外伝作品『The Adventure Begins』より登場する、縦型ボイラーの小型蒸気機関車。モデル機はヘッド・ライトソン製のコーヒー・ポット。

これまでウィルバート・オードリーの書いた設定資料書籍『The Railway Series: Surprise Packet』、『The Island of Sodor: Its People, History and Railways』等でしか確認されていなかったコーヒー・ポットがいよいよ物語に登場ということになります。

元はファークァーの支線で働く1号機だったらしく、トーマスが来島する前に側線へ追いやられ、自分と同じ車体番号を持つトーマスに支線を託した。

 

ちなみに、グリンが同じ位置づけにあるのかは不明ですが、上記の書籍では、コーヒー・ポット達はまだ若くエンジニアだった頃の初代トップハム・ハット卿によってティッドマス・ナップフォード・アンド・エルスブリッジ軽便鉄道で馬車に代わって経営のため1905~1908年の間に4台設計されたものと記されています。1914年には彼らの働く軽便鉄道が他の2つの私鉄と合併しノース・ウェスタン鉄道の一部に、1924~1925年には路線がファークァー、アノファ採石場まで拡張したが、彼らが列車を牽くには適切でないとされトーマスが転勤。彼らは以後もバックアップとして働き続けたが小さな車体とブレーキ性能が不十分なおかげで時々急勾配で制御不能になるなどして最終的に全車両廃車された。というのが原作の(出番はないが)コーヒー・ポットの設定です。

 

 

続いて、ローガンのPR用PVが公開された際同時に発表された、第二のFPオリジナルキャラクターも紹介しておきましょう。

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サム (Sam)

大きなハートと強大な牽引力を持つスーパーサイズの蒸気機関車

ビッグ・ボーイ…ではありませんでしたが、他のどの機関車よりも巨大で、足回りのキモいピストンシリンダーや車輪がいっぱいあるシンプル・アーティキュレーテッド(関節)式の機関車。その大きさはなんと貨車4台分。

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また、車体番号が「906」なので、米バージニアン鉄道のブルーリッジ型906号(車軸配置2-6-6-6)がモデルですね。

う~ん、ローガンといいものすごくゴツイなぁ…。イラストだと顔キモいけど、CG版はかっこいいですね。このサムもローガン同様木製レールオンリーのキャラクターのようなので、本編には登場しないとみていいでしょう。(というか登場してほしくない)。

サムのPR動画はこちらを参照。

 

 

 最後に、こちらのキャラクターを紹介します。

 

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 ジュディ  ジェローム(Judy & Jerome)

グリン同様『The Adventure Begins』で初登場する、2台の蒸気クレーン車。普段は操車場の隅で鼾をかいて熟睡しているけど、起こされると緊急事態と勘違いして飛び起きるほど事件や事故には敏感。

まさかまさかの模型期に出てきた深緑クレーンに人格が。とても面白いキャラのようなので、今後も続投してくれたら嬉しい。

 

ぜるさんはジュディとジェロームの今後に期待します。

3月3日も過ぎ、US版のTABが発売されましたね。『汽車のえほん』70周年に相応しい、素晴らしい作品でした。とくに初期のトーマスがお好きな方は必見です。

ちなみに、TABの売り上げが良ければ続編を制作するかもしれないとのことなので、もし日本でも発売されたらこちらも即座に購入するつもりです。

では。