Z-KEN's Waste Dump

喋りたがりの きかんしゃトーマスオタクによる雑記

きかんしゃトーマスレビューの観方について

 本当に今更ですが、私の書くレビューの観方、評価の基準、意図についてを個別記事で話していこうと思います。

 

 

【表記、語録について】

●原語版、UK版 - イギリス英語音声のオリジナル。基本的に、私はイギリスを英国かUKと呼びます。

●US版 - アメリカ英語音声。米国と呼んだりもします。

●吹替版 - ここでは日本語吹替え音声のことを差します。

●S -  シリーズの事。(例: S1, S20)。※Wikipedia等では"シーズン"と表記されていますが、英国と日本共々公式で"シリーズ"(Series)表記なのでそれに従っています。

●E - エピソードの事。順番は英国の番組表の情報に従っています。(例: E01, E26)

●長編 - 60~85分枠のいわゆる劇場版。(不服ながら)45分の『トーマスのはじめて物語』も一応ここに入れています。

●中編 - 17~22分枠のスペシャルの事。劇場公開した『チャオ! とんでうたってディスカバリー!!』収録の3タイトル、『おいでよ! 未来の発明ショー』収録の2タイトル、『じょおうへいかのきかんしゃ』がこれに当てはまります。

●短編 - TV放送される通常の5~11分枠の番組本編の事。

●挿入歌 - 劇中で流れる、或いはシリーズに設けられた歌。

●『TATMR』『CAE』『TGD』『HOTR』『MIR』『DOTD』『BMM』『KOTR』『TOTB』『TAB』『SLOTLT』『TGR』『JBS』『BWBA』 - それぞれ長編作品の原題のイニシャル。例えば『TGR』は『The Great Race (走れ! 世界のなかまたち)』を差します。*1

●テーマ - 第22シリーズ以降のレビューに設けた項目。前後のトーマスによる教訓の解説の事です。

●チェックポイント - レビューの項目の一つ。特に注目してほしい小ネタや、評価基準に値しないツッコミはこの項目で行います。

●ぜるさん - 私の事です。本名は"ぜる けんじ"(是瑠 健治)と云います。6割ウソです。

 

 

 

【自分のやり方と目的】

 目的。ぶっちゃけ趣味ですね…。一つの物事を研究して語らないと気が済まないタチなものでして。

 TV版及び原作のオリジナルは、制作が行われているイギリス即ちUK版に該当します。私は幼少から日本語吹替え版で育ってきたマニアですが、吹替え版だと口の動きや尺に合わせる関係で、伝えたい一語一句が省略されたり、ニュアンスが異なる事例が存在するので基本的に参考にしていません。独学で英語を勉強しながら、そのエピソードで本当に伝えている事を翻訳して、英語が判らない日本人の為に豆知識を提示したり、10または20段階の評価でエピソードの面白さを個人の判断で見定めています。

 私としては自分の雑記ないし備忘録のように使っていますが、豆知識が多くのトーマスファンやマニアの参考になれれば幸いですし、良いところを見つけて紹介するのも、趣味の一つなので、それまで新しいシリーズに偏見を持っていた人の興味が魅かれればもっと良いと思っています。あくまで強制は致しませんが…。

 

 また、新情報の記事も然り、より正確に伝えるために、信憑性の高いサイトからソースを得ています。知名度が高くとも常にガセが飛び交うWikipediaや、"きし●のえほんwiki*"に負けない情報力で攻めていく所存です。

(※本当に常々思うのですが、これら二つのサイトは辞典としては不安定で、前者のWikipediaは時々、私もZelukenjiとして、閲覧者に誤解が広まらないよう、ガセ情報を削除したり修正する際に編集してはいるのですが、主に後者は、知識を蓄える理由なら極力参考にしない事を推奨します)。

 

 そして、記事の内容は私個人の意見であって、私自身も他のファンの代表者でも代弁者でもありません。当然トーマスファン全体が私と同じ意見を持っているわけではありません。

現に時々Twitterで他の同類から(主に保守的・利己的な理由で)反感を持たれます(笑)

私自身に微塵もダメージ無いですけどね!

 ただ、私もまだ未熟な身で、時々私欲全開で強めにネガティブな記事を書いたり、うまく客観視できず感情的になることがあるので、寄せられた指摘にも対応して、そう言った欠点を補うように考えていくつもりです。

このブログも割かし知名度があるし、ただでさえ新しいシリーズを否定したがる界隈を盛り上げたり、新規の層の妨げになるなんてことが無いようにしたいところ。

 

 これは私個人の話になります。

いつもコメントをありがたく読ませていただいています。だけど、コメントによっては返しに困ったり、返信を考えているうちにし忘れたりするなど、返せない場合がありますので、ご容赦ください。

また、私自身、いろんな人の意見が観たいのでコメント一覧を開放していますが、価値観を押し付けたり、特定のキャラクターや実在の会社及び人物への誹謗中傷、特定のキャラクターを持ち上げるために別のキャラクターを下げるなどの行為は、出来るだけ遠慮していただけると幸いです。主張したくて堪らない人にはブログ開設を推奨します。

 

 

 

【評価基準】

 感覚です。でも、特に大きく取り上げているのはシナリオの面白さキャラクター活用と相互作用道徳の価値です。軽度のCGミスや、模型期で謂うところの顔が剥がれているなどの粗探しとなるものは評価に関係しません。

 なお、その作品らしさ子供のための娯楽を大前提に考えており、2017年以降のレビューでは基本的に古参のファンサービスを対象外としています*2。また、シリーズによって、その時のプロジェクトの方針と需要を重点に置いて考えています。

