Z-LUMI's Waste Dump

喋りたがりの きかんしゃトーマスオタクによる雑記

Really Helpful Enginsを観てわかったこと・判明したこと・そして感じたこと

 どうも、『空の軌跡 the 2nd』を遊んでますます時間が消えていくぜるさんです。

 それはさておき、皆さんは今月17日に米Thomas & Friends公式YouTubeチャンネルで公開された新番組『Thomas & Friends: Railway Stories』(以下、『TFRS』と略します)の最初のスペシャル『Really Helpful Engines』はご覧になりましたか? 30分とサクッと観れること、テンポの良さ、そしてデザインに慣れようと思って、ぜるさんはもう何十回も繰り返し視聴しています。

めでたいことに、1週間で300万回再生されるなど、かなり注目が集まっていますね。

 

youtu.be

 

 一応、リンクを貼っておきますが、今回はまだ観られてない人も、観た人にも、観てわかった特徴や変更点、小ネタ、そして配信後に明かされた情報などをまとめましたので、よければ参考にしてください。

 

 

【目次】

 

 

 

〜判明したこと〜

©︎Mattel

 ここでは、動画が配信された直後から出たニュースや、英語圏における番組情報、そしてキャスティングなどをまとめてご紹介します。

 

【ナレーション復活】

www.irishnews.com

 TV版では、第1シリーズから第21シリーズに至るまで、配役は変更しながらも、物語のキャラクターとは別に、絵本の読み聞かせのような"語りべ"が存在していました。英国版では第1〜2シリーズにリンゴ・スター、第3〜16シリーズではマイケル・アンジェリス、第17〜21シリーズにマーク・モランが担当。

第22シリーズから第24シリーズにかけてはこの役割をトーマス自身が担うようになり、『AEG』では表現が豊かになったためにナレーション自体が廃止されました。

 そんなナレーションが本作『TFRS』で復活しました。過去作のように、作中ずっと語るわけではありませんが、世界観の説明や、状況説明に一躍買っています。

『Really Helpful Engines』からナレーションを務めるのは、コメディ映画『クレイジー・リッチ!』(2018)や、ヒーロー映画『G.I.ジョー: 漆黒のスネークアイズ』(2021)において主演を務めたイングランド人俳優のヘンリー・ゴールディング (Henry Ewan Golding)です。まさかの大物キャストですね。

 UK版のリンゴ・スターや、日本語吹き替え版のジョン・カビラのように、渋くて落ち着いた声で語りべをしていたのが印象的です。ジョン・カビラといえば、日本語版ではどうなるのでしょうね。最後にナレーションをしたのは彼でしたが、続投するのか、それとも一新するのか。

 

 

【トーマスたちの英語版キャスティング】

〈トーマス〉

©︎Mattel

 先ほど貼ったリンクでも紹介されていますが、今回からトーマスの英語版声優もまた変わりました。『Really Helpful Engines』からトーマス役を演じるのは、ハートフォードシャー州ハーペンデン出身のハリー・スパークス (Harry Sparkes)。本作が声優デビューとなる、13歳の子役です。

 記事によれば、過去9ヶ月間のうち毎週行われた声の収録は他の生徒には秘密にしており、クラスメイトには「足の怪我の治療」に行っていたと語っています。

彼は「本当に素晴らしい気分です。小さな頃にトーマスで遊んだり、番組を見ていた自分が、今度はトーマスになれるなんて、信じられない気持ちです」、「次の世代の子どもたちが成長していく中で見ていく作品の中で、自分も関われることにワクワクしています」と、語っています。(記事より抜粋・直訳)。

 

〈ニア〉

©︎Mattel

www.bbc.com

 さらに、『Really Helpful Engines』では登場しませんでしたが、アフリカのケニアから来たタンク機関車のニア役を、エリーメイ・サイアミ (Ellie-Mae Siame)が担当することがBBCで報じられました。エリーメイは、今年で14歳になるスタッフォード在住の若手俳優です。5歳の頃から演技の仕事を始めたエリーメイのデビュー作は映画『Four Kids and It』(2020年)でした。

 BBCラジオ・ストークにて彼女は「『Thomas the Tank Engine』という作品がこれほど大きな作品だとは本当に驚きました。人気なのは知っていましたが、まさかこれほどとは……」*1

連絡が来ない、または再オーディションや台本の読み合わせによばれる程度だろうと考えていたため、「すぐにニアを演じるチャンスを与えてくれたなんて、本当に信じられない気持ちです」と語っていたそうです。(一部抜粋・直訳)。

 

 

〈ディーゼル〉

©︎Mattel

 ディーゼル役は、子役のレオ・メカム (Leo Mechem)が演じることが判明しました。こちらも『Really Helpful Engines』には未登場ですが、公開後に、イングランドのエセックスにある演劇学校Singer Stage School公式インスタグラムにて発表されました。生徒さんのようで、詳しい経歴や出身地等はわかっていません。

 

〈その他のキャスト〉

©︎Mattel

 上の画像は『Really Helpful Engines』のキャスト一覧ですが、それ以外のキャストの情報も含めて記載しておきます。中には過去作から続投したキャストもいます。

 

●ヘンリー: クリス・ウッドワース (Chris Woodworth)

●ゴードン、機関士*2: ジャンゴ・ビーヴァン (Django Bevan)

●ジェームス: ナイジェル・ピルキントン (Nigel Pilkington)*3

●パーシー: オスカー・エリオット (Oscar Elliott)

●ロージー: イリアナ・ヴァルガス・ブロック (Iliana Vargas Brock)*4

●ヒロ: トーゴ・イガワ (Togo Igawa)*5*6

●いたずら貨車たち: ライアン・デュヴァル (Ryan Duval)*7

●アニー: ホーリー・テイラー (Hollie Taylor)*8

●クララベル、女性: ジェニー・フィッツパトリック (Jenny Fitzpatrick)*9

●ブルーノ: エリオット・ガルシア (Elliott Garcia)*10

●バーティー*11、マッコールさん、整備士ほか: ローリー・バーネット (Rory Barnett)

●ディーパック: ナーナク・フローラ (Nanak Phlora)

●ハロルド: ポール・パンティング (Paul Panting)*12

●クランキー: カリーム・クロンフリ (Karim Kronfli)*13

●トップハム・ハット卿: ジーン・フォード (Gene Foad)

●子どもたち: ローワン・オールトレイン (Rowan Alltraine)

        グレタ・レイルトン (Greta Railton)

 

 バーティー、クランキー、機関士役は、公開後に投稿されたFoxy Tongue Viocesという事務所の公式Instagramにて判明しました。これらは『Really Helpful Engines』には未登場ですので、短編の公開を待つことになります。トーマス、パーシー、ロージー、ニア、ディーゼルが子役なのに対して、バーティーは大人の声優なんですね。

 ディーパック役のナーナク・フローラはロンドン生まれですが、しっかりインド系の声優さんです。名前もヒンディー語由来ですね。

 ヒロ役のトーゴ・イガワは注釈にも書きましたが、『伝説の英雄』の原語版から第24シリーズの最後の出番にかけてヒロ役を演じた日本人俳優です。再起用おめでとうございます。どういった出番になるのか気になりますね。

 ジェームス役のナイジェル・ピルキントンも、第19〜24シリーズまでにUK版のパーシー役とトレバー役を演じた声優です。まさかのジェームス役で再起用!

 ハロルド役のポール・パンティングは、英国の鉄道アニメ『チャギントン』にてアーヴィン、ピート爺さん、モーガンなど様々なキャラクターを演じた声優さんです。

 

 

【脚本家】

©︎Mattel

 これは『Really Helpful Engines』の冒頭で判明したことですが、今回は脚本家のほか、ヘッドライターとSVヘッドライターの両方がクレジットされていました。

 本作のヘッドライターを務めるのはロンドン出身のジェームズ・ハミルトン。Netflix限定のアクションファンタジーシリーズ『ジェントリー・チャウ VS. 魔界のモンスター』(2024年)や、SFコメディ『スペースドギーズ』(2021-2022年)などの作品で共同開発ならびにヘッドライターを務めた、数々の功績を持つ脚本家です。彼のウェブサイトによれば、既に過去形となっており、現在では仕事を完遂したものと考えられます。

 SVヘッドライターはエミー賞受賞のジル・コッツァターナー。PBS、Apple、Netflix、ディズニー、ニコロデオン、Smithsonianなど数多くのクライアントと仕事をし、主に教育カリキュラムに基づいた子ども向け番組の脚本を手掛けています。

 

 

【アニメーション制作】

 これもエンドクレジットで判明した情報ですが、今回アニメーションを手掛けているのは、アイルランドのダブリンに拠点を置くアニメーション会社のブラウン・バッグ・フィルムズ (Brown Bag Films)。カナダのメディア企業9 Story Media Group傘下のカナダ資本の会社で、パリ、ロサンゼルス、トロント、そして過去にマンチェスターにもアニメーション制作施設がありました。

 過去にはニコロデオンのTVシリーズ『オリビア』(2008-2010年)、ディズニージュニアの『ひらめき! ユリーカ』(2022-2023年)、Netflixの短編映画『スニーチはスニーチ』(2025年)などの35個以上のアニメーション作品を手掛けました。

今回はマテル・スタジオとヒット・エンターテインメントとの共同開発のようです。

 始めのうち、本作はAIなのではないかと疑いの目を持つファンが多く見受けられましたが、ウェブサイトによればAIを使用していないとのこと(寧ろ批判的)ですので、お間違えのないようにお願いします。

 

【短編作品について】

 ニア、ディーゼル、バーティー、クランキー、機関士などの登場が待たれる短編作品についてですが、様々な記事で明かされている通り、詳しい日程についてはわかっていませんが、2027年初頭に公開予定とのことです。英国の未就学児向け番組『Milkshake!』では今年10月に『Really Helpful Engines』を放送したのち、2027年初頭に短編の第1シリーズを放送するとあります。

 

www.youtube.com

 ヘンリー役のクリス・ウッドワースのInstagramによれば放送尺は約10分とのことです。また、ハリー・スパークスのBBCインタビューにて、第1シリーズの収録を終え、現在は第2シリーズの収録の真っ最中であることが明かされています。

現時点では第2シリーズまでが確定しているということです。『AEG』を超えるくらい長くやってくれたらいいなぁ。

 

 

〜観てわかったこと〜

 ここから先は物語の内容については触れませんが、一応ネタバレ注意としておきます。番組の特徴、変更点、小ネタや、今後についてをまとめました。また、この記事はレビューではありません。レビューは別の記事で投稿する予定です。

 

 

【過去作との連続性】

 ファンの誰もが気になっていることだと思います。第22シリーズ〜第24シリーズ、いわゆるBWBA期はリブートと題したのにも関わらず、結果的には第21シリーズ以前と連続性があり、第24シリーズまでがオリジナルのTVシリーズと言える立場でした。一方で『AEG』は公式で第25シリーズ〜第28シリーズと称されながらも、意図的に連続性は無くなっており、独自の世界観を持つソドー島として描かれたほか、過去作に出たはずのトビー、ダーシー、ウィンストンといったキャラクターは初めましてと自己紹介する形で出番がありました。

 では、『TFRS』ではどうなのか。

 まずはっきり言えるのが、過去作との連続性は無いと思います。

 

©︎Mattel

 そもそも劇中に出るかどうかもわからないチャーリー*14が性転換してそうなキャラクターデザインであること、バーティーやハロルドといった線路以外のキャラクターデザインが一新していることを考えても、別の世界線のソドー島なのだなと容易く脳内変換できます。個人的にはね。

 劇中でもこの雰囲気は感じられ、例えばトーマスが改まってソドー島の仲間のことを紹介したり、あるキャラクターの役割が少し変わっていたり、トーマスの学ぶことがかなり初歩的だったり、『AEG』の最初の長編作品よろしく彼らは当たり前のように新顔のディーパックと友達でした。これは過去作の来島時期の不明瞭なロージーやビクターと同じことかもしれませんけどね。

『AEG』同様に完全にリブートし、懐かしさを感じながらも、現代の視聴者に改めて説明していくことになる作品だと思います。

 

 

【レギュラーキャラクター】

 少なくともオープニングで確実にメインキャラクターと思われるものたちの特徴や変更点についてわかったことをまとめました。

 

〈トーマス〉

©︎Mattel

 番組全体および『Really Helpful Engines』の主人公です。Motirizedのセットのパッケージ裏面には社交的という単語が追加されている以外は生意気で図太い(bold)性格であることが記載されていますが、本作の中編では生意気なところはあまり描かれておらず、まだ世間をよく知らないティーンエイジャーのように描かれていました。

オープニング、ならびに作中では「I'm a helpful engine」や「helper」といった感じで自己紹介している辺り、とても素直で、自分に可能なら積極的に手を貸そうとする描写が見受けられました。まだ初回なのでわかりませんが、アニーとクララベルが出てない辺り、自分の支線を持つ前のトーマスなのかなと思える描写がいくつかあります。パーシー、ヘンリー、ゴードンと違って自分の専用の仕事を持っていないのか、基本的に本作では積極的に手伝いをする機関車というのが第一印象です。

劇中ではトップハム・ハット卿に「Do you now? And is there a specific job you'd like to do? (何かやってみたい仕事はあるかね?)」と尋ねられています。短編になれば変わってくるかもしれませんが、「useful」という単語を用いながら「helper」と紹介されていることからこの説はあり得るのではないかと、現状では考えられます。

 ちなみに、作中では第4の壁を破って視聴者に話しかける様子が頻繁にあります。過去には『魔法の線路』、第8〜12シリーズまでのオープニング、第22〜24シリーズの前説と道徳紹介コーナーなどでも見られた光景です。

 

 

〈パーシー〉

©︎Mattel

 トーマスの親友ということと、郵便配達が専業であること以外は、まだあまりわかっていません。彼の性格については短編になればわかるかもしれませんね。作中では、自分の仕事を気軽にトーマスに手伝ってもらおうとしたり、丘で暴走するトーマスを友達として心配し、ブルーノやディーパックと共に勇敢に助けに行くといった描写が見られ、今のところ『AEG』のように頻繁にビビり散らかすところは見られません。短編もこれが続くことを祈っています。

また、郵便配達の際に扉が閉まってるか確認しないまま出発するという、『AEG』のニアの大雑把な要素が取り入れられ、慎重さはヘンリーに奪われてるように見えました。

 そういえば、 リベットがあるのは本当に緩衝器の付け根と機関室のみになり、かなりスッキリしましたね。残念ながら砂箱の向きは修正されませんでした。

 

©︎Mattel

 それから、玩具やプロモと違って、やはりえくぼが付く描写はありませんでした。結局なんなんだこのプロモの顔は。

 

 

〈ロージー〉

©︎Mattel

 ロージーもまだほとんど性格がどんな感じなのかはわかりませんが、第21シリーズで描写された競走・ゲーム好きな部分は残されていて、客車と貨車両方とも引っ張るほか、操車場での入換え作業がやはり主な仕事のようです。このほか、故障車を真面目にティドマス機関庫に運ぶといった入換えに特化・またはレスキュー機関車として活躍する描写もありました。『AEG』のカナとBWBA期のエミリーの合いの子のような存在なのかなと予想しています。

 そうそう、過去作に無かった要素の1つとして、なぜか海外訛りの英語で喋るようになりました。出身地のアメリカ英語ですらなく、スラブ系、またはフランスなどのアクセントに近いと感じたのですが、海外の英語の発音に詳しい方がおられましたら教えてほしいです。

なぜロージーに訛りがあるのかはわかりませんが、以前、ロージーのキャラクター研究で触れたように、彼女の実機は戦後にオーストリア、中国、エジプト、フランス、イングランド、ギリシャ、イラン、イラク、イスラエル、イタリア、オランダ、パレスチナなど多数の海外に渡っていたり、彼女みたいにメインロッドが真ん中の動輪についているタイプのコピーされた機関車がユーゴスラビアに存在するのですが、もしかしたら『TFRS』のロージーは一旦そこを経由して来島したコピー機なのかもしれませんね。

 

©︎Mattel

 ロージーも同様に、玩具やプロモで見る強気なドヤ顔は未だ見受けられず、全体的に丁寧で優しい雰囲気でした。

 

 

〈ゴードン〉

©︎Mattel

 実際に視聴した方ならわかると思いますが、実は『Really Helpful Engines』のもう一台の主人公とも言えます。物語の内容ははっきり違えど、ある意味現代版の『トーマスとゴードン』とも言えそうなスタイルなんですよね。

 ゴードンは『AEG』の落ち着いた雰囲気を残しつつも、自惚れやでつい口を滑らせたり、プライドの高い性格で描かれています。自分の間違いを認めた時に他の若い仲間たちがショックを受けたのがそれを強調していますよね。自分が認めた機関車には優しくおおらかでいるのは原作っぽいとも言えます*15。

 今回は原作や従来シリーズのように、トーマスとほぼ対等な立場にあります。さすがに子役声優ではないのですが、かといっって『AEG』みたいにはっきりと大人と区分されているわけではありません。

従来シリーズ同様、急行列車を牽くのが主な仕事ですが、『Really Helpful Engines』では特別な仕事と称して貨物列車や、マッコールさんの農場から酪農配達、そしてヴィカーズタウン操車場の入換作業を嬉々として行おうとしているなど、従来シリーズに比べてかなり成熟しています。いやむしろこの成長を従来シリーズでも見たかったなぁ…。ところで大型テンダー機関車が入換作業をしなくてはいけないほどこのソドー島は機関車不足なんでしょうかね。まるで初期のようだ…。

 そうそう、玩具の色味よりは明らかに明るいですが、トーマスに比べると色が暗く、区別がつきやすくなっていましたね。

 

 

〈ヘンリー〉

©︎Mattel

 あのヘンリーが第24シリーズぶりに喋るどころか、第21シリーズぶりにレギュラーキャラクターに戻りました。おめでとう。いやあ本当にめでたい。

 

©︎Mattel 第3シリーズ『おくれたゆうびんしゃ』より

 そんなヘンリーは、『TFRS』では郵便配達のまとめ役(責任者)であるとトーマスの口から紹介されています。フライング・キッパー以外の常時の役割がある…! ここで同時に懐かしさを覚えた人もいるのではないでしょうか。そうです、第3シリーズ『おくれたゆうびんしゃ』において、ヘンリーは一度本土からパーシーの元へ郵便配達の接続をやっているんですよね。やっぱり島をパーシー1台で郵便配達するのは無理があるので、懐かしい上にかなり理にかなった選択だと思います。

 本作では物語に直接関係ない上に出番が少ししかないにも関わらず、強烈なインパクトを残していきました。第19シリーズみたいに極端な心配性に戻ったと思いきや、郵便配達の責任があるからこその極端な心配性になっているんです。何もしないでただ怖がっていたあの頃のヘンリーとは訳が違います。そして私ごとですが、彼の気持ちにめちゃくちゃ共感しました。誰かの郵便物が事故でちゃんと届かなかったら…? という心配を郵便のバイトをしてた時に何度も考えたことがありました(笑)

 私の思い描く理想のヘンリー象(原作らしさ)とはかけ離れていますが、なんだかんだで面白いキャラクターになっていそうなので短編が楽しみです。

 

©︎Mattel

 ゴードンがトーマスと色味が異なるようにヘンリーもパーシーと違うのかと思いきや、パーシーの方がパステルカラーになり、相対的にヘンリーの方が暗く見えるという感じでした。あの玩具の色味はなんだったの?

