Z-KEN's Waste Dump

きかんしゃトーマスオタクによる雑記

生まれ変わったロージー

 おそらくこちらのブログで紹介するのは初めてになります。今回の情報はロージー。

US公式ウェブサイトにてカラーリング変更後のCGプロモが公表されました。

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こちらのロージー、第21シリーズ及び『JBS』から登場する姿なんです。ピンク色からガーネットレッドに、ランボードと車輪の間は黄色に変更されました。

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実はこの情報、昨年末からTTTEファンサイト"SiF"のライアン=ハーガン氏(Twitter担当)によって少し暗示されていました。今年1月22日になるとUS公式Facebookで彼女のプロモがちょこっと載ったビジュアルが公開(上記画像)。この時ライアン氏はロージーに新しい塗装に加え明確な仕事と専用の機関庫も与えられたと表明しました。

当時詳細な情報はなかったのでスルーしていましたが、今回は公式ウェブサイトの更新により新たに判明したことが幾つかあるのでそれを紹介していきます。

 

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まずは容姿。変更が施されたのはボディカラーだけではありません。テクスチャデザインが一新され、改造を受けたのかボディ全体に幾つものリベットが追加。ランボードにはランプ棒を刺す"穴"も確認できます。

車体の側面には「NWR」の文字。これはノース・ウェスタン鉄道(ソドー島の標準軌の車両が走る路線全体を指す)の頭文字ですね。本格的にNWRの一員になった、そんな感じでしょうか。そして車体番号は「37」番になりました。これは恐らくですが、ディーゼル車を含む標準軌の機関車の中で37番目に登場したからではないかと考えられます。

 

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顔にも注目してみましょう。眉と眉、目と目の間が若干開き、鼻がシュッと伸びて全体的にスマートになりました。口紅や頬のお化粧も消え、垢抜けた表情になっています。

成長したと考えていいのでしょうか。女子って男子に比べて成長速いですよね。高3の頃、たった1年で顔つきも体も急激に大人びた知人を思い出しました(笑)

正にそんな感じ。

 

続いてキャラクターの説明文。ピンク色だった頃(S10-19)は、

"Rosie is a tomboy tank engine - feisty, fun and very free spirited! She idolizes Thomas and wants to copy his every move. While this sometimes drives Thomas crazy, he has come to realize they can Really Useful Engines together."

(※ロージーはお転婆娘なタンク機関車で、積極的で楽しくとても自由な精神の持ち主。彼女はトーマスに敬意を示し何でも彼の真似をしたがります。これは時々トーマスのイライラの原因に繋がるが、彼は自分と一緒に役に立てると理解しました。)

というプロフィールでしたが、S21以降では、

”Rosie is an energetic, fun and free spirited tank engine! She works as a shunting and mixed traffic engine and loves to race just as much as she loves to be Really Useful.”

(※ロージーは仕事熱心で楽しく自由な精神の持ち主のタンク機関車。彼女の仕事は入換え作業や、旅客、貨物列車の牽引で、役に立つ事と同じくらい競争が大好きです。)

と、なっています。顔立ちに加えて性格も大人びたような印象を受けます。トーマス好きの表記は無くなり、競争好きという設定が新たに追加。もしかしたらS21で新たに登場する客車のハンナが彼女のパートナーになるのではなかろうか。ハンナは高速走行と競争が好きなので、相性ぴったりだと個人的に思います。

そして仕事内容も判明しました。今後は入換え作業のほかMixed traffic、つまり旅客列車も貨物列車も扱える機関車として働きます。これら3種の仕事内容は塗装変更前でも彼女がS13-19にかけてカメオ出演する際に垣間見ることが出来ました。これらの行動を踏まえて改めて設定したといったところでしょうか。

(※最後に役割を与えられたのはS16『ソドーとうのサプライズ・デー』ですが、彼女に役割があるエピソードでは入換えが1度、貨車を牽く描写が2度あったのみでした)。

専用の機関庫の位置は今のところ不明です。やっぱりヴィカーズタウンかなぁ。

 