☆3つが高、☆2つが普通、☆1つが低と、それぞれ3種類の☆の評価、それを上回る素晴らしさの場合は水色文字でAMAZING, BRILLIANT等を付け、下回る酷さだった場合赤色文字でBORING, BAD, NOTHINGを付けます。

 

●全体的な面白さ - シナリオの構成、または単純に面白かったら上げて、面白くなかったら下げています。

●鉄道らしさ - 作品の特徴の一つである鉄道要素が物語に活きているかを見ています。道路のキャラで行えることを鉄道キャラが行っていた場合は下げる事もありますが、主題が鉄道以外に焦点を当てたプロットはオーケーとします。

●キャラ活用 - 各キャラクターの初期からある設定と性格と、これまでの経験で得たその成長がどれだけ物語に活きているかを見ています。何らかの良い開発が行われた場合にも上げることがあります。役割に当たり障りが無いと感じた場合は☆2か☆1に下げます。

●BGMの良さ - 音楽がどれだけ良かったかを指しています。

●アニメーション - 美術と技術を含めてアニメーションの良さを指しています。

●道徳教育面 - 子供にとって良い教訓と道徳の価値があるかを見ています。基本的に脚本家が伝えようとしているテーマとメッセージのみに焦点を当てていて、キャラクター個々の台詞等は視野に入れていません。

(●リアリティ) - 作品の特徴の一つである動作のリアリズムが働いているかを見ています。TV版の方針に伴い、2018年以降のレビューでは不要と判断して設けていません。現在、リアリズムが働いてなくても構いませんが、「あれば素晴らしい」程度には思っています。

 

 

 

【総合評価】

 これも殆ど感じたままに点けているのですが、それぞれに若干の意図があります。

10点: 最高品質(Brilliant) - シナリオ構造、キャラクター、道徳に関して文句なしの満点。特に感銘を受けた物に最高評価の10点を点けています。

9点: 素晴らしい(Amazing) - 構造がシンプルで、キャラクターにもいくつかの欠陥があるかもしれないものの、非常に良かった物に点けます。

8点: とても良い(Very good) - シナリオ構造、キャラクター、道徳のいずれかが欠けていても、そのうちのいずれかがかなり良かった場合。

7点: 良い(Good) - 取り組み自体はまともだと感じた場合。

6点: 申し分ない(Alright) - 平凡だけどそれ以上に良いと感じた場合。

5点: 平凡、判らない(Ok, Meh) - いわば普通です。良いか悪いか判断しきれない時に付けることもあります。

4点: 悪くない(Not good) - 平凡だけどそれ以上に悪いと感じた場合。

3点: 悪い(Bad) - 基準のいずれかが悪いと感じても、利点をわずかに残している場合。

2点: とても悪い(Very Bad) - 上述より悪い場合。

1点: くだらない(Poor) - 上述より更に悪い場合。

0点: 全く面白くない(Boring) - 何らかの不幸か、努力の欠陥か、シナリオ、キャラクター、道徳全てが理に適っておらず、全体を通して退屈に感じた場合。

 

[マイナス点について]

 0点以上に悪いと思った場合、-10点以外は、感じたままに評価を下げています。

-1点から-3点: 酷い(Awful)

-4点から-6点: とても酷い(Terrible)

-7点から-9点: 最悪(Really Worst)

-10点: 極悪(Atrocious) - 内容が心底つまらなかったり、客観的に見てキャラの扱いが完全に悪かったり、擁護する箇所も一切無く救いようがない場合や、子供にとって有害な道徳が含まれる場合、この点数を付けます。

 

 

 

【文字の色】

 私が書く長文の中で特に注目を集めたいときに使います。色にはそれぞれに意味を持たせています。

水色: 高評価に値するもの。いわゆるPRO。

青色: 高評価の部分に影響しないが、良いと感じた物。良い小ネタ。

赤色: 低評価に値するもの。いわゆるCON。

紫色: 低評価の部分に影響しないが、悪いと感じた物。nitpick(粗探し)。

黄緑色: エピソードに対する改善の提案など。

 

 

 

 こんなところでしょうか。それから注意書きをもう一つ。私は原則として考察を行いません。というか出来ません。いやマジで。ごめん!!!

 時に厳しい評価をすることもありますが、画面の向こうでは楽観的にヘラヘラしていて、割と純粋に楽しんでいます。その辺は普段のTwitter観ていただく方が早いかと(笑)

まあ堅物なことに変わりは無いので、私の自己満足を大前提に、読んでて楽しい記事が書けるように努めたいです。そういう記事書ける人が率直に言って羨ましいなあ!!

 他にご不明な点がありましたら追記しておきますので、コメントかTwitterのリプライ、質問箱等で教えてください。

では。

*1:左から『魔法の線路』『みんなあつまれ! しゅっぱつしんこう』『トーマスをすくえ!! ミステリーマウンテン』『伝説の英雄』『ミスティアイランド レスキュー大作戦!!』『ディーゼル10の逆襲』『ブルーマウンテンの謎』『キング・オブ・ザ・レイルウェイ トーマスと失われた王冠』『勇者とソドー島の怪物』『トーマスのはじめて物語』『探せ! 謎の海賊船と失われた宝物』『走れ! 世界のなかまたち』『とびだせ! 友情の大冒険』『Go! Go! 地球まるごとアドベンチャー

*2:ターゲットの年齢層に倣って、例によっては古参の為の諄いファンサービスを低評価に入れる場合もあります。