 

 

〈ジェームス〉

©︎Mattel

 実は『Really Helpful Engines』のレギュラーキャラクターの中で唯一台詞が用意されませんでした。ですので、まだどんな性格なのかはわかりませんが、ジェームズ・ハミルトンがBlueSkyで言うには自惚れや(Vain)な性格だそうです。

 車輪の中心のパーツやサイドロッドのピンが赤で塗装されてる辺り、いよいよ自分の知ってるジェームスとはかなりかけ離れてきたように感じます。煙室の手すりが黒くなってたり、緩衝器と緩衝器の間が詰められているのがちょっと残念。

 

 

〈ブルーノ〉

©︎Mattel

 ブルーノは自閉症のキャラクターというところは変わらないようです。先にも書きましたが、UK版の声優エリオット・ガルシアくんも続投でとても安心しています。

 会話する時に相手と目線を合わせられなかったり、ブレーキ車としての役割を真っ当にやろうとしたり、ダジャレを好むなど、『AEG』の彼の性格と変わったところはなさそうです。聴覚過敏と地理や運行に関するこだわりでストレスを感じるかどうかはまだ不明です。短編で明かされるかもしれませんね。

 

©︎Mattel

 また、慈善団体である自閉症啓発ネットワーク(ASAN)が本作でも続けて携わっていることがエンドクレジットで確認できました。今回も慎重に自閉症のキャラクターとしての開発が行われそうで、個人的にはかなり嬉しいところです。扱いに期待しています。

 生みの親であるダニエル・シェアストロムは本作の制作にはいませんが、『AEG』のクリエイティブプロデューサー兼ブルーノのもう一人の生みの親とも言えるモニカ・デニスが本作のコンサルティングプロデューサーとして仕事を続けられていました。ありがたい限りです。

 

 

〈トップハム・ハット卿〉

©︎Mattel

 お腹の厚みは無くなったものの、依然として太っちょではあるようです。正面から見ると、どことなく『AEG』のトップハム・ハット卿に似ていませんか?

 本作を見てすごく嬉しかったことの1つが、トップハム・ハット卿の役割でした。彼はまだ時々コメディ要素が描写されていますが、基本的には原作、従来シリーズ同様、仕事の指示を出す局長かつ、ノース・ウェスタン鉄道の機関車たちにとっての父親的存在に戻っていました。『AEG』の(一部エピソード*16を除く)なんのためにいるのかわからない人物ではなくてです!!

 機関車たちを平等に見て、機関車たちが間違ったことをしていたら叱り、正しい方向に導いてあげています。従来シリーズに比べると幾分か穏やかなようにも見えますが、威厳はまだあります。良いキャラクターに戻って本当に嬉しい限りです。服装もなんだか華やかですよね。

 

 

【新要素】

〈ディーパック〉

©︎Mattel

 クレーン車のディーパックは、先の通り、当たり前のようにトーマスたちと友達で、オープニングにもいることから、レギュラーキャラクターの1台であると考えられます。インド人名で、顔の特徴もそんな感じですが、口調はインドではなく、ロンドン訛りっぽいんですよね。声優のナーナク・フローラくんもインド系イングランド人ですので、これは意図的なのだろうと思います。現在のロンドンはインドの移民が増え、カレー文化が浸透しています。「ロンドンに行ったらまずインドカリーを食え」と現地の人から教わるほどです。なので、インド系イングランド人みたいなキャラクターがソドー島に1台2台いたって良いでしょう。

 そんなディーパックはとても良いやつでした。第一印象は礼儀正しくて気さくな性格です。友達が抱え込んでいるのを放っておけず、すかさず助けに来るほど良いやつです。良いやつすぎて今のところ浮いた特徴が無いのは『AEG』のカーリーと共通していますね。

 というのも、『AEG』のカーリーみたいに「手」のような存在を欲しているのかなと見れば見るほど思うんです。50トンほどあるはずのトーマスを頑張って持ち上げて隣の線路に移し替えたり、線路を跨いでブルーノを機関庫まで押していってあげたりと、何かと便利な役割が目立ちます。自信に満ち溢れているところを掘り下げて、短編でどうにか面白くなることを願っています。

 

 

〈女性作業員〉

©︎Mattel

 以前のCGI期では女性機関士または機関助士までしか登場しませんでしたが、ようやく女性の労働者が登場しました。劇中ではナップフォード駅、港、ウェルズワース駅、そしてティドマス機関庫で確認できます。「この番組は性差別的だ。女性労働者を増やすべきだ」と言われてからここまで本当に長かったですね。環境によってはリアルではないかもしれませんが、背景に当たり前のように描写することによって、子どもは潜在的に偏見・差別意識を抑えることができるので、重要なことです。

 とはいえ、レギュラーキャラクターの男女比が再び7:1になってるのはそれはそれで問題だと思う訳ですが、原点を意識すると仕方のないことなんですかね。

 

©︎Mattel 映画『Go!Go! 地球まるごとアドベンチャー』より

 最も、女性の作業員というものは、映画『Go!Go! 地球まるごとアドベンチャー』が初出でした。こちらはソドー島ではなく、アフリカ大陸のどこかの操車場に限定されていました。

 

©︎Mattel 第26シリーズ『タイキ・ゲーム』より

 それから、この存在を無視してはいけません。『AEG』ではソドー島に女性の整備士が登場していました。整備士のみでしたが、これは大きな一歩だったと言えるでしょう。この作品、作業員自体をほとんど見かけないので…。

 

 

〈謎の建設現場〉

©︎Mattel

 作中で重い荷物を建設現場へ運ぶ仕事がありました。本来はゴードンの特別な仕事でしたが、トーマスとディーパックが代わりにお手伝いしています。何が建設されるのかは短編でわかるのでしょうか。それとも永遠に明かされないのでしょうか。

わかりませんが、個人的にはソドー動物園の拡張工事説を考えています。

 

 

【過去作の要素】

〈トップハム・ハット卿以外の人間キャラクターも話す〉

©︎Mattel

 すでにトレイラーの時点でマッコールさんがトーマスに話しかけているので、「当たり前じゃねーか」なんて思うかもしれませんが、『AEG』の直後ですので、機関車たちが跳ねなくなった事よりも重要だと思います。そもそも『AEG』は、トップハム・ハット卿と、サンタクロースという特別な存在以外は機関車たちと話さないという脚本上のルールがありました。時々モブキャラクターが喋ったりすることはあるものの、機関車たちにはなしかけませんし、レジナルドというネーミングキャラも基本的に話さず、トップハム・ハット卿が代わりに通訳をしていました。

 今回の『TFRS』の中編ではというと、マッコールさんのみならず、第24シリーズ以前と同様に、(見てくれは作業員ですが)整備士に台詞があり、この場面ではゴードンに話しかけています。

 上述の声優情報にも記載した通り、機関士にもキャスティングされていますので、将来的に再び話すようになることも確定しています。やっぱりこうでなくっちゃね。

 

〈ナップフォード港〉

©︎Mattel

 ナップフォードの港が、第5シリーズ『みどりのくじら』ぶりに再登場です。アセットがブレンダムに似ていますが、ここにクランキーの姿はありませんし、ナレーションによってここがどこか言及されています。

 一応、第20シリーズ『サンタクロースへのてがみ』の回想シーンと、第23シリーズのパーシーのキャラクター紹介にてその一角が映像で映し出されはしましたが、いずれも1カットのみで本筋には出てきませんでした。そもそも全体像が映ること自体が初めてなのではないかと思われます。

 

©︎Mattel

原作11巻『ちびっこ機関車パーシー』より

©︎Mattel 第2シリーズ『トーマスのあたらしいともだち』より

 注目ポイントは大きく分けて2つです。奥にはナップフォード港のものと思しきプラットホームが見えます。駅舎はウェルズワースの流用ですが、第2シリーズ『トーマスとあたらしいともだち』に出てきた"新しい港"の駅にも見えませんか?

もっと言えば、原作のナップフォード港の駅に見えなくもありません。特に片側にしか駅舎が無いのはどう考えても原作を元ネタにしていますよね。駅からドック沿いに線路が一直線に伸びていますし、そこからTV版の大規模な港へ拡張されたと見られる風景にはなんとも趣があります。原作とTV版初期の良い塩梅のミックスと言えそうです。

 

©︎Mattel

©︎Mattel 第2シリーズ『おんぼろエドワード』より

 もう1つは「Sodor Shipping Co.」と書かれた会社の倉庫。ブレンダムではお馴染みの緑色ですが、初期のナップフォード港に配置された倉庫は、黄色っぽい、灰色っぽい、なんとも言えない配色でした。1992年にバンダイから発売されたTECS*17の「港の貨物区」セットではオレンジ色の配色で出ました。

 『TFRS』のナップフォード港の倉庫は、これらの配色を踏襲しているかのように思えてなりません。もしブレンダムの港が出た時は、緑色で分けられてるんじゃないかと予想しています。もしこれが合っていたら、区別としてかなり良いなと思う次第です。今回の制作スタッフもwikia確認してそうですよね。

 

 

〈水車小屋〉

©︎Mattel

©︎Gullane 劇場版『トーマスと魔法の線路』

 オープニングの中にお馴染みの水車小屋が映り込みます。形状は明らかに『魔法の線路』(2000年)のものを意識してモデリングされています。それ以外のシリーズにおける水車小屋は、CGI期含めてもっとシンプルな造りなんです。

 但し、従来シリーズでは形がどうであれ一貫して池、または湖のような場所だったのですが、本作では運河のようになっていて、それを沿うように道路が敷かれています。個人的にオーウェン・ベルのイラストを連想しました。オーウェン・ベルの描く水車小屋周りは、どれも画を賑やかにすべく、その下に線路が敷かれていることが多く、制作陣が参照しているのではと考えています。

 

 

〈ソドー吊り橋〉

©︎Mattel

©︎Mattel 劇場版『みんなあつまれ! しゅっぱつしんこう』

 ソドー吊り橋といえば『みんなあつまれ! しゅっぱつしんこう』(2005年)から初登場して以来、CGI期、『AEG』で欠かさず登場し続けたロケーションの1つです。それまで緑色の橋だったのですが、『TFRS』では赤色の橋になっています。勘の良い人なら気付いたと思いますが、これは『みんなあつまれ! しゅっぱつしんこう』の冒頭で嵐で崩落する前の状態にとても近い配色です。

まだ赤いということは、『みんなあつまれ』を経験してないトーマスたちってことになりますね。建築されている場所は絶対にクロスビーとウェルズワースの間じゃなさそう。

 

 クロンクの高架橋や3ウェイの立体交差などは前回の記事で言及しましたので、今回は割愛させていただきます。この調子でティドマス駅とか出ないかしら。

 

 

【音楽・SE】

©︎Mattel

 本作から音楽を手掛けているのはアイルランドの作曲家ダレン・ヘンリー (Darren Hendley)。テーマソングや挿入歌の作曲も手掛けています。

 新しいテーマソングには、ファンならお馴染み第1〜7シリーズの楽曲を手がけたジュニア・キャンベル (Junior Campbell)とマイク・オドネル (Mike O'Donnell)の名前がクレジットされています。

そう、今回のオープニングテーマはトレイラーにも流れていましたが、がっつりキャンベルとオドネルの作曲したメインテーマのフレーズを使った、全く新しい曲になっているんです。

 

www.youtube.com

 Apple MusicやSpotifyでサウンドトラックが配信されているので是非聴いてみてほしいです。メインフレーズだけでなくイントロからアウトロに至るまであの懐かしい音色、そしてメインフレーズを口ずさむ機関車たちの歌声がまた可愛い…!!

そういうわけで、文字通りニュースタルジーを象徴するテーマソングになりました。「Engine Roll Call」も好きだけどやっぱりこれですよね。

 但し、『トーマスのはじめて物語』と違って、全編通してキャンベルとオドネルの懐かしいフレーズのBGMが流れるのではなく、すべて新しい音楽で、キャラクターごとに新しいテーマが用意されているようです。でも、どれもどこか80年代を思わせる、謎の懐かしさを覚えます。特に港のテーマが印象的です。

 

 それから、ここからは音楽ではなくSEの話になりますが、ジュニア・キャンベルとマイク・オドネルと言えば、当初からシンセサイザーを扱う作曲家。初期のTV版のトーマスたちの汽笛の大半は、このシンセサイザーで表現された音でした。ですので、リアルな蒸気機関車の音とはどれもかけ離れているものの、耳馴染みの良い音でしたよね。

『AEG』からはパーシー、ゴードン、ニア、ウィフ、ヨンバオ、ディーゼル、ケンジの汽笛または警笛・空笛の音色が一新されましたが、本作『TFRS』では、登場する機関車たち全員が汽笛の音色が一新されています。トーマス、パーシー、ロージーの場合は『魔法の線路』よろしくオリジナルの音色にエコーをかけたような音で、ディーパックはソルティーの汎用警笛SEの流用でした。

どれもリアルというよりかは、よりおもちゃの機関車みたいな音になった印象です。

 

 

【お馴染みの間投詞の復活】

©︎Mattel

 これは日本語では関係ない話ですが、原作からTV版第24シリーズにかけてトーマスが驚いた時によく使う「Cinders and ashes!」、ゴードンが第14〜24シリーズにかけて困った時に使う「Oh, the indignity!」、そして原作以降誰もが驚いた時に使う「Bust my buffers!」といった間投詞(感嘆詞)が、再び使われるようになりました。

簡単に言えば「Oh my gosh」や「Holy s*it」を機関車が使いそうな言い回しにした間投詞で、日本語版では「Cinders and ashes!」→「うわあ!」または「大変だ、どうしよう!」、「Oh the indignity!」→「ああ、まったくなんてこった!」といった感じに意訳されています。

 『AEG』ではこれらの間投詞は使われなくなり、トーマスの場合はジーザスを略したかのような「Gee」、ゴードンの場合は「Great gears!」*18、「Bust my bumpers!」*19などのキャッチフレーズに変更されていただけに、結構嬉しい復活でした。個人的には「Great gears!」も好きなんですけどね。

 

 

【原作ネタ】

〈書籍ネタ〉

©︎Mattel

 本作のオープニングシーンの直後とエンディングでは、トーマスの絵本を開く場面から始まり、絵本を閉じて終わるという粋な演出が入っています。その際にいくつか原作ネタが仕込まれていることに気づきましたか?

 まずは、物語の幕開けに開かれるこの絵本、ファンならすぐにわかると思いますが、どう考えても原作2巻『機関車トーマス』の表紙のパロディですよね。その下にはトップハム・ハット卿が使ってる金時計もあります。

さて、この画角にまだ原作、というよりもウィルバート・オードリーの書籍ネタがあります。どれだと思いますか?

 

 正解は左端に映り込んでいるシートです。これは1958年に刊行された「Railway Map of the Island of Sodor」という、初めて手元で確認できるタイプのソドー島地図の載った書籍(?)の表紙です。劇中ではややアレンジはされてはいますが、素敵な小ネタだと思いませんか。

 

©︎Mattel

 また、絵本のページを開いた際に、一番最初にナップフォード駅の全景が描写されているのも、近年の英語版の原作絵本における最初のページを開いた時のジョン・T・ケニー、またはクライヴ・スポングの見開きイラストっぽいですし、文字は誤魔化されていますが、右下のトーマスとアニーとクララベルのシルエットや、ブリット・オールクロフトのサインとガレイン社のロゴマーク等が確認でき、細部のこだわりと本物感を演出しているんです。

 

 

〈ヴィカーズタウン機関庫〉

©︎Mattel

原作1巻『三だいの機関車』より

 ヴィカーズタウン操車場の遠景をよく見ると、原作1巻と2巻に出てきたヴィカーズタウン機関庫が存在しているのが確認できます。

 

©︎Mattel 第22シリーズ『おくれてないけどこんらん』より

 従来の第22シリーズでも出てきはしましたが、全体像は映りませんでした。今後誰かが入るのかなと思うとワクワクします。

 

 

【大まかな変更点】

〈ナップフォード駅〉

©︎Mattel

 ナップフォード駅は依然として中央駅のまま*20でしたが、元々本屋だった場所にトップハム・ハット卿のオフィスがあり、代わりにオフィスだった場所に本屋ができています。

これはゲーム『Wonders of Sodor』のナップフォード駅の特徴と一致していますね。

 

 

〈ティドマス機関庫〉

©︎Mattel

 ここも従来のTV版同様にトーマスたちの拠点である*21ということ自体は変わっていませんが、軽い修理ならソドー整備工場ではなく、機関庫で済ませられるという感じになっています。単にソドー整備工場のアセットが完成していないだけかもしれませんが、より機関庫らしくなったと感じます。また、第3シリーズの機関庫内部のように、内部の煙突が追加されて鉄道らしくなりました。

 

 

【アニメーションの表現・見た目】

©︎Mattel

 機関車たちが身振りのように車体を揺らすことも含めて、ぱっと見アーク・プロダクションとジャム・フィルド・トロントが制作した第24シリーズまでのCGI期に戻ったように見えなくもないですが、CGモデルは機関車、車両、人間、動物、レール、背景とロケーションのアセット含めてすべて一新されています。つまり、また新しく作り直しているんです。

 画風としては、被写体にピントを合わせて背景をぼかすという、より一層ジオラマ風の映りになりました。

 

©︎Mattel

 ジオラマ風ということで懐かしさを覚えるかもしれませんが、鉄道模型、または実在性のある画風とは異なり、本作ではおもちゃっぽさが強調されています。登場人物はリアルな人々みたいに自然体で動いていますが、あくまでも絵本の中の物語みたいな感じに見えます。信号機の形なんかが特にそれっぽいです。

また、『AEG』のように飛んだり跳ねたり、意図的に脱線したりなんてことはなく、あくまで機関車、自動車として一貫した動きを保っているものの、クレーン車のディーパックがトーマスを持ち上げて線路を移し替えるという動作があるように、子どもがおもちゃを遊ぶ感覚に限りなく近い何かを感じました。『AEG』に比べたら幾分か現実的でも、時々『おもちゃの国のノディ』みたいな世界観に見える時があるんです。おそらく意図的なのでしょう。

 

©︎Mattel

 トップハム・ハット卿を含む人間キャラクターは、イルミネーション作品みたいに自然な人間の動きをする、アニメと現実の合いの子のような表現にはなっていますが、従来のCGI期と異なり、リアル調ではなくなり、どちらかといえばTV版初期の人形で表現されていた時代に最も近いと言えるのではないでしょうか。

もちろん、人形になったわけではないのですが、表情やポージングがそれに近いと感じています。

 

©︎Mattel

 ソドー島は地図に忠実…ってわけでもなく、まずこの場面自体が第8〜12シリーズのイントロみたいに簡易的なものなのだろうと思います。ソドー島の一番大きな山はまずこんなに中央に聳え立っているものではないですし。

でも、周りにマン島とグレートブリテン島本土に囲まれていることが一目瞭然なのが良いですね。『AEG』では一応英国と言われつつも、生息する動物を含めてどこに存在しているのかわからないレベルでした。

 

 

〜将来の展開について〜

 ここからは、上述のわかったことを踏まえた、自分の考えについての話です。

 

【個人的な期待値】

©︎Mattel

 初期のTV版とも、以前までの2Dともまた趣が完全に違うので両者で賛否両論あると思いますが、私としてはかなり好印象を抱いており、次の展開にとても期待しています。軌道修正とも言えるニュースタルジーなリブートという点も気に入っていますし、何より描写が結構細かくて、落ち着いた調子で、安心してみられます。

例えば、ジェームスの客車を入れ換える場面では、複線ポイントレールを駆使して丁寧な入換作業が行われるほか、彼が出発する際に、走り出しのみロージーが後押ししているんです。BWBA期みたいに時間を埋めようと乱暴に突放したり、『AEG』みたいにいい加減な描写無くです。まずここが信用できるポイントの1つだと確信しています。

 『Really Helpful Engines』の脚本も、言ってしまえば、従来の短編を30分に伸ばした超絶シンプルなストーリー性ではあるのですが、意味不明な展開の『AEG』の最後の2つの長編と違って、文脈と構成がしっかりしていて、穏やかなのにテンポが良く、心にグッとくるような台詞や、伏線と言えるような描写があったりと、非常に楽しむことができました。原作や従来シリーズを思わせる道徳も気に入っています。