 UK/US版の声優も変更。S21からはロンドン出身の俳優ニコラ=ステイプルトン (Nicola Stapleton)氏が担当することになります。8月3日現在、ベビートーマスシリーズ(お喋り機能搭載の玩具)でステイプルトン氏の演じるロージーの声を聴くことが出来ます。

 

というわけで今回の解説は以上。

台詞や役割が与えられるのもとても久しぶりなロージーの今後の活躍に期待ですね。

では。

 

※この記事に添付したスクリーンショット著作権はすべてマテル及びヒット・エンターテインメントに帰属します。

トラクターのテレンス再登場/新作スピンオフ?

 あっという間に8月。レビューを投稿しなくなったので今年あまり記事無いですね。

 

それはさておき、今回は2つの情報をお伝えしていこうと思います。まずは今年10月17日にUSで、11月13日にUKで発売予定のDVD情報の詳細が明らかになりました。

『Christmas on Sodor』

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最新作である第21シリーズの冬エピソードが5つ、20シリーズの季節外れのエピソードが3つ入っています。内容は以下の通りです。

・Terence Breakes the Ice

 テレンスは市場へ運ぶためのクリスマスツリーを集めながら凍てついた湖の上を通って近道をしようと試みる。ところが湖の氷が次第に壊れ始め…

 

Daisy's Perfect Christmas

 クリスマスが予定通りに進行せずデイジーは悲しくなる。

 

・Confused Coaches

 スペンサーとゴードンの競争心が手に負えないほど燃え上がり乗客は動揺する。

 

・Emily in the Middle

 口論中のドナルドとダグラスを助ける間エミリーは真ん中で動けず…

 

・The Big Freeze

 ソドー島に大寒波が到来。ディーゼルは自分がヒーローと証明しようとする。

 

・Cautious Connor

・Tit for Tat

・All in Vain

(詳細はS20サブタイトルリストを参照の事)

 

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 今回最も注目すべき点は何といってもトラクターのテレンスの再登場でしょう。彼が最後に登場したのは長編3作目『トーマスをすくえ! ミステリーマウンテン』のカメオ出演ですので9年ぶりの登場です。(なお、きちんとした役割兼台詞が与えられるのはS5以来ということで実に19年ぶりです)。これでやっとファークァー線の仲間たち並びにS1のメンツがCGシリーズで揃うわけです。ここまで長かった(笑)

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しかもなんとシリーズ初の主役(主観)回ですから大出世。顔の面積が広がり、頭の黒い三角部分が消え、原作32巻以降のように眉毛が生えました。愛嬌が無くなった反面凄く凛々しくなりましたね。農夫兼運転手のフィニーさんも登場するようです。雪の中で大活躍を繰り広げる仲間と云えばテレンス、そんなイメージが強い彼ですが今回はなんとトーマスに助けられる側。第1シリーズでテレンスに助け出されたトーマスがここにきて立場逆転。胸が熱くなります…!

 

その他にも前シリーズで殆ど出番のなかったスペンサーがライバルのゴードンと因縁(?)の対決で混乱を招いたり、ドナルドとダグラスとエミリーが絡むエピソードもあって大変楽しみです。デイジーの話とディーゼルの話もどんな内容なのか気になる所。

 

          = = = = 

 

 もう一つのお知らせは先月明らかになった情報です。

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マテル・クリエイションズが制作、配給する『Thomas & Friends: Big World! Big Adventures!』という新フォーマットのシリーズが2018年から放送されるようです。11分全26話で、トーマスが様々な国を訪れ文化について学んでいくという内容。スクリーニングイベントのMIPジュニアにおいて今年10月14日に第1回を初公開。 (リンク)

またデビュー時には新しいコンテンツのほか制作現場での舞台裏や、来年放送予定番組の制作者とプロデューサーのQ&Aを紹介するそうです。

 