後述の不満要素や、機関車たちの牽引力が極端に弱くなっている、ミュージカル演出の際に踏切のど真ん中で立ち止まるなどの演出が無ければ、8点くらい付けていたかもしれません。まあレビューは後ほど投稿する予定ですので、そちらで。

 

©︎Mattel

 しかし、これはあくまでほんの最初の作品に過ぎないことに留意が必要です。いわば公開用のパイロット版みたいなものです。キャラクターも、ローリングストックも、登場するロケーションは過去作に比べて少ないです。これは従来の第1シリーズ、初めてCGIで表現された映画『伝説の英雄』、CGI制作会社の変わって背景が乏しい『キング・オブ・ザ・レイルウェイ トーマスと失われた王冠』、そして52話もあるのにキャストが少なすぎる『AEG』の第1シリーズにも同様のことが言え、いわゆる初期段階に該当するからです。短編が続いていけば、徐々にキャラクターやロケーションが増え、従来のような活気を取り戻すことは間違いないでしょう。

 また、線路がローポリのようにカクついている、遠景に見える線路が途切れている、機関車が線路から浮いている、場面ごとにキャラクターが消えたり向きが変わる、陸橋に岩のテクスチャがめり込んでいる、ポイントのない場所で線路を切り替えるなどといった、特に粗探しをしていなくても目立ってしまうヒューマンエラーが3分に1回のペースで存在しています。

これも、第13シリーズや第17シリーズなど、制作体制変更間も無い頃に頻繁に起きていたことと同じです。恐らく時間が経てば修正されていくことです。普通は1〜2年かけて1シリーズ制作していき、プレスコ収録するものですが、特に本作は、たった数ヶ月のうちに急ピッチで制作された第13~15シリーズの時の状況と非常に似ています。

 

©︎Mattel

 というのも、先述のハリー・スパークスとヘンリー・ゴールディングのBBCインタビューの動画内でちらっと映るこの台本をよく見てほしいんですが、元々のタイトルと思われる『Really Useful Engines』の横に台本の日付と思しき数字が確認できます。そこには「2025年12月21日」と記載されていますね。本作が投稿されたのは2026年9月17日。トレイラーは2026年8月21日です。

台本の寄稿日が12月21日だとして、第17シリーズ以降みたいに声の収録がプレスコ方式だとして、見積もってもし8月初頭に映像が完成したとしたら、絵コンテとアマチュアCGが既にこの時点で完成済みだとしても、わずか7~8ヶ月の間に急いで30分の映像を制作したことになり、ディテールの制作や、十分な確認を取る余裕さえ無かった可能性があります。そう考えると、情報解禁以降全く映像がチラ見せされることがなければ、短編作品が2027年初頭に公開予定というスケジュールにも合点がいくような気がします。

こういうのは時間に余裕ができれば化けるんじゃないかなぁと個人的には思いますので、ここまでのことに不安感はありません。

 

 

【少し不満なこと】

©︎Mattel

 『AEG』に比べれば再びリアル調にはなりましたが、トーマスのフランチャイズとして間違えてほしくなかった点が1つだけありました。それが、今回の中編作品の中では、機関車の総称を指す「Engine」という言葉が、内燃機関のエンジンとして誤用して描写されていることです。

具体的には、

●ゴードンが「But Thomas, my engine is twice the size of yours. (俺にはお前の2倍のエンジンがある)」という台詞。

●「My engine's broken! (エンジンが故障しちゃった!)」という機関車たちの台詞。

●故障した際に、シリンダーではなく、動輪の上から黒煙が噴き出す。

といった意図的な描写です。

 『AEG』では基本的に「locomotive」*22や、「train」*23といった単語が使われつつ、石炭を積む描写は消えてもなお機関車らしさがあっただけに残念でした。

 スタッフクレジットを確認したところ、『AEG』や従来の第6〜16シリーズ同様に、いわゆる鉄道コンサルタントはいません*24。要は、誰も蒸気機関車の内部構造について知らない可能性があります。

アニメーターや脚本家に専門知識がないからこそ、過去に専門家が雇われている*25ので、知らないことを責めるつもりは毛頭ありませんが、細かな鉄道描写にこだわる『The Railway Series』を原作とし、実際の蒸気機関車についてのラーニングセグメンツを復活させたからには、全ての列車に緩急車を繋ぐよりも、ランプのヘッドコードを変えるよりも先に、この辺の描写を正しくやってほしいなというのが正直な感想です。

本物のような鉄道描写は望んでないので、題材にする以上、せめて蒸気機関車らしい特徴だけでも把握して制作に臨んでほしいんです。

 

©︎Mattel

 また、機関士の存在は復活したものの、1台につき1人しか確認されていないので、今後のシリーズで機関助士が復活することを願います。

 

 

〜終わりに〜

 ここまでが『Really Helpful Engines』が公開されて判明したこと、劇中を観てわかったこと、そして個人的に思ったことです。かなり長くなってしまいましたが、参考になればと思います。

 プロモと玩具のバタ臭い顔を見て正直不安だったのですが、動いてる方が断然可愛くて、私の中でバタ臭さは払拭されました。ただ時々明る過ぎてビビッドカラーが目に優しくないことがあるのでなんとか修正してほしいところですが、個人的にはポジティブな印象の方が強く、超絶シンプルな物語にも関わらず、まるで絵本の読み聞かせのようで、何度も再生してしまいます。短編の公開が待ち遠しくて仕方ありません。

 

 繰り返しになりますが、英国では10月に『Really Helpful Engines』が「Milkshake!」で放送され、短編の第1シリーズ(10分x18話)が2027年の初頭に放送されます。米国公式YouTubeチャンネルでの公開も大体この辺になると考えられます。並びに、2026年9月現在、第2シリーズの収録が行われている最中です。

 日本での公開については不明瞭です。SCP側も公開前から当然把握していることでしょうけれど、少なくともまだEテレで『AEG』の第4シリーズ*26が放送されていない状況です。個人的には、最後まで放送してから次に移ってほしいです。最も近くて2年後ぐらいなのかなと予想しています。果たして声優は続投するのか。しても全然自然な感じがしますけどね。

では。

 

※この記事に添付したスクリーンショットの著作権は全てMattel, Inc.に帰属します。

*1:子どもの頃は列車よりもプリンセスに夢中だったため。

*2:Foxy Tongue Voices公式インスタグラムより

*3:Loud and Clear Voices公式インスタグラムより。

*4:インスタグラム

*5:United Voices公式インスタグラムより。

*6:第13〜24シリーズにかけてヒロ役を担当した日本人俳優。

*7:United Voices公式インスタグラムより。

*8:Loud and Clear Voices公式インスタグラムり。

*9:インスタグラム

*10:『AEG』シリーズから続投。

*11:Foxy Tongue Voices公式インスタグラムより

*12:United Voices公式インスタグラムより。

*13:Foxy Tongue Voices公式インスタグラムより

*14:ジェームズ・ハミルトンによれば、チャーリーのエピソードは執筆していないため、玩具限定キャラクターである可能性が高いです。

*15:TV版で言えば『あなにおちたトーマス』、『パーシーにげだす』、『どろんこゴードン』など。

*16:第25シリーズ『ほんとうのいちばん』、『あらしのなかのサンディー』

*17:トーマスエンジンコレクションシリーズ

*18:「Great scot!」の機関車版

*19:これはCGI期でもたまに使われていました。

*20:原作ではティドマスが大きな駅で、ナップフォードはTV版でいうエルスブリッジで、ほんの接続駅みたいな役割。

*21:原作のトーマス、パーシー、トビー、デイジーのみファークァーの機関庫が拠点です。

*22:本来は機関車の米口語)。

*23:Thomas the Trainという勘違いをよくされがちですが、trainは動力車の後ろに繋げる列車の意味で、かつ列車の総称です。

*24:第17シリーズ以降でもあってないようなものでしたけどね。

*25:イアン・マキューが第15シリーズにプロデューサーに就任した時、ファンから全ての列車の最後尾にブレーキ車を付けるように言われたのを確認して訂正作業をしたと語っています。

*26:通算第28シリーズ

Thomas & Friends: Railway Storiesのグッズ、さらに登場

©︎Mattel

 さて、前回の記事で宣言した通り、おもちゃの情報を切り離して別途の記事で書くとしましょう。こちらは新番組『Thomas & Friends: Railway Stories』の中編『Really Helpful Engines』の予告動画が公式から出る前から、ちまちまと書いていた記事になります。

 

 自戒の意も含め、改めての注意喚起になりますが、作品の公開前において、公言された・判明した情報以外は断定しないでください。トーマスに関しては放送前のデマが流れるのが定石化するほど過去に前例がたくさんあり、過去の例としてwikiに書かれた内容を公式に携わる人物を含む、多くの人に疑われずデマ情報が拡散されるという事態がありました。

当方も、断定できない情報については「その可能性がある」などの旨の記述を心がけています。今後とも間違った情報が拡散することのないようにご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

 

【目次】

 

 

 

〈番組について〉

©︎Mattel 『Really Helpful Engines』より

 9月17日に米国公式YouTubeチャンネル、並びに9月30日に米Netflixで配信予定の中編作品『Really Helpful Engines』の情報については前回の記事を参照していただきたいのですが、EMEA*1地域のマテル所属のジェシカ・ディ・バッティスタ氏のLinkedinの投稿により、複数のエピソードも同時に配信されることが明かされました。

 彼女の発信内容がもし正しければ、今年2月中旬に行われたニューヨーク玩具見本市にて言及された、18個の短編エピソードが9月中に見れる可能性があります。最も、短編を示唆する発言ではなく、あくまでも「episode"s"」と、複数形で投稿してるのみで、誤字の可能性があることに留意が必要です。

 

 

〈おもちゃ〉

 2026年から2027年初頭にかけて発売予定の『Thomas & Friends: Railway Stories』(以下、『TFRS』と訳す)のおもちゃ情報(主にMotorizedとMetal)をキャラクターに沿って紹介していきます。

基本的にはウォルマートやIcecat等の通販サイトに掲載された情報になります。

 

 ウェーブ1とウェーブ2の情報については以下の記事を参照してください。

zeluigi.hatenablog.com

 

【Motorized】

【エドワード】

©︎Mattel

©︎Mattel

(商品ページ)

 

 ジェームス然り、新規格のMotorizedは中型テンダー機関車の形状を引き延ばしてしまうようで、エドワードの電動系のおもちゃの中で過去一不格好という印象です。シャーシを共有している分、エミリーのようなシングルドライバーでない限り、最近のプラレールみたく2-6-0の車軸配置になっていて、どちらかというと『AEG』寄りのデザインに見えてしまいますが、後述のMetalではこれまで通りの軸配置となっています。

 顔のデザインについてですが、眉毛が太く、鼻が角張って面積が広くなった分、これまでの優男風から一線を画した顔立ちに見えます。本編では幾分か緩和されるとは思いますが、どのような扱いになっているのか気になりますね。原作同様、おじいちゃんなのでしょうか? なんというか頼もしく後押ししてくれそう。

 

原作41巻『Thomas and Victoria』より

©︎Mattel 第2シリーズ『いのちびろいしたトレバー』より

©︎Mattel 第22シリーズ『かしゃをさがせゲーム』より

©︎Mattel 映画『ぼくのたいせつなともだち』より

 比較にスクリーンショットをいくつか貼りましたが、あえて選ぶならクライヴ・スポング画のエドワードが最もそれっぽいかなと思います。これはジェームス等複数のキャラクターにも同じことが言えます。

 『AEG』で明るい茶色だった瞳の色は、『TFRS』ではボディと同じ水色に変化しています。Metalの「Animal Park Multipack」と違ってボディの色がトーマスとほぼ同じなのが気になります。意図的に同色を避けているのかと思っていたのですが、単に試作画像だからでしょうか?

 Motorizedが出たことで登場する可能性が高くなったと感じていますが、まだウェルズワースに駐在しているんですかね。是非とも本編に出てきてほしいところです。

 

【ヘンリー】

©︎Mattel

 

【トビー&ヘンリエッタ】

©︎Mattel

 ※ヘンリエッタのみ画像が確認されています。

 

【ヒロ】

©︎Mattel

©︎Mattel

(商品ページ)

 

 やはり大型機関車はどれも造形が良いですね(ゴードン以外)。以前の3DCGモデルに比べてリアル寄りというか、あまり可愛く見えないのはなぜでしょう。目の形と眉の配置なのかな。

 

【アシマ】

©︎Mattel

(商品ページ リンク切れ)

 

 ヒロが続投する時点で読めてはいましたが、アシマも続投です。物語に登場するとしたらBWBAシリーズのようにトーマスがインドへ赴くのか、それとも『AEG』みたいにアシマがソドー島へ来るのかは分かりませんが、後者が理想的です。性格面も『AEG』風だと嬉しいのですが、果たして。

 

©︎Mattel 第22シリーズ『トラスティー・トランキー』より

©︎Mattel 第26シリーズ『キレイなだけじゃない』より

 見比べてわかる通り、顔は少し変わりました。『AEG』と同じく瞳の色は紫色ですが、典型的なインド人のように眉毛がより太く、角張った形になっただけでなく、なんとホクロがつきました。『AEG』ではクレーンのテスと、玩具のみの登場となったドナルドにホクロが存在しましたが、3DCGで描かれるキャラクターとしては初めてとなります。ドナルドもそうですが、どういう心境の変化でホクロがついたんでしょうね。

 顔以外にも、緩衝器と連結器周りに、過去作で見られない装飾が追加されているといった変化もあります。ボディがどうなってるか現状不明なので続報を待ちましょう。

 

【ソルティー】

©︎Mattel

©︎Mattel

 前回の記事で書き忘れていましたが、『AEG』とほぼ同じ前歯の形になりましたね。模型期、過去の3DCG期では下の前歯だけ出っ張っていましたが、『AEG』以降は上の歯なんですね。

 Motorizedの造形は良い感じです。窓もついているし、後部もきちんと警戒線とテールランプが塗装されていますし、電動系では過去1の仕上がりなのではと思います。試作品通りに行けばですけどね。

 

【Rosie Delivery】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

 Motorizedのカラーバリエーションとして「Delivery」シリーズなるものが発売されるようです。ロージーの場合は、車体側面に「KNAPFORD (ナップフォード)」という文字と花火の装飾が描かれているほか、ソルティーと同じく木箱の貨車が繋がれています。

ロージー以外にも「Thomas Delivery」と「Percy Delivery」が存在します。

 

【Mining Train Set / オーエン】

©︎Mattel 第16シリーズ『クリスマスツリーをさがせ』より

 電動のトーマスとインクラインのオーエンが含まれたセットが発売されることが確認されています。オーエンのおもちゃといえば、日本ではプラレールやカプセルプラレールで馴染みのある存在ですが、実はMotorizedで出るのは初めてです。どんなギミックになるのでしょうか。オーエンも第24シリーズぶりにテレビに出てきたら嬉しいですね。『AEG』では「Blue Mountain Hill」というロケーションが存在しますが、スカーロイ鉄道周りのキャラクターはいずれも出てきませんでしたからね。

 

 

【Metal】

【エドワード】

©︎Mattel

 これは前回の記事で紹介した「Animal Park Multipack」セットの商品画像です。すでに地域によってはもう発売されていますが、しばらくしてから顔の画像が明らかになりました。

 エドワードは今年中ではそのマルチパックでしか入手できませんが、2027年には単品での販売が開始される見込みです。ソースはウォルマートの通販サイト。

 

【パーシー&クララベル】

©︎Mattel

©︎Mattel

 現状、アニーとクララベルを2両とも入手するには、トーマス&アニーと、パーシー&クララベルを入手する必要があります。この2つのパックを買えばアニーとクララベルだけでなく通常のトーマスとパーシーも入手できます。なんて商売上手なんだ…。

 

©︎Mattel 映画『とびだせ! 友情の大冒険』より

©︎Mattel 第25シリーズ『おんがくは あちこちに』より

 比べるまでもないと思いますが、一応ね。瞳の色は灰色の『AEG』と異なり緑色に変更。『AEG』にあったそばかすは消えましたが、模様はこちらを踏襲しているものと考えられます。頭文字「C」のフォントは模型期・3DCG期のものと少し異なるようです。

 『TFRS』でアニーとクララベルを見分ける方法としては、眉毛の長さ(短いほうがアニー)と、まつ毛の本数(2本の方がクララベル)、そして瞳の色(アニーがオレンジ、クララベルが緑色)という感じですかね。

 ちなみに過去の3DCG期では、側面の特徴を除けば、目の隙間(狭い方がアニー、広い方がクララベル)、声の高さ(低い方がアニー)、『AEG』では瞳の色(アニーがオレンジ、クララベルが灰色)、そばかすの有無で見分けることができました。こうすると劇的な変化ですね。

 

【ダック】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

 鼻が大きく、黒目がデカく、眉毛も太くなった分、かなり不気味に見える一枚絵ですが、実際の製品ではこれよりも少し可愛くデザインされていました。また車体の色も、タンクとキャブで色味が異なるのは変わらずとも、試作品の画像ほど薄くありません。むしろ2025年版のMotorizedに限りなく近い色味です。

トーマスたちが、玩具やプロモに比べて、映像で可愛く穏やかな表情で描かれていたように、ダックがもし番組に続投するのなら、印象が変わるかもしれませんが、一応過去作との比較画像を用意しました。

 

原作24巻『機関車オリバー』より

原作30巻『More About Thomas the Tank Engine』より

©︎Mattel 第20シリーズ『スキフとにんぎょ』より

©︎Mattel All Engines Go版Metalのパッケージ画像

 あの凛々しい鼻はどこへやらという感じですが、こじつければ、ガンバー&ピーター・エドワーズ夫妻の画風に近いといえば近いと言えます。だいぶこじつけですけどね。目の形は『AEG』が最も近いかなと思います。

 瞳の色は黄色から茶色に変更されました。劇中では一枚絵見たいなベビーフェイスではないことを祈ります(笑)

 

【ビル】

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(商品ページ)

 

 私が最初に予想していたことですが、玩具制作チームのデザイン担当と、実際の番組制作チームのデザインは異なるようで、あのトレイラーの映像がその可能性を強く示唆していますよね。例えば、プロモと玩具ではパーシーのえくぼが常にあるのに、トレイラーの映像では同じ顔でもえくぼが存在しませんでした。また、Metalのパッケージに描かれたゴードンの一枚絵では玩具に合わせてランボードが赤く塗られているのに対して、実際の映像では以前のゴードンと変わりませんでした。

 何が言いたいのかというと、パッケージの一枚絵はあくまでも玩具の宣材用プロモであり、番組上では異なって描かれる可能性が高いということです。ビルの場合、一枚絵ではランプが赤ですが、他のキャラクター同様、白で描画されると予想しています。

ですから、上記のダックの不気味な顔も、もし登場するのであれば、番組上では可愛く描かれていると思います。

 ただ、不可解なのは、映像ではティドマス機関庫の屋根の上にデカデカと「TIDMOUTH SHEDS」と書かれていたり、ナップフォードの駅名がフォントは違えど記載された表示が戻ってきたりしているのにも関わらず、機関車たちのネームプレートが軒並み外されていることですよね。これは第24シリーズから見られた、他国に伝わりやすくするために文字をぼかしたり、英字を使わないようにする工夫の一つだと思っていましたが、地名をデカデカと書くとなると、ますます訳がわかりません。例え3DCG期のビルとベンのネームプレートが元々見辛かったとしてもです。

 

原作21巻『大きな機関車たち』より

原作33巻『Thomas and the Twins』より

©︎Mattel 第3シリーズ『ビルとベンのけんか』より

©︎Mattel 第19シリーズ『もどってきてティモシー』より

 眉毛の形は以前の3DCG期をひどく誇張したような感じですね。従来のTVシリーズに比べて鼻は高く、こじつけようと思えば原作に近くなったと言えます。「SCC」と社名の頭文字は続投していますが、「BRENDAM BAY」の文字が消えた分、すっきりしています。メイビスには所属名がフルで書かれてるのに、どうしてビルのサドルタンク正面の文字は消えているんでしょうかね…。

 

 文字と顔以外の決定的な違いといえば、サドルタンク側面の赤いライニングがERTLみたいに左右で分かれて長方形を描いているということですね。なんでこんな中途半端なの…?

なお、ドームと車輪の色は3DCG期に共通しています。

 

【エミリー】

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(商品ページ)

 

【レニアス】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

 例によってネームプレートがはずされている分、すっきりしていますが、実機のドルゴーにはそもそもボイラーに付いていないのであまり違和感はないですね。その代わり、番号のプレートが大きく、おしゃれになっています。後に紹介するスカーロイやサー・ハンデルも同じ系譜になっている可能性が高そうですね。

 

原作11巻『ゆうかんな機関車』より

©︎Mattel 第4シリーズ『ゆうかんなきかんしゃ』より

©︎Mattel 第18シリーズ『サムソンがおとどけ』より

 よく見たらライニングの形も他のどのシリーズと異なってオシャレになっていますね。ドルゴーが実際にこのように塗装されていた時代もあったようなので、ある意味では、実質、実機により近づいたとも解釈できます。

 眉毛はどのシリーズよりも濃く太く、黒目もどのシリーズよりも大きいです。通常、レニアスの黒目はどの作品も小さいんですよね。眉毛で言えば、原作の挿絵に限りなく近いかなとも言えます。特にゲジゲジ眉毛が特徴のクライヴ・スポング画に。あと、ジェームスほど極端ではありませんが、鼻も団子じゃなくなりましたね。それから見づらいですが、『AEG』のトーマスみたいに左前歯が欠けているようです。

全体的に厳ついレニアス爺さんですが、劇中では果たして…。

 

【いじわるタンク車】

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(商品ページ)

 

 玩具で発売されるタンク車は紫色。なんだかアフリカのタンク車や『AEG』の女性タンク車を思わせますよね。顔はもうこれでもかってくらい意地悪が好きそう。

 

©︎Mattel 映画『Go!Go! 地球まるごとアドベンチャー』より

©︎Mattel 第26シリーズ『かんぜんに あんぜん』より

 顔の形は他のどのシリーズにもない、上だけ円形です。原作ではそもそもTV版のような灰色の顔ではありません。また、タンク側面に梯子がついたことによって、より現実的で、現代的な風貌になりました。他にどのようなバリエーションのタンク車が出てくるのか、今から楽しみです。

 

【ブルーノ】

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(商品ページ)

 ブルーノのデザインに関する文句は前回の記事をご参照ください。

 

【トーマス&バーティー】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

 本当に誰!? という感じなんですけど、なんとバーティーです。赤一色の塗装に白いアクセントが加わっているほか、バルジーみたいなフロントになっているので、本当に同一車両なのか怪しくなってきます。機関車たちはナイトロジェン・スタジオ製のCGIとさほど変わらないのですが、なぜか『TFRS』の線路以外のキャラクター(フリン・ジュニア、ハロルド)は現代風にアレンジされてるんですよね。機関車も大々的に変えれば納得するんだけどなぁ。

 何気に表示が追加されたのは良いアップデートだと思っています。バーティーにつけたのなら、デイジーにもつけてほしいな。居ればだけど。「33」という番号は表示にある通り、その路線を表す番号なのだと思います。その証拠に、運転席の窓枠の下に「1120」という番号があります。これこそこのバーティーの番号なのでしょう。なぜ「1120」なのか理由は分かりませんが。第1シリーズ『トーマスとバーティーのきょうそう』のUK版が11月20日に初放送されていることくらいですかね。

 通販サイトによれば、バーティーは『Race Around Sodor』という短編エピソードに登場するみたいですね。

 

原作4巻『がんばれ機関車トーマス』より

ポップアップ絵本『Bertie the Bus and Thomas the Tank Engine』より

©︎Mattel 第3シリーズ『しんじられるきかんしゃ』より

©︎Mattel 第24シリーズ『エミリーきんきゅうしゅつどう』より

 もはや比較を出すまでもないと思っているのですが、念の為確認してみてください。逆にどの特徴も例外がなく、説明するのがめんどくさいレベルなので省略します。強いて言えば、眉毛は模型期(S3辺り)に近いかな?

 白いライニングを見た時に、クライヴ・スポングが初期に描いたポップアップ絵本の挿絵に近いと感じたのですが、Thomas the Tank Engine wikiに掲載されている実機、Leyland Tiger PSシリーズの写真の塗装と一致していることに気がつきました。過去に第17シリーズ以降の番組の制作スタッフや、脚本家、当時プロデューサーだったイアン・マキュー、『探せ! 謎の海賊船と失われた宝物』の原語版でライアン役を務めた俳優エディ・レッドメイン等がTTTE Wikiを確認していると公表していましたので、ここから参考にしている可能性は大いにありそうです。

ただ、実機とは確実に形が違うんですよね。大体ここまで角張ってないし。

 

【Speedy Thomas】

©︎Mattel
【Speedy Percy】

©︎Mattel

 トーマスとパーシーのカラバリ商品です。名前通り、猛スピードでダッシュしてるのを表しています。過去のMotorizedにこんなのありましたよね。無かったっけ?

 

【Deluxe Railroad Builder Kit】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

 トーマス、パーシー、そして果物の貨車が同梱された、レールセットです。トンネル、橋脚、森のレールなど合計62ピースのレールが入っています。かなり大容量ですが、満足に楽しめそうなセットですね。

 

 

 ここからは、2027年以降に発売が予定されている商品について出回っている情報を掲載します。これらは全てウォルマートやIcecatで判明した情報になります。リンクは切れていて貼ることができません。ご容赦ください。

 

【ベン】

©︎Mattel 第19シリーズ『もどってきてティモシー』より

 ビルがいるなら当然双子のベンもいますよね。でもまさか年を跨ぐことになるとは。ビルとどのくらい表情に差があるのか気になります。

 

【ステップニー】

©︎Mattel 第4シリーズ『しあいちゅうだん』より

 ブルーベル鉄道が戻ってくる…!? もし本当に登場するのなら第12シリーズぶりで、玩具自体も2014年に発売されたTake-n-Play(Metalの先祖)以来となるんですが、どうなるんでしょうか。ステップニーといえば、玩具だけ積極的に出て本編にほぼ出てこないイメージがあるんですけど。

 ちなみに第12シリーズでの扱いでヒット・エンターテインメントがブルーベル鉄道に訴えられて出てこなくなったという噂がありますが、根拠のないデマ情報です。

 

【スペンサー】

©︎Mattel 第19シリーズ『しゃりんはいくつ』より

 まあ出てこないわけがないでしょう! 『AEG』には出てきませんでしたが、スペンサーといえば今やメインランドを代表する機関車の1台です。とはいえ、実際には第22シリーズ『カラフルなきかんしゃたち』のジェームスの夢の中を最後に番組に出てこなくなったので、ちょっぴり久しぶりではあるんですよね。今回はどんなデザインになっているんでしょうね。

 

【スクラフ】

©︎Mattel 第18シリーズ『サムソンとスクラップ』より

 ウィフがいるなら当然スクラフも出ますよね! 同じく『AEG』には出てこなかったけど。スクラフはウィフと抱き合わせのパックとして発売されるようです。新しい番組でもこのコンビが見たいですね。

とはいえ、スクラフも映画『走れ! 世界のなかまたち』での歌唱シーンを最後に第22シリーズに至るまで背景に埋もれてしまったキャラクターです。なんらかの形で出番があるといいなぁ。でもチャーリーみたいに女性っぽくなってたら笑うかも。

 

【ティモシー】

©︎Mattel 第19シリーズ『もどってきてティモシー』より

 ビルとベンの同僚といえばやっぱりこの機関車。ボコじゃなくて。とはいえ、影が薄く、映画『Go!Go! 地球まるごとアドベンチャー』の歌唱パート以降、出番をすっかり失ったキャラクターです。マリオンと一緒に番組に出てくれると嬉しいのですが…!

 

【ヨンバオ】

©︎Mattel 第22シリーズ『かしゃをとめるワザ』より

 アシマが出るならヨンバオが続投しても何もおかしくありません。この2台とヒロはもはや国際キャラクターを代表する機関車たちです。3台とも『AEG』に出ています。ところで『AEG』で続投しなかったシェインはどうなるのでしょう。

 

【ディーゼル10】

©︎Mattel 第17シリーズ『きえたクリスマスのかざり』より

 商品コードでは「DIE」としか書かれていませんが、有志によってディーゼル10と明かされています。ピンチーを除けば第17シリーズ『きえたクリスマスのかざり』で出番が終了してしまった違法改造ディーゼル機関車。『AEG』の世界でも生きていけそうなのに結局出ることはなかったんですよね。劇中に出てくるのか、はたまた玩具だけなのか、気になるところです。

 そうそう、ディーゼル10と言えば、Bachmann模型で出るの、未だ信じられない気持ちです。

 

【スカーロイ】

©︎Mattel 第23シリーズ『まじめなディーゼル』より

 レニアスがいるならスカーロイもいますよね。ネームプレート消失、番号プレート大きめ、ライニングがおしゃれな形になるまでは想像つきますが、顔はどんな感じになるんですかね。

 

【サー・ハンデル】

©︎Mattel 第19シリーズ『じかんをせつやくしよう』より

 どうやらレニアスと抱き合わせで販売されるようです。どういう組み合わせなんだ?

以前の3DCG期では最後まで出番がありましたが、スカーロイ鉄道全体はどういう扱いになるのか気になります。ピーター・サムからダンカン、そしてルークも出てほしいですね。

 

【ビクター】

©︎Mattel 第21シリーズ『ハンナははやいのがすき』より

 ソドー整備工場のクルーが戻ってきます。もしケビンが出るならカーリーが車両ではない可能性が高まりますが、もしサンディーが彼らと一緒に働いてたら面白そうですよね。出てくるかは分かりませんが。

また、彼とは別に「Steamworks Push Along」というソドー整備工場のセットが発売されることも明らかになっています。セット内容はトーマスのみのようですが。

 

【いたずら貨車 (有蓋車)】

©︎Mattel 映画『とびだせ! 友情の大冒険』より

 貨車たちがどんどん出てきます。3DCG期お馴染みのLNER 12トンの有蓋貨車かは定かではないですが、単品車両として出るのはすごく久しぶりな気がします。果たしてどんな顔で出てくるのか。

 

【ヘクター】

©︎Mattel 第12シリーズ『ジェームスのたいあたり』より

 第12シリーズ以来にヘクターが帰ってくる可能性があります。ヘクターといえば良識のあるホッパー車で機関車たちとも仲良しなのですが、あの彼がそのまま出てくるのでしょうか。少なくとも顔の形は変わるでしょうけどね。

 

【テレンス】

©︎Mattel 第23シリーズ『まじめなディーゼル』より

 テレンスは『AEG』にも出てきましたが、落ち着いた性格で出てくるのか、それとも天真爛漫な子どもとして出てくるのか。少なくとも、バーティー、ハロルドみたいに見た目が現代風に大きく変化する可能性は大いにあり得ると思います。無限軌道無くなったり… なんてことはないんじゃないかなぁ。

 

【グラント】

Sodor Road Crew

 新キャラクターです。通販サイトでは「ブライアン」と表記されていますが、どうやら変更前の名前のようです。そんなグラントは「Garbage Truck」とあります。このTruckが貨車を指すのか、それとも過去に木製レールで出たゴミ収集車を指すのか、どっちかは現状分かりません。

でも、確実に予想できるのは、ウィフとスクラフに新たな仲間ができるってことじゃあないですか!? めちゃめちゃ興奮するんだけど!?

まあトーマスと抱き合わせて販売される見込みですけどね。

 

【ディーパック】

©︎Mattel 『Really Helpful Engines』より

 トレイラーに出てきたのがディーパックなのかジェイなのかは現状分かりかねますが、商標登録されていた「Crane Truck Jay」が「Deepak」に更新されていたことから、この説はあると思います。よく見たら唇インド人っぽさあるし(偏見)。

でも来年ようやく玩具が出るのはちょっと不思議かも。

 

 このほか、

「Celebration Thomas」

「Celebration James」

「Smoke Thomas」

「Mail Delivery Percy」

「Mail Delivery Rosie」

「Mail Delivery Henry」

「Percy and the Mail Car」

「Edward with Bricks」

ロージーとヘンリーそれぞれのカラバリ商品名も確認されています。

 

 

【商標登録で判明したキャラクター】

 ここからは、つい最近、商標登録の更新が確認されたキャラクターです。ただし、新キャラクターと違って、商標登録が更新されたからといって必ずしも番組に出るのが確定ではないことに留意が必要です。単に登録の期限切れを逐一確認して更新しているだけという可能性があります。

 

【レベッカ】

©︎Mattel 第23シリーズ『Steam Team to the Rescue』より

(リンク)

 BWBA期(第22〜24シリーズ)でレギュラーであったレベッカが、『AEG』に出なかっただけでなく、ここまで音沙汰ないととても不安なんですが、出てきてくれるよね?

お願いします…。せめて玩具だけでも…!

 

【ボコ】

©︎Mattel 第3シリーズ『ビルとベンのけんか』より

(リンク)

 もはや海外ファンの間で、再登場しそうでしないキャラクター筆頭としてミームになっているキャラクターの1台です。もし登場するなら第5シリーズ以来ということになるほどご無沙汰な名前なんですが、更新された=使われたくないということは玩具が出る可能性を考えています。ただ、先述の通り、再登場するかは話が別です。

 

【リケティー/リキティー】

©︎Mattel

(リンク)

 「Rickety」というのは、実は木製レールシリーズのオリジナルキャラクターです。名前の通りに「ぐらぐらする」ギミックのある車両なので、この名前です。

原作24巻『機関車オリバー』の「トードのてだすけ」1枚目の挿絵で、スクラフィーの真後ろに同じような水色の貨車がいるので、よくファンから原作キャラクターと称されることがあるのですが、全く根拠のない話です。確かに表情と積荷は共通していますが、そもそも木製レールのキャラクター解説で示唆すらされていません。

 これ、木製レールシリーズでしか出ていない名前なんですが、今後Metalとして発売される可能性があったりするんですかね…?

 

 

【おわりに】

 資料探し等で長くなったので、投稿までに時間がかかってしまいました。あくまでもwikiなど百科事典に載せるにはまだ早いよという忠告をしたかったんですが、もう手遅れですよね。

 それと、前回の記事で、マテルの重役会議の内容について触れました。リンクが見つからないのでこれが本物か真偽のほどは不透明なのですが、もし本当なら、興味深いことが1つあります。それは、その内容の中で、「ホットウィールのノウハウを活かし、ダイキャストのラインを拡張することで新しいアプローチを図っている」という点。

加えて、この先ステップニーやヘクターなど、本当に番組に出てくるのか怪しいほどご無沙汰なキャラクターが発売することを考えると、過去にマテルが『カーズ』関連のおもちゃを出した時のように、劇中の背景とかにいる超マイナーなキャラクターを全て生産したことや、トーマスで言えば木製レールシリーズと、ダイキャストがTake Alongと題していた頃に劇中に出ない玩具オリジナル商品や原作キャラクターなどを多数発売していた過去のように、Metalで発売される大半のキャラクターが背景、または玩具でしか出ない可能性があると考えて良いと思います。

商標登録が更新されたリケティー/リキティーなんかが最もたる例です。今後、その玩具が出ればの話ですけどね。

流石にMotorizedでも発売されるキャラクターについては番組に出てきても不思議ではありません。エドワードやスクラフィーは番組に出てくると思います。過去の例で言えば、当時2014年に没になったフレディーや『AEG』のドナルドを除けば、Trackmaster、Motorizedのキャラクターは基本的に劇中に出てくるものばかりでした。

 しかし、これはあくまでも私の憶測に過ぎません。実際の番組は9月中旬に米国で配信されるので、百科事典サイトに断定して書き込むのは、それを見てからでもいいでしょう。出たら出たで万々歳。もう少しの辛抱です。

では。

 

※この記事に添付したスクリーンショットの著作権は全てMattel, Inc.に帰属します。

*1:欧州・中東・アフリカ

2026年版Thomas & Friends、いよいよ始動!

 ここ最近、手強いSRPGの『ファイアーエムブレム』シリーズ(主にSFC以降の作品)と、音ゲー苦手なのに『ホロライブ ドリームス』にどハマりしすぎてなかなかブログや創作に時間を割けなくて困っているぜるさんです。ゲームが面白すぎるのが悪い。

 

 それはともかく、2026年版トーマスのウェーブ3と来年1月発売予定の玩具情報についてまとめようと思ったら、ようやくきちんと紹介できそうなビッグニュースが飛び込んできました。

 

【目次】

 

 

〈新番組Thomas & Friends: Railway Stories〉

【公式トレイラー】

www.youtube.com

 

 『Big World! Big Adventure!』や『All Engines Go』に代わり、公開が9月に迫る新番組の副題はシンプルに『Railway Stories』であることが今回の公式トレイラー並びに米Netflixの更新情報で明らかになりました。

何だか初期のVHSにあった副題みたいで懐かしさを覚えるのは私だけではないはず。

 さらにこのトレイラーは、中編作品『Really Helpful Engine』の予告映像で、動画の最後に9月17日に米国公式YouTubeチャンネルで投稿、および米Netflixにて9月30日に配信予定であることが告知されています。

「Useful ("道具として"役にたつの意)」から、「Helpful ("人として"役にたつ意)」に変わっているのが時代を感じますが、いうまでもなく原作『汽車のえほん』からTVシリーズのキャッチコピーや原作27巻のリスペクトであり、この番組が、ある意味原点回帰であることを示唆しています。

同じく役にたつの意味合いの変わる「Helpful」となっているのも、この番組の象徴を抑えた意図的なものなのかもしれません。というのも、原作はあくまでも機械に人格があるという描写でしたが、TV版第3シリーズ以降は機関車それぞれに人権があり、周囲の景色を眺めて愉しむなど機械を擬人化したような描写が目立つようになり、『AEG』ではその傾向を焦点に当てて描写されていました。

 ちなみに、本作のマーケティングに携わっているヴィクトリア・ラミレス(Victoria Ramirez)氏のLinkedinでの投稿によれば、本作『Really Helpful Engines』は約30分の作品であり、『いっしょに歌おう! ドレミファソドー島』まで続いた約60分の長編作品ではないことが明らかになっています。

 

 ここからは、トレイラーから気になった点をいくつか紹介していきます。

 

【チェックポイント】

〈レギュラーキャラクター〉

©︎Mattel

 動画の冒頭に本作のレギュラーキャラクターと思しきティドマス機関庫の全体が一瞬映し出されています。

機関庫の形はほぼMotorizedのセット商品まんまで、向かって右側にハロルドのヘリポートと思しき施設が確認できます。『AEG』と違ってソーラーパネルは確認できないため、まずこの時点でカナはいないことがわかりますね。

 

 スクリーンショットで確認できるのはお馴染みトーマス、パーシー、ゴードン、ジェームスのほか、なんとロージーとヘンリー、ブルーノの存在があります。

ロージーがレギュラーキャラクターに昇格するのは、この番組を制作しているというマテル社の発表があった際に公式YouTubeチャンネルの概要に書かれていたことですが、なんと第21シリーズ以来にヘンリーがティドマス機関庫のメンバーに復帰しているのです。第22シリーズから第24シリーズでは主役回を作りづらかったためか、男女比均等を目的にレベッカがレギュラー入りする代わりに自分の拠点をヴィカーズタウンに移したことで脇役として幾つかの出番がありました。『AEG』では背景の賑やかしのために出演し、後から声を当てるつもりも、コスト削減せざるを得ない状況に陥ったため、シリーズ中、一度も喋りませんでした。ここで新番組のティドマス機関庫にいるということは、ヘンリーの需要を把握したということでしょうか。