 『走れ! 世界のなかまたち』との関連性を表す作品なのでしょうか、YouTube公式チャンネルで公開中のコンテンツに近しいものを感じますね。

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YouTubeでは2014年のメイシー感謝祭パレードの告知を境に2016年3月2日まで『Thomas' YouTube World Tour』のコンテンツの一部としてトーマスが各国へ冒険するショートアニメが計21回公開されました。中には日本を旅する映像もありましたね。

『The Great Race』公開後の翌年からはTGRのキャラクターのその後を描く『Great Race Friends Near and Far』が月に一回公開されています。アニメーションは上記と同様です。トーマス以外は全てマーク=モラガンが演じているものの映画本編で喋らなかったキャラクターにも積極的に焦点があてられています。

www.youtube.com

また、AFL(オーストラリアン・フットボール・リーグ)の宣伝でトーマスがシェインや子供たちと一緒にオーストラリアのフットボールとはどんなものかを学ぶ動画もつい最近投稿されましたね。ちなみにこの時シェインを演じたのはAFL元スターのマシュー=リチャードソン氏でした。(同じく動画に登場する路面電車のトレイシーは現役選手のサブリナ=フレデリック=トラウブ氏が演じました)。

 

今回告知された『Big World! Big Adventures!』は恐らくCGアニメーションで描かれるということでいいのでしょうか? シリーズとしての位置づけもいまいちパッとしませんね。(スピンオフっぽいですが大手ファンサイトSiFのライアン=ハーガン氏とメラド=モシリ氏はそれを否定しています)。その真相やいかに。

 プロモにはTGRに登場したヨンバオがいる事も確認できますね。各国を冒険するということでTGRキャラクターも役割が与えられるのでしょうか。ヨンバオやシェイン、ラジブがCGシリーズの描写で喋ってくれたら個人的にうれしい限りなのですが。

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また、今年3月16日にはフライング・スコッツマン役のルーファス=ジョーンズ氏がトーマスファンにとって嬉しい知らせがあるとツイート。5月30日にはアシマ役のティナ=デザイ氏が再びThomas & Friendsの収録に参加したことをご自身のインスタグラムで表明しました。(アシマかどうかは不明)。

このタイミングと云う事は恐らく本編ではなくこのシリーズの登場なのかなーと思ったり。この件に関してはまだ不明な部分が多いのでまた詳しいことが判明次第お伝えしようと思います。

では。

 

※この記事に添付したスクリーンショット著作権は全てマテル及びヒット・エンターテインメントに帰属します。

"Journey Beyond Sodor"の予告を見ての感想とか 8/18更新

※8/18更新内容: 各キャラクターの紹介分を書き足しました。

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2017年発売予定のTTTE新長編作品『Journey Beyond Sodor』の予告編がとうとう公開となりました。何故例年より遅いのかというと、どうやら原作1巻『The Three Railway Engines』の発売日に合わせての公開を図ったようです。

▲UK版トレーラー

 

▲制作者コメンタリー&インタビュー映像(UK版)

 

 いやー、今年もなんだかすごいことになっていますね!

ここからは予告編の公開により判明した事実や気づいた点を纏めて紹介します。

 

【あらすじ】(若干ネタバレ注意!!)

 公式YouTubeの概要やインタビューの記事等に掲載された物語の内容を紹介します。直訳ですが翻訳させていただきました。

 

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 トーマスはソドー島における自分の重要性を証明することを強く決心して、ジェームスの貨車を持って島を飛び出し、広大なメインランドを往く旅に出る。

途中で彼は陽気で役に立つ3台の実験用機関車たちと友達になるが、間違った方向にターンしていつの間にか製鋼所の方へ走っていることに気付く。 地平線の先でまるで魔法のように光る製鋼所を見つけた彼は興味本位でその場に足を踏み入れる。

そこで彼はフランキーとハリケーンという謎の2台の機関車と出逢い歓迎される。しかしすぐに初対面時とは異なる態度に変貌した。

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トーマスがソドー島に戻ってくることは無かった。彼を捜す為にジェームスがメインランドに派遣されるも彼自身もまた製鋼所でトラブルに巻き込まれることになる。

果たしてトーマスと実験車両たちはこの窮地を脱出することが出来るのだろうか。そして無事にジェームスを救い出してソドー島へ帰ることが出来るのだろうか。

真の友情、大胆な脱出、勇ましい救出劇の冒険に出発だ!

 

 

 

【本作の時系列】

 第20シリーズと第21シリーズの間。SiFの情報によると、本作の新キャラクターであるハリケーンやマーリン、フランキーが第21シリーズにも登場するということが確認されています。

 

 

 

【新キャラクター】

 現時点で判明しているキャラクターの概要とモデル機の紹介、そして個人的な感想を添えて紹介します。キャラの概要についてはより明確な情報が入り次第、随時更新していく方針です。

モデル機の紹介はにわか知識ながら自主的に調べ、あえて詳細に書かせていただきました。ここ最近のシリーズは実機を知っておくとより一層楽しめるように思ったのが理由です。ちょっとごちゃごちゃしてますが、少しでも知っていただければと思います。

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●マーリン (Merlin) 声:ヒュー=ボネヴィル

 薄灰色のボディと三つの煙突が特徴的な急行旅客用大型テンダー式蒸気機関車。自信に溢れている年寄りだが、純粋な心を持ち、目を閉じれば姿を消せるというまるでスーパーヒーローのような能力が備わっていると信じ込んでいる。心温まる優しい性格で、迷子になったトーマスにソドー島に帰る道を探すのを手伝うと約束する。何も出来ないと言い張るセオやレキシーと異なり「試す事は出来る」という考えを持つ。また、Sodorを"Sonar"と発言したように単語の発音を間違えることもしばしば。

車体番号は「783」。

 

  [モデルになった機関車]

 サザン鉄道(SR)「キング・アーサー」クラス基いロンドン・アンド・サウス・ウェスタン鉄道(LSWR)「N15」クラス。ロバート=ユーリーが設計を手掛け、グラスゴーに所在するノース・ブリティッシュ・ロコモティヴにて1919年から1926年の間に全74台製造。マーリンはこの中で1925年8月に製造された783号機(30783号)がモデルとなっている。なお各機関車の名前は"アーサー王伝説"の登場人物に由来する。

LSWR及びSRにて急行旅客列車として運用。この型の機関車は英国鉄道初のデフレクターが装備された機関車としても知られており、783号は最初のデフレクター実験で煙突にエアスクープが取り付けられた。

また、第二次世界大戦では機関車のステルス実験が行われ、1940年11月には783号に"ストーブパイプ (stovepipe)"と呼ばれる3つの煙突が取り付けられた。これは煙突から蒸気と一緒にガスを素早く分散させて煙幕を作り上げ、敵の航空機の視認性を低減するための物。しかし実験の成果は今後の教訓以外得られず、後に二つに減らされるも、トンネルや橋の下にこびり付いた煤を舞い上げ激しい蒸気爆発を起こすなどして、僅か3ヵ月で取り外された

1955年1月22日、783号は同鉄道のクラス「H15」の30485号と衝突事故を起こす。原因は30485号の乗組員による信号の誤認。後に双方修理されたが「H15」は非難された。

そして783号は1961年に撤去された。「N15」クラスとしては同型の777号機『サー・ラミエル』のみグレート・セントラル鉄道にて動態保存されている。

 

  [感想と予想]

  ちょっぴり変人っぽいけど実験車両たちのリーダー格な雰囲気。やはり予想通りストーブパイプ(三本の煙突)は活用されるようですね。自身の姿を消せる信じ込んでいるという設定があるあたり、実機と同じようにあまり役に立たないんだろうなとは思いますが、ちょっとした活躍を見せてくれそうですね。