 

 そして機関庫の向かって左側にブルーノの車庫があります。『AEG』では機関庫から少し離れた場所にポツンと点在していましたが、本作ではみんなと一緒にいます。感覚過敏を持つ身としては大丈夫なのか心配になりますが、『AEG』で最も魅力的で、最も大好きだったキャラクターが続投かつ完全にレギュラー入りしているのを見られてすごく嬉しいです。

初登場である『AEG』でも、一応第2シリーズ(第26シリーズ)以降レギュラーキャラクターとして紹介されてはいましたが、最後のシリーズでも登場頻度はニアやカナに比べて極端に少なくて、逆に出番がある方が珍しいまでありました。

ブルーノといえば自閉症であると断言されているのが特徴的なキャラクターですが、その特徴と、それに伴う慎重な扱い方は本作にも取り入れられているのか気になるところですね。

 

©︎Mattel

 ゴードンとジェームスの間にあと一枠空いているのも気になりますが、もしエミリーが入るのであれば、まさに第21シリーズが英国で放送される前に出たプロモーションアート通りに進展することになるわけですが、もしそうなら嬉しいです。ぜるさん個人、ニアとレベッカも大好きなキャラクターではあるのですが、この組み合わせの番組も見てみたかったんですよね。

まあ、機関庫の周辺に燃料タンクが設置されていることから、『AEG』みたいにディーゼルが入るのもあり得ますし、第7シリーズ以前のように寝泊まりする機関車が固定ではない可能性も考えられますけどね。

 

〈キャラクターモデル〉

©︎Mattel

 今年8月20日になるまで、本作の予告映像や一枚絵はマテルのプレスリリース以降無く、玩具のパッケージ用に描画されたプロモーションアート等でしかキャラクターの見た目がどのように変化したのか確認する手段がなかったので、実際にこうやって映像として見ると、とても可愛らしく、もうすでに愛着が湧いています。少なくとも玩具やパッケージの一枚絵と違ってバタ臭さは抜けているように感じられました。

第24シリーズ以前の3DCGモデルと、『AEG』のキャッチーなキャラクターデザインのちょうど合いの子のようで、ほうれい線がリアルすぎる前者や、万人受けしそうにも人によっては不快感を覚えたであろう後者の極端なデザインよりは断然親しみやすいのではないかと思います。

『Railway Stories』(以下、『RS』と略す)の同色のキャラクター(例えばトーマス、エドワード、ゴードン)は見分けをつきやすくさせるためなのか色味の濃さが変更されているのですが、予告編を見る限りではトーマスとゴードン、パーシーとヘンリーに大差ないように見えました。照明のせいかもしれませんので、実際に本編を見るまでわからないところではあります。

 

 少なくとも、玩具のパッケージは、予想通り、あくまで玩具用のプロモーションアートであることが明らかになって安心です。もし、ゴードンのランボードの留め具が赤で描画されたままだったら耐えられなかったかもしれません(笑)

 

 

 機関車たちの表情が豊かなのも気に入っているところです。第13シリーズから第24シリーズではある程度自然な表情変化のみ(プロモを除く)で、模型期や『AEG』みたく極端で柔軟性のある表情差分ではなかったものが、本作ではより親しみやすく、かつそれらのように極端に描画されるようになりましたね。

 英国、米国版では『AEG』同様、トーマス、パーシー、ロージー、ブルーノなど若いキャラクターに子役が声優に起用されているようです。機関車たちが「child」、「adult」と呼ばれなければいいのですが…。

 

©︎Mattel

 『トーマスのはじめて物語』でせっかく復活したキャブ後面の赤いライニングは、第4シリーズ〜第18シリーズ、および『AEG』同様に消えてしまったのが残念です。

でも、それを払拭するかのように嬉しいことの1つは、機関士の復活です。『AEG』では機関車たちが自力で動いていましたからね。あとは機関士がしゃべって機関車たちと対話を交わしてくれればもっと嬉しいですねぇ。

 

©︎Mattel

 ロージーのキャラクターデザインは思っていたより良い感じに見えます。玩具やプロモでは必ず強気な表情を見せていますが、予告編では穏やかな表情が多く見られます。性格がどうなっているかは見ないとわかりませんね。依然としてトーマスと仲良く競走したりしているのが可愛いです。

必ずしもナイトロジェン・スタジオ、アーク・プロダクション、ジャム・フィルド・トロント等の3Dアニメーションスタジオが手がけたCGモデルをまんま共有しているわけではないようで、ランボードは赤く、キャブ側面の窓は1つに減っています。

 郵便車や平台貨車を見ても分かるとおり、アセットが紛失したのか、一から作り直したCGモデルも多そうです。

 

 一方で、パーシーはだいぶ変わった印象です。まず顎の面積が広く、目と目の隙間がちょっと離れています。なんというかこう… もうちょっと可愛くできなかったのかなぁと考えてしまうのは、日本人特有の思考なんでしょうかね。

 

©︎Mattel 第24シリーズ『ニアとあたらしいゾウさん』より

 でも、良いところはあります。それがリベットです。第23シリーズと第24シリーズでは大きなリベットだらけでプツプツでぱっと見気持ち悪かったのですが、『RS』のパーシーはこの大きなリベットが全て取っ払われているんです。代わりに、キャブの側面にいくつか点在しているようですが、スクリーンショットのように縦一列にびっしりついているわけではないのが救いですね。

 

©︎Mattel

©︎Mattel 第26シリーズ『トーマスとブルーノとせきぞう』より

 ブルーノは、2Dから上手く3DCGに適応できたと見せかけておいて、実は『AEG』の方がリアルに見えるという謎のキャラデザをしていますね。

というのも、『RS』のブルーノは窓の数が現実で言う2軸仕様のカブース(4軸に改造された個体もあるみたいですが)をモデルに改修されているっぽいんですよね。番号は同じでも、側面の手すりは消えたし、煙突もT字型ではなく、なぜかトードのように一本線になりました。

 それと、個人的に一番不満なのが、他の車両と違って何故かブルーノだけ車輪のタイヤ軸(線路に接触するパーツ)が赤くて、鉄道車両というより安っぽいおもちゃにしか見えないんですよね。『AEG』でさえその辺はリアルだったのに。車体の木目調がリアルなだけに、彼だけ浮いてて変な感じです。理由があるなら知りたいですが、後のシリーズでCGモデルが改修されることを願うばかりです。

 

 そうそう、トーマスとパーシーの声優は聞いたことのない声でしたが、ブルーノは『AEG』と同じっぽいですよね。もしかしたらUK版ではエリオット・ガルシアくんが続投してくれるかもしれません。

 

©︎Mattel

©︎Mattel 第6シリーズ『トビーとこひつじ』より

©︎Mattel 第19シリーズ『たいせつなひつじ』より

©︎Mattel 第26シリーズ『パーシーのうれしいバレンタイン・デー』より

 先ほど機関士が復活したとお話ししましたが、それと同時に農夫のマッコールさん等人間キャラクターも第24シリーズ以前同様に機関車たちと対話することが可能になっています。『AEG』のトップハム・ハット卿とサンタクロース以外は機関車と対話できないという描写の仕方はレジナルドが出た時点で馬鹿馬鹿しくなりましたので、やっぱこうでなくっちゃね。

 マッコールさんのデザインは3DCG期やもはや面影のない『AEG』と違って、服装の色も含めて模型期寄りになった印象です。ただ、顔の輪郭が縦に伸び、肩幅が広くなったおかげか、どのシリーズよりもずっとスタイリッシュに見えますよね。と言うより、セクシーさまで兼ね備えているような…。なんかメロい。

牧羊犬のケイティも再登場です。

 

©︎Mattel

 予告編では、未だ玩具で姿を見せていないトップハム・ハット卿の姿もありました。でも、『AEG』以前と違ってお腹が出ておらず、どういうわけかほっそりしているように見えますね。『AEG』以降、UK版であっても蔑称に当たる「fat」という言葉が使われなくなったのは百歩譲ってよしとしても、原作のキャラクターアイデンティティを失ってるのはいかがなものかと思ってしまうんですが…。やつれたのかな。

貨車にコンテナが積まれているなど現代的なソドー島を描写しているようなので、おそらくリチャード・トップハム・ハットあたりなのかなとも考えられますよね。これはスティーブン・ハットとブリジット・ハットが孫として出てこなければそう断定できます。

 

©︎Mattel

 人間といえば、ウェルズワース駅とティドマス機関庫の場面で女性作業員が登場しています。ついにソドー島にも女性作業員の姿が…! ここまで長かったなぁ。

一応、映画『Go!Go! 地球まるごとアドベンチャー』ではアフリカの各地に女性作業員がいたりしたのですが、ソドー島で描写されるのは初めてなんですよ。『AEG』では作業員が登場しない代わりにエンジニアとしての存在は確認できました。うれしいな。

 それから、こうやって機関車を作業員が点検するという細かい描写が復活したのもうれしいポイントです。機関車たちが機械として丁寧に手入れされていることを強調しています。

 

 

〈新キャラクター〉

©︎Mattel

 未だ玩具の情報も無ければ、予告編で何度も姿を見せている割に全く触れられていないクレーン車の真新しいキャラクターが姿を見せています。これが以前商標登録されたジェイ(Crane Truck Jay)でしょうか? 同じくクレーントラックにディーパック(Deepak)がいますが、ディーパックという名前がつくほどインドっぽい顔つきではないので、前者のような気がしますが、わかりません。ワンチャン、ケビンだったりして…?

 

©︎Mattel

 今回の中編では結構出番が多そうですね。キーマンになるのか、それとも『AEG』でいうカーリーとサンディーよろしく「手」の役割を持つ便利なキャラクターになるのか。それはともかく、積み下ろしが苦手なのかな? と思えるワンシーンに興味を惹かれました。

 

 

〈懐かしの小ネタ〉

©︎Mattel

©︎Mattel 第1シリーズ『ジェームスのあやまち』より

 予告編の中にはちょっと懐かしい小ネタが潜んでいます。そのうちの1つがこのオレンジ色の支線客車。アニーとクララベルのようで、模様もついていなければ顔もありません。TV版の初期にしか出てこなかった客車が元ネタと思われます。

実はこれ、第2シリーズを最後に本編では一切姿を見せなくなり、代わりに赤く塗られた客車が頻繁に登場するようになりました。ここに来てまさかの再登場…!? とはいえ、扉の上の排気口(?)が黄色に塗られるなどアレンジは施されていますね。

 

©︎Mattel

©︎Mattel 第3シリーズ『ちょっとちがうよオリバー』より

 もう一つはちょっとこじつけかもしれませんが、第3シリーズのみに出てきた立体交差のアセットに限りなく近い情景が出てきていることです。道路のトンネルに注目が行きがちですが、よく見るとアーチ状の橋の上にも緑色の鉄骨の橋があるんです。もっとも、線路の傍に運河があれば断定できるんですけど、少しノスタルジーを覚えたのは私だけではないはずです…!

 

©︎Mattel

 それから、実際に本編で扱われるかはわかりませんが、予告編において2回ほど、マイク・オドネルとジュニア・キャンベルが手がけた「きかんしゃトーマスのテーマ1」のアレンジフレーズが1~2小節だけ取り入れられています。正直、この番組がニュースタルジーな時点でこうなることは予測できていましたが、素敵なフレーズだと思いませんか?

 あと何気にウェルズワースまたはクロンク近郊に架かる高架橋も懐かしいですよね。これは初期から第15シリーズを最後に姿を見せなくなったロケーションなんです。

 

 

〈ライティング〉

©︎Mattel

©︎Mattel 第13シリーズ『トーマスのはやおき』より

©︎Mattel 映画『探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』より

 3DCGでの描画に戻ったといえども、キャラクターのCGモデル同様、何もかもが第24シリーズと同じになったというわけではありません。オープニングでお馴染みの風車や背景の踏切、木々などを見ると、リアルではなく、こじんまりしていて、どこかチープなおもちゃみたいな雰囲気を醸し出しています。

でも、これは批判ではありません。確かにまるで本物の鉄道のようだった模型期や、ディテールが手の込んだ第13シリーズ〜第16シリーズのCG、きめ細やかに描画された第19シリーズ〜第21シリーズの方が高精細に見えるのでつい悪く比較してしまいがちですが、これはこれで親しみやすくする工夫の一つとして意図的におもちゃ感を出しているのだろうと予想しています。

 

©︎Mattel

 機関車たちの緩衝器や煙室下のパーツが汚れていたり、ブルーノの車体の木目が丁寧に描画されていて、車輪周りのパーツを除けば、車両キャラクターは現実的でなくともややリアル調に描写されていて、人間キャラクターや動物は遠目から見るとまるで人形のようにも見えます。これってすごく模型初期っぽさを感じませんか? 雰囲気としてはすごく好きです。

 

©︎Mattel

 港の情景がごちゃごちゃしているのも良い感じです。『がんばれタッグス』から出続けているクレーンやタンク、小屋も続投しています。

場面によっては照明が固定じゃないというのも魅力的なポイントに思えます。

 

©︎Mattel

 賛否は分かれるかもしれませんが、元からカートゥーンである『AEG』を除いて、汽笛が稼働時に上下する描画が復活しました。これは第13シリーズ〜第16シリーズまでにあった描写の仕方で、現実的ではない動きです。

でも、第21シリーズ以降、機関車たちは身振りをしているので、カートゥーン的な描写としてはありなんじゃないかと個人的には思います。

ただまあ「鉄道の物語」と題しておきながら、平台貨車の足回りやポイントレールがいい加減だったりと言った荒さが目立つのは懸念点かなとも思います。それらが気にならなくなるほど物語が鉄道らしさを取り戻していると良いのですが。

 

 

【物語の予想】

©︎Mattel

 一応、中編作品の予告ですので、物語の予想はしておこうと思いますが、正直書くことはあまりありません。

というのも、この1分間の動画で頭に入る情報は、真新しいアセット、レギュラーキャラクター一新、新キャラクター、懐かしの小ネタ、変更点くらいで、真新しい展開がありそうな予感がしないからです。

 みんなで空港を建てるとか、ディーゼル機関車との対立を描くとか、悪者の泥棒を追いかけるとか、大冒険に駆り出すとか大きな内容ではなく、新番組のエピソード0、あるいは、日常のエピソードを少し長くしただけの恐ろしくシンプルな物語になりそうな気がしています。特にパーシーとゴードンの台詞で大体の予想がついてしまいます。

 個人的には『ブルーマウンテンの謎』、『トーマスと失われた王冠』、『勇者とソドー島の怪物』みたいに、日常の中で起こりうる対立を描くストーリー性が『汽車のえほん』らしく魅力的で好きなのですが、それ以前の問題のような気がしてならないんです。

極端な話、『サンタを探せ! パーシーのクリスマス急行』や『いっしょに歌おう! ドレミファソドー島』みたいな、重要なテーマがありそうで物語なんてさっぱり微塵もない体たらくにならなければ良いのですけどね。

 しかし、裏を返せば、仲間たちとの冒険、友情、チームワーク、仕事に対する心構えなど物語の本質的な魅力は保たれたままであり、それが鍵となると思わせることに、同時に安心感さえも覚えています。

 

©︎Mattel

 パーシーがトップハム・ハット卿に褒められているのを横にトーマスが妬んだ表情をしていたり、質の悪い石炭を使っているのか、黒煙を出しながら郵便車を牽いて丘を登ろうとして事故を起こすなど、トーマスの生意気で嫉妬深い性格が活き活きとしていそうで、キャラクター面では本当に楽しみです。

クレーン車のキャラクターとの対立はあるか、果たしてロージーの性格は魅力的に描かれるかなど、気になるところもあります。以前の作品みたくミュージカル風になるみたいですが、そういったキャラクターとの対立を歌で誤魔化されなければ良いです。これが杞憂に終わることを願います。

 

 

〈終わりに〉

 ウェーブ3と来年発売予定のおもちゃの情報をこの後に書こうと思ったのですが、めちゃめちゃ長くなりそうなので別途の記事で投稿します。あんまり長いと読めない人、最近多いみたいですからね…。

 最初の予告動画だけを見ると、どうしても不安に感じてしまう人はいると思いますし、当然のように模型初期や第20シリーズ以前の雰囲気とはまた大きく異なります。かつて私が願った、『The Railway Series』の新解釈としてそれまでのTVシリーズとデザインから切り離した番組でもなさそうです。

ですが、前に『King of the Railway』の予告編が出た際に、多くのファンが何を思ったか覚えていますか? 私の場合、映像がチープなのでこれ大丈夫かなぁと記事に書いた記憶があります。でも、実際には、本編を観るまで分からないことだらけでした。蓋を開けたらめちゃくちゃ好みの作品だったんです。第13シリーズ、第17シリーズ、第25シリーズがそうだったように、時間が経つにつれて描画が良くなっていったり、編成が長くなったりするんじゃないかと思います。

ですから、テレンスの言う「Don't Judge a Book It's by Cover」の精神で今回の『Railway Stories』シリーズを楽しみに見ていこうと思います。それに私なんてとっくに親世代ですから、もう何10年もメインターゲット層ではありませんし、うちの子どもみたいに駄々をこねるつもりはありません。

 とはいえ、マテルの重役会議によれば、短編エピソードのいくつかは親が毎日実際に直面する出来事やトラブルをテーマにしたものがあったり、親世代が楽しめるクラシックな雰囲気と現代の子どもたちのためのモダンな雰囲気を両立させているとのことで、私の中ではかなり期待値が上がっていて、率直に言って楽しみです。

では。

 

※この記事に添付したスクリーンショットの著作権は全てMattel, Inc.に帰属します。

LUSH ×『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』コラボ商品レビュー 後編

 ゲームに没頭しすぎて前回の記事から丸1ヶ月経ってしまいました。(今ハマってるのは『スターフォックス64』です)。

 

↓前回の記事↓

zeluigi.hatenablog.com

 前編の記事を投稿したのは映画公開の前日でしたが、皆さんはもう映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』は観に行かれましたか?

 

T・ジョイ新潟万代、4月24日撮影

 ぜるさんは今日までで、2D特別日本語版、2D字幕版、4DX3D、IMAX、バリアフリー字幕付き特別日本語版を含む、計8回ほど観に行きました。ここまで何回も同じ映画を観に行くのは、さすがのぜるさんもマリオの映画くらいです。(前作は10回ほど)。トーマスは大体英語版のDVDか配信媒体で先に観ちゃうから、映画館に行くのは多くて2回。

 8回まで観ると、最初に衝撃を受けた映画のとある設定にもある程度納得しましたし、最初は好きじゃなかった描写が段々と受け入れられていくようになりましたね。

 とりわけ前回の記事ではロゼッタとピーチ姫の相互作用のある商品に大絶賛していました。記事で説明したように、原作ゲームでのロゼッタはマリオとピーチ姫の未来、あるいは並行世界の娘なのではないかと考えられる描写があるからです。リップ系は娘のロゼッタを母のピーチがカバーする、なんて素敵な商品なのだろうと思いました。

でも、映画を観た人ならわかるはず。映画じゃそんな設定は描写されていなかったということをね。けれども、それでより一層納得しましたね、今回のLUSHとのコラボでピーチ姫とロゼッタの相互作用のある商品が2つ以上出ている理由が!

それだけでなく、「ロゼッタ&チコ リップスクラブ」と「ピーチ姫 リップジェリー」がより一層大好きになりました。今回の映画で2人を気になった人は是非!! テンション上がりまくりですよ。

 

 さて、お待たせしました。

今回は湯船に投入するものが中心の記事です。

私の評価基準はこちらの記事を参照してください。

 

ヨッシーのタマゴ

カテゴリー: バスボム

全4種類

価格: 各2,400円

 

 バスボム、つまり入浴剤です。3年前はハテナブロックのバスボムで、中にアイテムの形をした固形石鹸が入っていて、全部で6種類ありました。当時は金銭面を考慮して1個しか買えませんでしたが、最も欲しかったマメキノコ*1の石鹸が出て喜んだのを昨日のことのように覚えています。6種類すべて、アイテムだけでなく、香りも色も全く異なるのですが、面白いことに、マメキノコの入ったバスボムから出てきた色味は、まさにシレナビーチ*2のマンタから発生するビリビリのドロドロそのもので大笑いしましたね。

 それはさておき、今回の「ヨッシーのタマゴ」のバスボムは、仕様としては3年前の「ハテナブロック」に似ています。数は4種類と減りましたが、4種類とも色と香りが異なるほか、中からアイテムの形をした"シャワーガミー"という、ふにょふにょ弾力のある小さな固形石鹸が出てきます。

「え、ヨッシーのタマゴって中からヨッシーが出てくるんじゃないの?」と思った人もいるかもしれませんが、実はこれ原作再現です。ヨッシー初登場作品『スーパーマリオワールド』では、ヨッシーに乗った状態でコース上に点在する「フルーツ」を5つ食べさせてあげると、ヨッシーがアイテムの入ったタマゴを産みます。ほかにも『マリオカート ダブルダッシュ!!』などでもタマゴからアイテムが飛び出る様子を確認できます。

 

 アイテムの形をしたシャワーガミーと香りはそれぞれこんな感じ。(※順不同)

●ファイアフラワー→バスボム「スクリーモ ボム」(販売終了)と同系統

●アイスフラワー→バスボム「フロスティ ザ スノーマン」(販売終了)と同系統

●コイン→「クッキードウ リップスクラブ」(販売終了)と同系統

●1UPキノコ→バブルバー「レッド クランブル バブルルーン」と同系統

 LUSH歴3年のぜるさんみたいに、販売終了品ばかりで、タイトルだけ見てもわかんないよ! という人のために簡単に書くと、

●チェリーのような香り

●ペパーミントキャンディのような香り

●クッキーのような香り

●リンゴのような香り

だそうです。

 ちなみに、白いタマゴの部分はバスボム「クラクル」(販売終了)と同系統。スイートオレンジ、レモン、クローブバッドをブレンドしたフルーティーな香り。

 流石に気になったので4種類とも全て購入しました。この記事では、2つほど開封した様子をお見せしましょう。

 

(注意: 風呂釜をつけた状態で投入すると故障の原因になるため、入れる際は電源を切るか、蛇口でお湯を溜めましょう)。

 早速1個目を投入! 外装の白い部分と緑糸の部分が溶けてモコモコしています。泡立ちがすごいです。さてさて何が出るでしょうか。ワクワク。

 

 と、次の瞬間、赤黒い液体がシュワシュワと出てきました。タマゴにそれはちょっと怖くない…? でもよく見ると、キラキラのラメが入っていてゴージャスです。全体的に見るとちょっとアレだけど…。

 

 赤ということは、中から出てきたのはお馴染みのファイアフラワー*3!! 劇中ではマリオとルイージがアッチーニャ神殿を調査するために手に取って変身していましたね。

バスボムから出てきた色はまあ言っちゃうとグロいですが、香りはこの4種類の中でもトップクラスに好きでした。チェリーというよりは、イチゴ風味の紅茶みたいな、そんな上品な甘めの香り。表現が伝わるといいのですが…!

 

 ちなみにこのシャワーガミーというものは、水気を拭き取ることで、こんなふうに壁にくっつけられます。でも、ただ遊ぶだけじゃなくて、本来は石鹸として体を洗い流すものです。実は結構泡立ちがいいです。

 

 全ての色が混ざった後の湯船はこんな感じになりました。白い部分が多いので、ラメ入りのキラキラしたピンク色になります。なるほど、だからあんなに色が濃かったのか。にしたってタマゴから赤色が出てくるのはなんか怖いので、原作みたくオレンジ色だったらよかったのにな〜と思いました。

 

 1個目の色が衝撃的すぎたので、日を改めてもう1個投入!

今度はタマゴから、ラメ入りの水色の液体がシュワシュワと出てきました。あ、今回は可愛いかも! それになんだかすっきりとした香り。水色といえば、マリオファンならもうピンときますよね。

 

 出てきたのは、そう、アイスフラワー*4!! 劇中ではキノコ王国の問題を解決する場面で、マリオが一瞬だけ使っていましたね。

 面白いのはアイスフラワーというだけあって、ペパーミント、すなわちハッカ油が配合されているため、温かい湯船なのに体がひんやりすることです。これからの暑い季節にぴったりです。アイテムに合った香りと効果作用があるのすごくいいですよね。

香りはペパーミントキャンディみたいという説明の通り、ミントの清涼感と一緒に甘い香りが漂います。もちろん、石鹸として使うことでもひんやり感を味わえます。

 

 混ざった後の湯船は綺麗な水色に。爽やかで気持ちよかったですよ。後の2種類も投入したのですが、機能性としては、4つともすべて肌がしっとりしましたよ。

 

 出てきたシャワーガミーをこうやって並べても楽しいです。使うのが勿体無いくらい可愛い。4種類ともラメが入っているので、出てきて間もない状態のガミーたちもキラキラしています。

 商品名には「ヨッシーのタマゴ 1」とか、「ヨッシーのタマゴ 2」とか番号が振ってあるので、あながちブラインド商品というわけでもないんです。これは3年前の「ハテナブロック」も同様でした。

 ここではどれがどの番号に当たるのかはあえて伏せておきますが、。失敗したくないって人のために1つだけ教えておくと、赤黒い液体の出たファイアフラワーは「ヨッシーのタマゴ 3」でした。

後のアイテムは買うまでのお楽しみ。

まあぶっちゃけLUSHのアプリに答えが書かれているんですけどね…。

 

【こんな人にオススメ】

●湯船で肌をしっとりし、癒されたい

●モコモコの湯船に浸かりたい

●ワクワク感を楽しみたい

●ヨッシーが産んだアイテムを使いたい

 

【評価】

しっとり: ☆☆☆

香り: ☆☆☆ (どれも良かった)

コスパ: ☆☆☆

使用前の見た目: ☆☆☆

使用後の見た目: ☆☆

泡立ち: ☆☆☆

楽しさ: ☆☆☆

 

総合評価: 5/5

 

 

チコ バブルバー

カテゴリー: バブルバー

価格: 1,680円

 

 映画にもロゼッタの周りにたくさん登場したチコのバブルバーです。バブルバーというのは、湯船を泡風呂にする、LUSHでしか味わえない唯一無二の体験をさせてくれる商品で、流水(蛇口のお湯かシャワー)で、砕いたバブルバーを湯船に流すと、モコモコした泡が立つというもの。泡と一緒に、色と香りで楽しむ代物です。

 大きさも等身大っぽくて、可愛い形のチコちゃん。目にハイライトが無いとちょっと怖いけど。発売初日に購入する際、店員さんから「レビュー用に」と、最も綺麗なものを選んでいただきました。色は黄色のみです。

 香りは、このコラボで新しく誕生したものだそう。グレープフルーツオイル、イランイランオイル、酒石酸水素Kが原材料に使われていて、芳醇なグレープフルーツと桃のようなフルーティーな香りがふんわり優しく漂います。今回のLUSHとマリオ映画のコラボの中で一番香りが強いんじゃないでしょうか。癒される香り。

 こんな可愛いのを崩しちゃうだなんて…。ルマリー(死生観が退廃的な青いチコ)ならなんの躊躇いもないけど…(笑) でも、そもそもチコというのは、自分の大切な人のために惑星や彗星、恒星、スターリングになることに幸せを感じる生態。なので、このバブルバーのチコもきっと、お風呂で使ってくれることに幸せを感じてくれているはず…!

と、思い込みながら砕きます。はて、どこから砕いたものか。店員さんによれば2回くらい使えるとのことでしたが、ぜるさんは4回くらい使い分けました。少量でもシャワーで流すと結構モコモコになるんですよ。

(注意: もちろん風呂釜の電源は切ったほうがいいです)。

 

 というわけで、ヘ・ン・シ〜〜〜ン!!

 

 キャラクターものの断面図を見せるのは気が引けるのですが、中はオレンジ色になっています。原作および劇中でチコが変身したスターリングの色ということなんでしょうね。「ロゼッタ&チコ リップスクラブ」同様、金色の星形の砂糖が入っています。

(※食べないでください)。

 

 写真見てもよくわからないと思うんですが、粉々に砕いて、上からシャワーで流したら、湯船から溢れんばかりの白いモコモコに大変身です。お風呂から芳醇な香りが漂います。何が何だかわからないと思いますので、実際に使ってみたほうが良いです。

 

 ちなみに泡が大体溶けた後の湯船はこんな感じ。黄色とオレンジの間くらいの色で、こちらもラメが入ってキラキラしていて綺麗です。ただ、残念ながら星形の砂糖は湯船の底に沈んだ後溶けた様子で、お風呂に浸かっている間には確認することができませんでした。これはLUSHのアプリにも書かれていないことなので、店員さんに言われなきゃそもそも気付けないでしょうね。

 

【こんな人にオススメ】

●モッコモコの泡風呂に浸かりたい

●芳醇な香りで癒されたい

●チコの作り出すキラキラな湯船に浸かりたい

 

【評価】

泡立ち: GREAT

香り: GREAT

コスパ: ☆☆

使用前の見た目: ☆

使用後の見た目: ☆☆

楽しさ☆☆

 

総合評価: 3/5

 

 

ルイージ シャワージェル

カテゴリー: ボディソープ

価格: 3,730円 (270g)

 

 今回の「マリオ シャワージェル」同様、リバイバル品のためか、容量は270gのみで、日本ではLUSH SPA新宿店とオンラインショップのみでの取り扱いであることに注意が必要です。

 LUSH SPA新宿店に立ち寄った時、マリオだけでいいかな〜と思ったんですが、マリオのシャワージェルの懐かしい香りを嗅いだら、ルイージのも恋しくなってきて、新潟に帰ってから買わなかったことを激しく後悔しました。LUSHラブラ2店で、同系統の香りと言えるフレグランス「ワンス アポン ア タイム」や、「タートル シャワージェリー」(販売終了)の香りを嗅いだら余計に…(笑)

 幸い、LUSHのアプリから購入できるので、買っちゃいました。

 

 世にも珍しい、スライムみたいな緑色のソープ。香りを嗅いでみると…

 

あれ?

 3年前の「ルイージ シャワージェル」と香りが全然違う…。鼻がおかしくなったのかと思いました。本来は芳醇な青リンゴのような甘くてすっきりした香りがあるはずなのですが、今回は第一印象が酸味の強いすっきりした香り。青リンゴ感が消えてて、同系統と書かれている「ワンス アポン ア タイム」ともちょっと違う気がする。

 そこで3年前のパッケージ*5と見比べてみたら、元々配合されていたスイートオレンジ油とネロリが消えてて、代わりにグレープフルーツオイルが追加されてる!!

ていうか今回のパッケージに「グレープフルーツオイルの香り」って書かれてる!?

スイートオレンジが抜けると青リンゴ感がなぜ消えるのだ? と思った方もいらっしゃると思いますが、それがLUSHキッチンの魔法です!(適当) 生半可な知識の人間には答えられないので専門家に訊いてください。

 

 ところで、LUSHラブラ2店には、香りを嗅ぎ分けてパッと当てられるソムリエみたいなすごい店員さんがおられるのですが、その方に訊いてみたところ、今回の「ルイージ シャワージェル」は、かつて販売されていた真っ白なシャワージェル「ソーホワイト」と、バスボム「白雪姫と大きな林檎」とほぼ同じ香りだそうです。LUSHに明るい人ならわかるかもしれないので情報として載せておきます。

 

 グレープフルーツといえども、成分表にはしっかりとリンゴ果汁も記載されていて、実際に体全身にこのソープをつけて泡立ててみると、ふわっと芳醇なリンゴ特有の甘い香りがしました。酸味と甘みが織りなすさっぱりした香り、優しいルイージらしさともいえますが、マリオと違って3年前と香りが異なるのは、本作『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』でマリオと一緒に冒険し活躍しているからなのだろうなと解釈しました。

 あるいは、同じくリンゴっぽい香りのする「プロテクト ザ ギャラクシー」と被らないように成分を変えたのかもしれませんが、どのみちいい香りであることは間違い無いですね。

ちなみに「マリオ シャワージェル」同様粘度が高めで、肌にしっとり感を与えてくれます。香りはマリオに比べて残りません。

 

【こんな人にオススメ】

●しっとり肌になりたい

●すっきり爽やかな香りで体を洗い流したい

●グレープフルーツまたはリンゴの香りが好き

●ルイージらしさを感じてみたい

 

【評価】

潤い: ☆☆

香り: ☆☆☆

コスパ: ☆☆

見た目: ☆☆☆

泡立ち: ☆☆☆

楽しさ: ☆☆

 

総合評価: 5/5

 

 

チコ シャワージェリー

カテゴリー: シャワージェリー

価格: 2,800円

 

 チコの2つ目の商品です。シャワージェリーというのは、ゼリーのようにプルプルした手触りの固形石鹸です。冷蔵庫に入れて冷やしてから使うこともできます。3年前には「ピーチ姫」と「クッパ」で販売されていましたね。

しかし、この「チコ シャワージェリー」の最大の特徴は、この中にチコの形をしたシャワーガミーが5つも入っているということ! なので結構でかい!!

 

 開封してみました。1色だけではない、さまざまな色合いが織り成し、銀河の星雲のようなグラデーションを生み出していて最高に綺麗です。実は、中に入っているチコのシャワーガミー。パッケージ通りの表情・形・色をしているんです。

 

 試しにピンク色のチコだけ取り出してみました。開封までに時間が経過したせいか、若干色落ちしていますが…。わかりますかね。パッケージの真ん中ではしゃいでるピンクのチコと全く同じ表情と形をしていること!

 

 黄色のチコも取り出してみます。向きは反転しているものの、パッケージと同じ表情をしていますよね。みんながみんな同じじゃなくて、劇中で天文台の書斎ではしゃいでいたヤンチャなチコたちのように元気な姿を模っています。なんと可愛いのでしょう。

もちろん全部石鹸として使えます。

たくさんのチコに囲まれて、ロゼッタの気分です。ママァ。

 

 これはチコのシャワーガミーを取り出す時にちぎったジェリーの破片なんですが、ジェリーだけでもこんなふうにグラデーションがあるのわかりますかね。めちゃめちゃ綺麗じゃないですか…? 例によってラメが入ってキラキラしています。

 

 香りは「チコ バブルバー」と全く一緒ですが、どちらかといえばこのシャワージェリーの方が香りが強く、洗い流す際はテンションが上がります。

ただ、結構でかいので、そのままの形を体に滑らせようと思ったら結構使いにくい。でもご安心を。シャワージェリーなら、適量をちぎって使うこともできます。スポンジでもいいですが、シャンプーとして髪に使うとものすごい泡立ってくれます。

さらには洗顔料としても使えます。万能すぎる。肌がツヤッツヤになりますよ。

 

【こんな人にオススメ】

●肌にツヤが欲しい

●一味違ったシャワータイムを楽しみたい

●フローラルな香りが好き

●チコに囲まれたい

 

【評価】

ツヤ: ☆☆☆

香り: GREAT

コスパ: GREAT

見た目: FANTASTIC

泡立ち: ☆☆☆

楽しさ: ☆☆☆

 

総合評価: 6(5)/5

 

 

ハテナブロック ギフトボックス

カテゴリー: プロダクトホルダー

価格: 980円

 

LUSH ラブラ2店、4月1日撮影

 前回バスボムだったハテナブロックは、今回はギフトボックスになりました。要するに何かを入れる箱です。『Minecraft』コラボの「チェスト」がお気に入りで小物入れとして使っているのですが、ハテナブロックとしてはいい感じの大きさに惹かれて買っちゃいました。「ヨッシーのタマゴ」が4個とも入る(通常のバスボムなら8個入る)ほか、空っぽなら劇中のマリオみたいに膝蹴りもパンチで叩く動作も似合うくらいの本当にちょうど良い大きさです。(※折れやすいので壊さないように注意)

店員さんによれば、壁にくっつけて飾ってるお客さんもいるのだとか。USJみたいで子供心をくすぐって面白そうですね。

 

 裏面には任天堂公式、イルミネーション、ユニバーサルのロゴ入り。

表面にはもちろんLUSHのロゴも。

記念アイテムとしてお1ついかがですか?

 

 素材は再生紙なので、使い終わったらリユースが可能です。

 

【こんな人にオススメ】

●8個のバスボムを入れる箱が欲しい

●LUSHの商品と一緒にプレゼントしたい

●ハテナブロックをインテリアに飾りたい

 

【評価】

箱として: ☆☆

コスパ: ☆☆

見た目: ☆☆☆

楽しさ: ☆☆☆

 

総合評価: 5/5

 

 

【終わりに】

 ぜるさんからのレビューとしてはここまでです。唯一買わなかったのは「ロゼッタ&チコ ボディスプレー」のみです。金銭的な理由で断念しました。香りはすごく良くてロゼッタの解釈通りなので、ロゼッタが大好きになったよって人にオススメしたいです。「プロテクト ザ ギャラクシー」と全く同じ香りなんですけど、ロゼッタだからこそロザリーナ(ラベンダーティーツリー)オイルが配合されているというのがポイント高いんですよ。

 

 前編ではピーチ姫とロゼッタの相互作用の楽しめる商品と、「マリオ シャワージェル」を激推ししていましたが、その後から使った「ヨッシーのタマゴ」バスボムも全部香りが良くて楽しかったですし、何より「チコ シャワージェリー」が想像を遥かに超える楽しさ・綺麗さだったので、個人的には今回のコラボにかなり満足しています。

「ルイージ シャワージェル」が3年前と違う香りだったのは少しショックでしたが、また違ったルイージらしさを堪能できる上、最終的に香りも気に入りました。

 反面、前作のコラボではクッパがあったのにも関わらず、今回はありませんでしたね。ハロウィンになればシャワージェル「ロード オブ ミスルール」で同じ香りを堪能できますが、本作の映画ってクッパも主人公の1人と言っても過言ではないほど印象的だったので、そもそも無かったのが寂しい。

それと、クッパJr.の商品が1つも無かったのも残念です。オールドスパイスではクッパJr.をイメージしたデオドラントとボディウォッシュが販売されていますが、個人的には「LUSHの解釈するクッパJr.モチーフの香り」が気になってしょうがないんですよね。とはいえ、次回作には出てこなさそうだしなぁ。

 そうそう、次回作といえば、私の大好きなあのキャラクターが確実に出てくるはずなので(本作の映画を最後まで見ればわかります)、次回作のマリオ映画でも絶対にLUSHとコラボしてほしいですね…! ロゼッタにロザリーナオイルが使われたみたいに、デイジーだからこそのオイル配合とかだったら嬉しいなぁ…! 絶対出してほしい。

 

 このほかにもLUSHとコラボしてほしいものはいっぱいあるんですけどね。来年公開予定の実写映画『ゼルダの伝説』(仮)とか、『ポケットモンスター』シリーズとか、同じく英国生まれの『きかんしゃトーマス』とか。実現してくれたら嬉しいなぁ。

 

 

 LUSHの『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』コラボ商品は、映画公開後しばらく販売される見込みですが、数量限定ですので、材料が尽き次第、販売終了になると考えられます。お買い求めの際はお早めに。

 

 今回のレビューはここまでです。少しでも参考になれば幸いです。

上述の大好きなコンテンツでコラボがあったら、レビューするかもしれないです。これまでのLUSHのコラボ、だいたい好きなのばっかりなんですけどね。

では。

*1:『Newスーパーマリオブラザーズ』初登場。取るとマリオが豆粒サイズに変身する。

*2:『スーパーマリオサンシャイン』のステージの1つ

*3:『スーパーマリオブラザーズ』(1985)初登場。取るとファイアボールを投げるファイアマリオに変身

*4:「スーパーマリオギャラクシー』初登場。取ると全身が氷のようなアイスマリオなり、水の上を歩いたり、滝に壁を作って登ることができる。『NewスーパーマリオブラザーズWii』以降は仕様が変わり、敵を凍らせるアイスボールを投げる能力として定借した

*5:記念に入れ物だけ残してあります。

2026年版きかんしゃトーマスグッズ続々登場

 この前突然発表された『Star Fox』(2026)の発売までに『スターリンク: バトル・フォー・アトラス』を急いで攻略中のぜるさんです。

 なんやかんやであっという間に5月12日ですよ。ぜるさんの年齢が一定のラインを超過したからなのか、それともゲームや創作に没頭しすぎなのかは分かりませんが、年始から本当にあっという間でした。

5月12日といえば、そう、きかんしゃトーマスの原作『The Railway Series』が刊行された日ですよね。2026年で81周年を迎えます。めでたい。

本当は今日までに、今年1月末にマテルから発表された、2026年版『Thomas & Friends』の続報の記事を出すつもりだったんですが、だいぶ遅くなっちゃいましたね。もしかしたらイギリス時間、あるいはアメリカ時間での今日、新たな発表があるかもしれませんが、一旦今日までに明らかになった情報をまとめておきます。

主な内容としては玩具情報になります。

 

 作品の公開前において、自戒も含めて一つ注意喚起なのですが、公言された・判明した情報以外は断定しないでください。トーマスに関しては放送前のデマが流れるのが定石化するほど過去に前例がたくさんありますが、特に2020年にケンジのプロモーション画像が公開された際に、長いまつ毛が生えていたことから、wikiに女性であると事実無根の記載をされ、そのデマを信じた公式に携わる人物を含む、多くの人に拡散されるという事態がありました。

当方でも、断定できない情報については「その可能性がある」などの旨の記述を心がけています。今後とも間違った情報が拡散することのないようにご協力のほどよろしくお願いいたします。

ここで注意喚起を書くということは、つまりそういうキャラクターがいるってこと。

 

 

【目次】

 

 

 

〈番組情報〉

 今年2月13日〜17日に米ニューヨークで開催された玩具見本市「Toy Fair 2026」に、例年通り『Thomas & Friends』のブースが展開されました。定番の「Motorized」と「Metal」の両方が展示され、そのうち後者のみ撮影が可能であった模様です。

 

www.youtube.com

 アメリカでは、長編作品と18個の短編エピソードが9月に米Netflixで配信されるとのこと。英国では恐らく例年通り「Milkshake!」で放送される見込みです*1。

 『All Engines Go』第3シリーズ以降、カートゥニートの放送権が何らかの理由で解除されたため、近年のアメリカでの展開はNetflixで秋に配信した後、公式YouTubeチャンネルに無料で公開されるのが定石となっています。18個と、以前のシリーズよりも話数が少ないのは、おそらくですが、分割されるのではないかと考えられます。

 また、5月には多くの新しいYouTubeコンテンツが投稿されると言及されています。この5月が今年か来年か定かではありませんが、マテル管轄の各国の公式YouTubeチャンネルにて2020年から展開されている動画シリーズ『Watch Out, Thomas!』*2のうち、5月9日に投稿されたものが本作のMotorizedに置き換わっていることから、すでに始まっているとも考えられます。

 

www.youtube.com

 

 

〈おもちゃ〉

 1月29日の記事を出した後、様々なキャラクターの商品画像がIcecatにて公開され、紹介推したキャラクターは全て本物であることがわかりました。また、一部の玩具はすでにアメリカ、カナダなど一部地域の店舗で販売が開始されているようです。

 

【Motorized】

 いわゆる電動のおもちゃです。詳細は前回の記事を参照のこと。

 

©︎Mattel

 今年から各車両のデザインだけでなく、レール自体も一新されています。上の画像は「Metal」のレールセットですが、「Motirized」と「Metal」両方とも互換性があることを示しています。

2014年から2025年までのシリーズでは前後に嵌め込むタイプでしたが、今回からはプラレールや2014年初頭までのTrackmasterみたいに上下に嵌め込むタイプになり、簡単に組み立て・取り外しがしやすいように設計されています。これはありがたいですね。2014年以降のレールシステムは組み立ても取り外しも一定の力が必要でしたので、ちょっと遊びにくいなと感じていました。

また、直線レールにリレーラーとしての機能があるようで、例えば後ろにつなげた車両が脱線していても、走らせると自然にレールに上げてくれるようです。面白いですね。

 なお、少なくとも今年のうちに販売されるプレイセットの中には、2025年までのレールと接続可能な互換レールが含まれているようなので、以前のレールを持っている人も安心。但し、今年発売する電動の車両は「Trackmaster Revolution」と釘打たれた2014年〜2020年までの急勾配のレールを上手く走らせられないようなので注意。

 

 車両を走らせるスイッチは屋根にある四角いボタンを押すことで作動します。また、ダミーで先輪のある車両は首を振る仕様になっているようなので、劇中さながらの動きを堪能することもできる模様。

しかし、カプラーが「Metal」同様に磁石に変わったので、それまでのシリーズどころか、元を辿ればプラレールの車両も連結できなくなったことに留意が必要です。

 

 

【トーマス】

©︎Mattel

(商品ページ)

 1月29日の記事で各々新しい姿について触れたキャラクターについては今回の記事ではすっ飛ばします。ご容赦ください。

 

【ゴードン】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

【ジェームス】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

【パーシー】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

【ニア】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

【ロージー】

©︎Mattel

 

©︎Mattel

(商品ページ)

 1月29日の記事を出した後に、電動ロージーの画像が公開されました。車体と同じ色の貨車が保続するようです。レディーかな。

この赤い貨車は、以前に紹介した黄色い貨車とはまた顔の形が違いますね。眉毛、目の形、口の形と、劇中もこのように差異があれば嬉しいですね。

 

【ディーゼル】

©︎Mattel

(商品ページ)

 「Metal」と違ってランボードの色は従来通り黒で塗装されているため、これまでに公開されているプロモーション画像があくまでも玩具用である説により説得力が生じたように思えます。まあでも、どのみち番組を見るまで分かりません。

特筆すべき点としては、ディーゼルの電動のおもちゃで、初めてロッドがついたというところでしょう。2020年までの玩具では、プラレールもそうですがダミーでしたからね。付属の貨車の顔は「Metal」の黄色貨車と同じ顔ですね。

 

【トーマス&スクラフィー】

©︎Mattel

©︎Mattel

(商品ページ)

 

©︎Mattel 第4シリーズ『トードのめいあん』より

 

 2026年にスクラフィーが蘇ることが明らかになりました。いやめでたい! 第4シリーズ『トードのめいあん』ラストで復元された焦茶色の個体ではなく、錆びた状態のデザインですね。実は、復元されたスクラフィーのおもちゃってプラレールの「にぎやか貨車セット」でしか再現されていないんですよね。2017年の木製レールでさえ錆びたスクラフィーでした。

 デザインの相違点としては、まず原作とTV版で歯が1本しかなかったのに対して、2026年版のスクラフィーは上下揃った歯が1本だけ抜けていますね。逆転した。

また、社名は側面に直接書かれているのではなく、社名を書いた板を取り付けているという設定になっているようです。まあ描きやすいのでありがたいっちゃありがたい。

 『トードのめいあん』では修復された後、教訓を学び、何も言わなくなったスクラフィー。2026年版ではおそらく設定画リブートされているはずなので、また何か悪さをしている可能性が高そうですね。

 

【エミリー】

©︎Mattel

©︎Mattel

(商品ページ)

 

©︎Mattel 第24シリーズ『はつめいかのつくったはし』より

©︎Mattel 第26シリーズ『かんぜんにあんぜん』より

 残念なロッド配置を除けば、全体的にシックでゴージャスな色合いになりましたね。色的には過去1の仕上がりです。車体番号「12」も続投。顔のパーツが中央に寄っているのは模型期から変わりませんが、目の形がAEGに近くなった印象です。あと眉毛が長く太いのは初めてですね。瞳の色は紫色のAEGと違って緑色になりました。

 模型初期、CG後期、AEGと違って背景に埋もれないような、面白いキャラクターになっていることを願うばかりです。

 

【クランキー / Cranky's Dockside Delivery】

©︎Mattel

©︎Mattel

(商品ページ)

 

©︎Mattel 第21シリーズ『あたらしいクレーンのカーリー』より

©︎Mattel 第25シリーズ『せんろをはしるスキフ』より

 仏頂面ですね。顎や頬の印象は変わらないものの、眉毛が極端に太く、厳つくなった印象です。瞳の色は茶色のAEGと違って緑色です。AEG以降、ネームプレートが省略されていますが、パッケージ裏のプロモには3DCG期と同様のネームプレートが飾られているようです。結局どっちなんだろう。

 セットに関してはかなり好印象を抱いています。荷物を下ろしてクランキーが貨車に下ろすというのはお馴染みで、特にプラレールの「僕がつみおろし! クランキーの大きな港」と全く同じシステムですが、ハリボテのレーンではなく、マーケットからトンネルをつたってコンテナから出てくるのが子どもの想像力を刺激しますし、クランキーの佇むレールは桟橋っぽくなっていて、港を感じられて雰囲気が良いです。ぶっちゃけ欲しい。

 そうそう、パッケージの背景に顔が描画されているかは定かではありませんが、スキフがいますね。彼もまたこの2026年版に登場してくれるのでしょうか?

 

【Lion Club Rescue】

©︎Mattel

©︎Mattel

(商品ページ)

 トーマスとハロルドのセットです。後述する「Metal」のセットの中にも、ソドー動物園をモチーフしたセットや車両パックがあるのですが、長編作品がモチーフなのか、単にソドー動物園をテーマにした玩具というだけなのか、どっちなんでしょうね?

セット付属のトーマスとハロルドはソドー動物園仕様にデコられています。よく見るとロッドの色も違いますね。

 

 

【Metal】

 いわゆるダイキャスト製のおもちゃ。詳細は1月29日の記事を参照のこと。また、こちらも以前に紹介したキャラクターは省きます。ご容赦ください。

また、プロモーション画像は番組用ではなく、玩具用のものである可能性が高いです。

 

【トーマス&アニー】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

【ヘンリー】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

【ゴードン】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

【ジェームス】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

【オリバー&トード】

©︎Mattel

©︎Mattel

(商品ページ)

 

 

©︎Mattel 第20シリーズ『ジュディとジェロームのぼうけん』より

原作23巻『機関車のぼうけん』より

 AEGでは出てこなかったオリバーとトードが1つのセットになって蘇ります。オリバーに関しては鼻の形が大きく変わった以外、より童顔になったくらいの印象ですが、はっきりと違うのは、車体側面に黄色のラインが入ったことですかね。原作や『Oliver Gets the Bird』挿絵のBR*3塗装のオリバーが最も近いと思いますが、あくまでも四角く囲われたラインですので、同じとは言い難いです。それを意識している可能性はあると思います。

 

©︎Mattel 第19シリーズ『トードとクジラ』より

原作24巻『機関車オリバー』より

 一方で、トードは大幅に変わりました。まず顔の形はいたずら貨車と同じく真四角になり、顔のパーツも面影ないほど総取っ替えされているのに、まだトードとわかるのが不思議。車体番号は「56831」から「50421」に。なぜ?*4

側面にはなぜかオリバーと同じ後期仕様のGWRのロゴマークが描かれています。貨車の側面といえば、原作みたいに「G W」のはずなんですけどね。

 とまあ、色々変更はあれど、再び出てきてくれるのならとても嬉しいです。特にオリバーは第20シリーズを最後に喋ることが無くなりましたし、久しぶりに喋ってくれることを願います。最も関連性の高いスクラフィーも出ますからね。

 

 ちなみに、ここまでの単品車両と、トーマス、パーシー、ディーゼル、ロージー、いたずら貨車、ハロルド、トビーは第1弾として5月から発売されています。

 

【エドワード / Animal Park Multipack】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

 エドワードは、現在のところ単品はなく、ソドー動物園をもしたマルチパック限定での販売になります。来年になれば単品販売されるかもしれませんね。まだ顔は明かされていませんが、従来に比べて車体の青色が薄くなっているのがわかります。これはおそらく、トーマスとゴードンで車体の色に差ができているのと同様に、エドワードも区別がつきやすくされているのだと思います。紫色じゃなくて良かった。

 

【パーシー&クララベル】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

©︎Mattel 『とびだせ! 友情の大冒険』より

©︎Mattel 第25シリーズ『ていでんなんて もんだいない』より

 アニーがトーマスとなら、クララベルはパーシーとセットです。表情差分も無いですし、かといってデコレーションもないので、この2つのパックを買えば揃えられるのでお得ですね。

 AEGの模様はそのままですが、灰色の瞳からなぜか緑色の瞳に変更されているようです。今回、アニーとは瞳の色だけでなく、眉毛の太さ、まつ毛の数、目の形、筆記体の「C」の文字で見分けがつけられるようになっているようです。そばかすは… なさそうですね。

 

【ニア】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

 今回のダイキャスト製のおもちゃは「Large」と「Small」で分けられていて、2パックとテンダー機関車は、「Large」版に分類されるようです。ニアには先輪があるので、Smallで収まりきらないからこの扱いっぽいですね。きっと今後ベルが発売されるのなら、彼女もこの扱いを受けそうですよね。

 ちなみに、先ほどのヘンリー、ゴードン、ジェームスもそうですが、ダイキャスト製では初めて先輪が首振りをするように設計されているようです。面白いですね。

 

【スクラフィー】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

【トビー&ヘンリエッタ】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

©︎Mattel 第18シリーズ『トビーとしんごう』より

 AEGで登場しなかったヘンリエッタが復活。なんか… 若返ってません? 眉毛は太く、吊り目になりましたね。鼻も大きくなりましたし、3DCG期で特徴的だった長い顎が短縮されて、全体的に幼い印象を抱きます。

でも、キャラクター性は観るまでわかりませんからね!

 

【ウィフ】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

©︎Mattel 第20シリーズ『うたうシドニー』より

©︎Mattel 『大冒険! ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』より

 フランチャイズで一番の推しが続投してくれて嬉しいです。瞳の色はAEGを受け継いでいますね。目が大きく描画されていて、ヘンリエッタ同様、どこか幼い感じに見えます。そしてなんといってもメガネにテンプルができてます! これは今までにない追加ですねぇ。機関車には耳がないので不要かもしれませんが、それはそれでどうやって固定されてるのか不自然でしたからね。今回は煙室に溶接されているのでしょうか。

あと、車体側面に手すりもつきました。これは実機意識なのかもしれませんが、実はちょっとだけ位置が違うんですよねぇ。でも、ありがたいです。

 かわいいなぁ。相棒のスクラフも出るといいなぁ。あと、これは私のわがままですが、番組で登場する際はランボードが灰色か黒に塗装されていることを願います。

 

【ヒロ】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

©︎Mattel 第19シリーズ『ヒロをすくえ』より

©︎Mattel 『めざせ! 夢のチャンピオンカップ』より

 瞳の色はAEGより若干明るめですね。顔のパーツ自体は大して違わないように見えるのですが、若干アジア人のステレオタイプっぽさを感じられるのはなぜでしょう。気のせいだといいのですが。

 AEGシリーズを除けば、第24シリーズで日本に帰ったヒロ。またソドー島に来ているんでしょうか。それとも今度こそトーマスは日本に行けるのか??

 

【チャーリー】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

©︎Mattel 第18シリーズ『はやすぎよ おそすぎよ』より

 先に注意事項を設けた理由の一つがこれです。チャーリーにまつ毛が生えて唇が厚くなり、眉毛も細く、女性的な顔立ちに変化しているからです。海外のファンダムではすでに女性として扱われているチャーリーですが、まだ番組や動画を見ていない為、女性と断定できないことに留意が必要です。前例として、ケンジやエイデン、インロンだって、まつ毛が長い男性キャラクターでしたからね。

 

 とはいえ、もしチャーリーが仮に女性化していたとして、少し納得している自分がいます。というのも、ここまで判明しているキャラクターの男女バランスって従来のシリーズに比べて非常に差があるじゃないですか。(AEGでは主役の男女バランスが均等でした)。加えてCharlieは、実際に男女兼用の愛称です。

ぶっちゃけると、玩具見本市や商品画像が出回る前は、男女兼用の名前(Charlie)、苗字のキャラクター(Montague)、実在の人名に該当しないキャラクター(Whiff, Salty, Rheneas, Crankyなど)は女性になるんじゃないかと覚悟していました。ギリシャ版初期のダックは女性扱いでしたし。

 チャーリーは自分の推しキャラクターの1台ですが、このような理由のため、正直どちらでも大丈夫です。かつて1995年に、女性キャラクターが少ないという批判を受けて、ブリット・オールクロフトがラスティーの性別を曖昧にし、制作中も女性として扱ったりしていたように、個人的にはシリーズの途中で性別が変わるのは嫌ですが、全体的にリブートしているのなら構いません。というか、機関車である以上、誰もがジェンダーニュートラルでもいいレベルです。

 それはそうと、なぜ「N.W.R」表記をするものがネームプレートなのかは不可解でなりません。

 

【メイビス】

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(商品ページ)

 

原作26巻『わんぱくな機関車』より

©︎Mattel 第19シリーズ『デンとダートはいいコンビ』より

 もはや別人レベルで吊り目になり、眉毛太めで、鼻が大きくなりました。まつ毛の追加は原作要素ともいえますかね。どこかブリット・オールクロフトに似ているような気がします。模型中期以降の成熟しておとなしくなったメイビスとは打って変わって、原作やTV版初期のわんぱくなキャラクター性に戻っていたりするんですかね? もしそうなら大歓迎です。

 車体番号は新たに「D0204」と付き、その下に警戒線が描かれています。番号はなんの由来があるんでしょうね??

 

【ソルティー】

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(商品ページ)

 

©︎Mattel 第22シリーズ『おくれてないけどこんらん』より

©︎Mattel 第26シリーズ『ソルティーとたからのうた』より

 眉が極端に太くなった以外は特に変わりない印象を受けます。瞳の色もAEGのままですし、車体番号もそのままです。バイザーが赤になったのかと、後部の警戒線が省略されているかどうかは実際に番組を見ないとわからない部分ですね。

 

【フリン・ジュニア】

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(商品ページ)

 

©︎Mattel 第19シリーズ『ロッキーきゅうしゅつさくせん』より

 誰!? って感じですが、フリンJr.(ジュニア)とあるので新キャラでしょうね。Toy Fair 2026でこの姿が陳列された時、てっきり顔どころか車体もモダンに改造されてしまったのかと思いましたが、別個体なら安心です。顎の形がまんまなので。ソドー・レスキューセンターの後輩か何かなんでしょうね。『カーズ』ユニバースになってたら笑っちゃうかも。

 車体番号は「45」。ロージーの車体番号がTV版で37番目に登場した標準軌キャラクターが由来と考えられるように、同じ由来なんですかね。玩具で見ると軌陸車には見えませんが、実際のところどうなんでしょう。動いてるのを見るのが待ちきれません。

 

【トーマス (バージョン違い)】

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(商品ページ)

 第2弾として発売予定のバージョン違いのトーマス。赤いラインがなんだかオシャレになっていて、ロイヤルな感じの塗装が施されています。あるエピソードを元にしたおもちゃとかなんでしょうか。それにしても顔は変わらないのね。

 

【Exploring Tidmouth Sheds】

©︎Mattel

©︎Mattel

(商品ページ)

 

 Toy Fair 2026に展示されていたティドマス機関庫のセットで、トーマスとハロルドが付属しています。模型中期以降でお馴染みの風車と、ティドマスのはね橋、踏切、人形がついた豪華なセットですね。

機関庫の内部のシールにはオフィスか休憩所と思われる絵があるのですが、よく見るとデュークと思しき機関車の絵が飾られています。第4シリーズ『ブルドッグ』と『かちめなし』リスペクトですかね?! TV版では機関庫になぜか肖像画が飾られているんですよね。単なる小ネタかもしれませんが、劇中でまたデュークが出てきたら嬉しいですね。

機関庫の内装の外壁のデザインも凝ってて購買意欲をそそります。

 

【Bell Station】

©︎Mattel

(商品ページ)

 

 鐘がついた駅とトンネルにトーマスが付属した小さめのセットです。駅のレールギミックに車両を押し込むと、お客さんが回転したり、鐘が鳴ったりするようです。お客さんの中には、トップハム・ハット卿夫人、不機嫌なお客さん、トップハム・ハット卿のお母さんの友人っぽいデザインのキャラクターが描かれています。

 

【Percy's Hippo Adventure】

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(商品ページ)

 

 シリーズでは初登場となるカバがメインのソドー動物園シリーズのパーシーのセットです。果樹園からりんごをカバにあげるみたいな感じですかねぇ。

 

【Railroad Builder Kit】

©︎Mattel

(商品ページ)

 パーシーと23ピースのレールとお片付けバッグがセットになったレールパックです。初めてのおもちゃにいいかもしれませんね。

 

 

 このほかにも、トーマスとジェームスとディーゼルのパックなどが確認されているほか、英国のトーマスグッズ専門店Tootally Thomasのfacebookによれば、第3弾にトーマスとパーシーそれぞれのバージョン違い、ブルーノ、ダック、ビル、レニアス、いたずらタンク車、エミリー、トーマス&バーティー、ディーゼル&貨車が10月に入荷予定であることを発表しています。第2弾がおおよそ8月に発売予定とのことです。

やっぱりブルーノ出てくるんだ! という期待感と同時に、それぞれのキャラクターの新規デザインも気になるところですが、これらもそのうちIcecatで画像が出てくることでしょう。

 

 

【そのほか】

【Giant Whstling Thomas】

©︎Mattel

 

(商品ページ)

 

 電動より大きいサイズの、リアルなトーマスのおもちゃです。ドームを押すと汽笛が鳴るタイプのやつです。汽笛の音色はAEGのパーシーに似ています。手ころがしができる他、屋根を開くと機関室内部が見れるという遊び心もあります。

 

 

【おわりに】

 今回の記事は以上になります。数ヶ月前から判明していることが大半なので、情報がおせーよ、と思った人も中にはいるかもしれませんが、本当は大体の画像が判明してから投稿するつもりでした。まあただ、すぐに何かが起こるとは思えませんが、81周年なので、新しいコンテンツが始まる前にいったん書いておくことにしました。これだけリデザインされたキャラクターが多数いるなら、番組が始まるとついていけなくなるかもしれませんからね(笑)

前にも言いましたが、新シリーズというものは憶測が飛び交いがちです。今判明している情報を正確に伝えるために今回もまとめさせていただきました。

 みんなそれぞれ車体は懐かしくも真新しい顔つきなので、完全にリブートするという新しい風と、本当に同一車両か疑いたくなる気持ちが混ざって複雑な気持ちですが、どう展開していくのか楽しみです。懐かしすぎるキャラクターにもまた会えそうですし。

 

©︎Mattel

 それに今日はSimon & Schuster社から『Thomas' Brave Adventure』という絵本も出版されます。もちろん忘れてなどいません。楽しみです。

では。

 

※この記事に添付したスクリーンショットの著作権は全てMattel, Inc.に帰属します。

*1:https://www.youtube.com/watch?v=LF2DoAxzW9Y

*2:「Motirized」シリーズを扱ったミニストーリー。基本的には玩具の販売促進であるため、2020年はそれまでに発売されたMotorizedが、2021年から2024年にかけてはAll Engines GoシリーズのMotorized、2025年にはその年限定で販売されたMotorizedを使用して展開された。

*3:英国国鉄

*4:原作では「5」の後の数字が隠されており、正式な番号は不明となっています。設定資料にも記載はありませんでした。

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』鑑賞後、おすすめ復習ゲームソフト

 どうも、きかんしゃトーマスのマニアであり任天堂オタクのぜるさんです。

 先日、『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』のIMAXと4DX両方とも見に行ってきました。あと2回目の字幕版も。現在合計6回目の鑑賞です。

両方とも本当に行って良かったなと心から思うほど素晴らしかったです。IMAXでは高画質・高音質で楽しめるので、キャラクターの隅々までのディテール(ピーチ姫のドレスとか)まで観ることができたり、通常版でよく聞こえなかった台詞もちゃんと耳に入った上、小ネタ探しにも向いていました。

 一方、4DXは3Dの場合は無論小ネタ探しには向いていませんが、アトラクション性が段違いでした。特に『スターフォックス』シリーズが好きな人、4DXで観に行った方がいいですよ。なんてったってアーウィンに乗れたんですから。マジで。アーウィンに乗り込むあたりから涙腺緩んじゃって、より一層『スターフォックス』単体の映画化を切望しましね。素晴らしすぎた。予告編でも観られるワンダークッパJr.との戦闘シーンや、数々のアクションシーンでも臨場感が味わえてとても楽しかったです。

あまりにも楽しすぎるので、東京まで行ってスクリーンXとか轟音とかでも観たくなりますね…。今のぜるさんのお財布には厳しいですけども…!

 

 そんな感じで両方とも異なる友人と一緒に観に行きました。その際に言われたのが、「どのゲームソフトを履修したらより一層映画の余韻に浸れるの?」でした。

 実際のところ、任天堂✖️イルミネーションのマリオ映画2作品は、一応予習をしていなくても楽しめるようにはなっています。ただ、両方ともキャラクターの描写が少なく、ネタが多すぎて内輪ネタと呼ばれているのもまた事実で、決して見過ごせないポイントにあります。前作は映画好きの友人から実際に「意味がわからなかった」と怒られました。

友人には色々説明したけれども、ここは話すよりもリストか何かを作った方がいいと思ったので、今回はそのための記事を書くことにしました。「これを遊べば予習になる」は今からでは遅いので、あくまでも「映画の鑑賞後にこれを遊ぶといいかもよ」って感じの記事になります。

 

 映画を実際に鑑賞した人や、私の前回の記事を読んだ人ならわかると思うんですけど、前作も今作も本当に過去作および任天堂ネタで溢れていて、特に入手困難なゲームソフトや周辺機器もあるため、全てを履修しようと思ったら大変だと思います。

 そこで、マストで遊んでほしいもの、遊ぶと面白さがわかるもの、そして小ネタ程度のもので分けて紹介します。一番最初のはネタバレなしで紹介できますが、小ネタを教えること自体がネタバレだよ! と思う人のために、途中からネタバレ注意の警告を出しておきます。

最初は映画をまだ観ていない人も閲覧できるように紹介しますので、良かったら参考にしてください。

 

注意! ここで紹介するのは小ネタ集ではありません。私自身も見落としがある場合もございますし、ここでは全ての小ネタを拾うよりも、主に遊びやすさを重視して紹介することを心がけています。

 

 

【目次】

  • 【マストで遊んでほしいゲームソフト】
  • 【遊ぶとあのネタの面白さがわかるゲームソフト (ネタバレ注意!)】
  • 【小ネタ程度に出てきた関連ゲームソフト (ネタバレ注意!)】
    • 【他メディア、テーマパーク等】
  • 【終わりに】

 

 

 

【マストで遊んでほしいゲームソフト】

 ここでは映画で最も関連性が高く、入手しやすく、かつアクション初心者でもおすすめできるゲームソフトを優先的に紹介します。タイトルは公式サイトのリンクへ飛ぶようにリンクしています。

 

◎スーパーマリオギャラクシー (2007年) Wii

 言わずもがな今回の映画のテーマとなっているゲームソフトの1つがこれ。Wiiの3Dマリオ本編。クッパからピーチ姫と宇宙を救うためにマリオが、様々な星に配置された120個(別世界合わせて242個)のパワースターを集める旅に出る。ロゼッタとチコ、その他大勢*1初登場作品。もちろんクッパJr.やカメックも登場。

ステージは星々で構成されており、重力がアクションの重要な要素となり、球体の裏側まで自由に360度歩き回らせるのが最大の特徴。スーパーマリオシリーズでは初となるオーケストラ楽団を採用した迫力満点の音楽も魅力の1つ。

2025年にNintendo Switch専用ソフトで発売されたHDリマスター版では追加要素があるだけでなく、遊びやすく、画面も綺麗に描画されているので遊ぶならSwitch版を推奨。セットがお買い得。

 

◎スーパーマリオギャラクシー2 (2010年) Wii

 作中のテーマとなっているもう1つのソフト。同じくWiiの3Dマリオ本編の2作目で、タイトルにも『2』とあるが、前作のパラレルワールドと明言されているため、どちらから遊んでも問題はない。モック*2初登場作品。

ヨッシーが追加されたほか、前作のアクションを応用したステージが多く存在しており、前作に比べると難易度は高め。集めるパワースターとクリア後のグリーンスターを合わせて前作同様全部で242個。

映画2作品ともに登場したルマリー(闇堕ちした青いチコ)の正体が、2025年にNintendo  Switch専用ソフトで発売されたHDリマスター版における追加要素で明かされているので、遊ぶならSwitch版を強く推奨。ロゼッタの人物像も描かれています。

 

◎スーパーマリオ オデッセイ (2017年) Switch

 劇中で『スーパーマリオギャラクシー』の次に本作のネタが豊富。2026年5月現在では3Dマリオ本編の最新作に当たる。革新性や独創性などが高く評価され、多数の賞を受賞しており、歴代でも最高評価のゲームの1つに数えられる。

クッパの結婚式からピーチ姫を救うために、広々とした箱庭世界の様々な国を冒険し、パワームーンを集めるアクションゲーム。マリオを着せ替えできるシステムも搭載。マリオシリーズでは初のボーカル曲も主題歌として採用されている。

劇中に出てくるアッチーニャ人、シュワーナ人、ミルゾウの他、マリオ離れしすぎているフォトリアル調のキャラクター(ヨッシーを追いかけたティラノサウルスなど)もこの作品に登場。

後に紹介する『ドンキーコング』や『スーパーマリオ64』など過去作のネタも豊富なので、この作品で映画のマリオネタの大半が拾える。ミスしても残機ではなくコインが減るだけなので、遊びやすく、アクション初心者にとっても親切仕様。もちろん、やりごたえのあるステージも満載。

 

●スーパーマリオUSA (1992年)*3 ファミコン

●スーパーマリオアドバンス (2001年) ゲームボーイアドバンス

 ファミリーコンピュータ用の2Dマリオ本編のうちの1作。それぞれ能力に違いのあるマリオ、ルイージ、ピーチ姫、キノピオをそれぞれ操作し、マムーによって支配された夢の国サブコンを救うために奔走するという内容。野菜や敵を投げつけるモーションはこのゲームが初。また、劇中に登場したキャサリン、ドン・チュルゲ、チョッキー、マムーとその他大勢*4はこの作品が初登場となる。つまりカジノの場面は本作が元ネタ。

 後者はゲームボーイアドバンス用にリメイクされたソフト。グラフィックが維新されているほか、追加要素もあり、遊びやすく設計されていたり、ゲーム初心者にはこっちがおすすめ。また、キャラクターにボイスが付いていて、マムーらボスキャラも喋ったりする。

 両方ともそれぞれファミリーコンピュータ Nintendo Classicsと、ゲームボーイアドバンス Nintendo Classicsで配信されている。

 

●スーパーマリオブラザーズ ワンダー (2023年) Switch

 Nintendo Switch専用の2Dマリオ本編最新作。隣国のフラワー王国の宝「ワンダーフラワー」を奪ったクッパを止めるのが目的。

操作キャラにはマリオ、ルイージ、ピーチ姫、デイジー姫、きいろキノピオ、あおキノピオ、キノピコ。それぞれに能力の差はないが、色とりどりのヨッシーはふんばりジャンプができてダメージを受けないほか、トッテンは敵を素通りできる能力を持つ。冒険を進めると、便利なアクションを追加したり、逆に難易度を上げることのできるバッジが手に入る。

「ワンダーフラワー」に触れると、ワンダー状態となり、地形やギミック、プレイヤーや敵の外観など様々な変化が起こる。劇中でピーチ城に現れたクッパJr.の変身、「ワンダークッパJr.」形態はこの作品が元ネタ。惑星クッパの色味は城クッパが元ネタと思われる。ドリル変身もこの作品が初。

 本作ではスコアと制限時間の概念が廃止されているので、のびのびプレイ可能であり、シリーズ中、最も遊びやすく、斬新で、難易度的にもちょうどいい2Dマリオなのでおすすめ。もちろん、クリア後には難易度の高いコースも。

 Nintendo Switch 2 Editionではロゼッタとアシストチコが操作キャラに加わるだけでなく、バトルすることになるクッパ7人衆が登場したり、やり込み要素の追加、そして「アトラクションエリア」ではフレンドと複数人同時プレイが可能な様々なアトラクションを遊ぶことができる。

 

●マリオカート ワールド (2025年) Switch 2

 Nintendo Switch 2専用に発売された、マリオカートシリーズの9作目。シリーズで初めてオープンワールドが採用され、ほぼ全てのコースが地続きで直接つながっている。24台での「グランプリ」や「バトル」のほか、ワールド上をノンストップで走り抜ける「サバイバル」、自由に走ることのできる「フリーラン」モードが新たに追加。

キャラクターも全50体と過去最多であり、マリオ、ルイージ、ピーチ姫、クッパといったお馴染みのキャラクターだけでなく、劇中に登場したロゼッタ、クッパJr.、ベビィマリオ、ベビィルイージ、キャサリン、ハナチャン、クリボー、カロン、ハンマーブロス、ガマネー、ガボン、ペンギン、ブル、モンテ、パックンフラワー、チョロプー、サンボ、ツッコンドルなどを操作可能。フレンドで登場キャラクター同士で集まれば十分余韻に浸れると思う。

 ちなみに劇中でマリオとルイージが乗り回しているバイクは、本作に登場するスタンダードバイクに形が最も似ている。

 

●スターフォックス64 (1997年) 64

 ニンテンドウ64専用ソフトとして発売された3Dシューティングゲーム『スターフォックス』シリーズの2作目*5。世界一売れたシューティングゲームソフトとしてギネスに登録されているソフト。

Dr.アンドルフの恐ろしい発明により絶滅の危機にさらされた、ライラット系第4惑星コーネリアを守り、父の無念を晴らすため、フォックス・マクラウド率いる雇われ遊撃隊スターフォックスチームの4人で出撃するという内容。

 劇中のフォックスネタは大体ここに集約している。少しでも触れてみたいと思った人はまずこの作品がおすすめ。最もとっつきやすく、遊びやすい。2011年にはリメイク版としてニンテンドー3DS専用ソフト『スターフォックス64 3D』が発売。こちらはさらに遊びやすくなっているが、同時に様々な要素の廃止もあった。

リメイク前であれば、NINTENDO 64 Nintendo Classicsで配信されている。

 

 

 

ここから先、映画のネタバレ注意!

*1:キノピオ探検隊、星ウサギ、パマタリアン、ハニービー、ハニークイーン、UFO、オタキング、メガレッグ、メットボー、タコボー、タコヘイ、ボムテレサ、バットンなど

*2:その他グライバード、ガブリュウなど

*3:米国では『Super Mario Bros. 2』として1988年発売。

*4:ハックン、ヘイホー、ムーチョ、サンボ、カメーンなど

*5:事実上は3作目に当たる。

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【ネタバレ注意】『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』感想殴り書き

 どうも、マリオ、フォックスファン兼任天堂オタクのぜるさんです。

3年前や前回の記事にも書きましたが、当ブログは別に『きかんしゃトーマス』専用というわけではありません。私ぜるさんは『きかんしゃトーマス』と同じくらい任天堂作品(主にマリオ、ゼルダ、スタフォ、どう森)が大好きで、同じくらいクソデカ感情を抱いているクソ厄介オタクの自覚があります。

 3年前にも『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の感想を殴り書きしたように当然今回もやるわけですけど、今日までに3回(そのうち1回が字幕版)ほど観て、見つけた小ネタとか思いがもう色々溢れそうで何かどこかに感想を書かないと頭がパンクしそうなんです。Xでは色々オブラートに包んだけどもう我慢の限界。語りたい!! 有識者だけじゃなくてもいい、誰かと一緒に語りたいんだ私は!!!!

 

【目次】

  • 【映画について少しだけ】
  • 【感想 (※ネタバレ要注意!)】
  • 【最後に (※ネタバレ要注意!)】

 

 

【映画について少しだけ】

 今回の映画、とりわけ海外でも日本国内でも賛否両論な訳ですが、その理由は大体がゲームと異なる映画独自の設定の受け止め方と、シナリオの薄さが要因でしょうね。

ポリコレを気にしている人はそもそもいません(いたとしても一部がデカイ声をあげているだけだし、そもそもポリコレの何が悪いんだか…)。ロットントマトなど映画評論家からの感想が悉く評価低いのは前作も同様でしたが、彼らのように一般的な評論家は起承転結の物語、キャラクターの成長、新鮮さを重要視しているからです。それが無いことには金と時間の無駄に思えてならない訳です。もちろん、原作が好きな人の中にも彼らと同様の考えを持っている人もいるでしょうけどね。

 3年前、私もいろんな友人に前作『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を勧めたり、あるいは一緒に観にいきました。私みたいにマリオの経験者やゲーマーな友人の多くは「ゲーム映画史上トップクラスに面白かった」と称賛した一方で、映画好きの友人の方は「駄作。マジで終わってる。無駄にした1,000円を返せ」と目の前で吐き捨ててくれました。

結局、評価というのは、捉え方次第だと思います。

 でも『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の良さはシナリオだけではないのはもうわかるじゃないですか。プロットや成長が一切ないわけではないけど、プレイヤーとのシンクロと、ゲーム同様インタラクティブなエンタメ性に全振りしているからこそ面白いんです。

 

 それで『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』はぜるさん的にどうだったかというと、一応オブラートに包んで言いますと、

もう最高でした。

 そりゃあ私にだっていくつか不満点(*後述します)はあるんですけど、観てからもうずっと余韻が抜けないんですよ。胸がいっぱいです。今回もエンタメ性、アトラクション性全振りだし、マリオらしさとしては10点満点。マリオ映画どころかもはや任天堂映画ですねこれは。4DXとの相性は前作以上かも。遊園地から帰ってきた気分です。

この良さは伝えるんじゃなくて、実際に観ないことには分かりません。

マリオやスターフォックスが少しでも好きなら、いや、任天堂作品が少しでも好きなら観に行ったほうがいいです。あんまり「べき」という言葉を多用するのは好ましくない表現ですが、「べき」をつけたいです。

特にキャラクターとしてのマリオ好き、ルイージ好き、ヨッシー好き、ピーチ姫好き、クッパ好き、クッパJr.好き、フォックス好きは絶ッ対に後悔しないと思います!!

 

あと、エンドロールの後まで観て!!!!!!

 

 

 さて、本題に入りますが、ここから先はネタバレ注意です。映画を観終わってから閲覧することを強く推奨します。一応、この記事はレビューではないので、評価とかしないし、物語の内容の核心はぼかします。気になった点の感想や気づいた小ネタについてつらつらと書くのが今回の記事の目的となります

それから、Xと同じくらい砕けた書き方にします。ご容赦ください。

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