そして今回の大物俳優枠。ヒュー=ボネヴィル(Hugh Bonneville)さんが演じることになり、インタビュー映像や英紙などで大々的に取り上げられています。ボネヴィルと云えば映画『パディントン』のヘンリー役が記憶に新しいですね。(私は俳優に詳しくはありませんが…)。声質はキャラクターにとてもマッチしていますし、心なしか本人と顔がよく似ていますね。メディアのインタビューによると本当に偶然らしいですが。 

ボネヴィル氏によるインタビュー記事の詳細はこちらを参照

 

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●セオ (Theo) 声:ダレン=ボイド

 トラクション・エンジンを基調とした小さな歯車式ウェルタンク蒸気機関車自閉症。とても内気で用心深くぎこちないが、心優しく思いやりにあふれており、自身や友達が無事で平穏な生活を送れる事を常に望んでいる。実験場でトーマスと出会った後、ジェームスを救出する為マーリン達と共に嫌々製鋼所へ向かう。

ボイラー上部のピストンを稼働させてそれをフライホイールと車輪に隣接したいくつもの歯車に伝達することで車輪を動かして走行する。いつもスムーズに走れるというわけではなく、ピストンや歯車が詰まって部品が取れかかることもしばしば。

  

  [モデルになった機関車]

 正確には不明

だが、最も形が近い機関車として、アヴェリング・アンド・ポーター社製のトラクション・エンジン型蒸気機関車8800号『サー・ヴィンセント』や、同社製3567号『シドナム』が挙げられる。セオはこれらを足して2で割って『コールブルックデール号』などの初期型の機関車風にデフォルメしたような風貌である。

 

  [感想と予想]

  いやー、好青年な感じの声と云い、凄く可愛らしいですね!

今は大物俳優枠のマーリンが大々的に取り上げられる一方ですが、劇中での控えめな印象を受けるものの、終盤(?)でトーマスと常に一緒にいる事からセオが最もこの長編で活躍しそうな気がします。『BMM』でいうところのパクストンポジ的な。絵本の表紙でも中央にいますし。試験車両ということで部品と部品がかみ合ってないのか歯車が外れたり、終始ガタガタと小刻みに揺れているのが何とも可愛らしい(?)。ちなみに彼ら実験用車両の仲間は皆それぞれ別々のアプローチで自閉症の子供を表現しているそうです。

それにしても、ボイラー上部のピストンと歯車がしっかり詳細に動かされているので、いかにして彼が動いているのかわかりやすくて良いですね。ギアードロコはいいぞ。

モデル機に関しては探し方が悪いのか実車が古すぎて本当に資料が少ないのか、依然として不明なままです。エドワードやフィリップのように特定の機関車をデフォルメしている可能性も考えられるし、実験車両というコンセプトに合わせて現実には存在しないありそうでないような全くオリジナルのデザインにしているのではないかとも考えられますね。

 

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●レキシー (Lexi) 声:ルーシー=モンゴメリー

  車体後部に煙突とボイラー、炭水車のタンクが垂直に立っているなど奇妙な形をしたキャブ・フォワード型テンダー式蒸気機関車。陽気な性格の女性。自分が役に立たないことを自覚している。常に自分がどんなふうに見えるかを試そうと、しばしば異なる発声をしてどれが自分に最も合うかを考えている。実験場でトーマスと出会った後、ジェームスを救出する為楽しそうに製鋼所へ向かう。

炭水車の二つ並んでいるタンクにはそれぞれ燃料となる重油と水が入っている。ボイラー上部のバーナーチューブもチャームポイントの一つ。

 

  [モデルになった機関車]

 米国ノース・パシフィック・コースト鉄道(NPC)21号機『トーマス・ステッソン』。設計者は当時NPCの熟練工であったウィリアム(ビル)=トーマス。

1987年に解体された同鉄道の5号機『ボデガ』の部品を利用して、1901年にNPCサウサリート・ショップで製造。

ところが安全上の懸念から1905年に解体。理由はボイラー内部の水管がオイルバーナーと近すぎて破損、動輪の重量不足で空転、万が一事故が起きた際に乗組員が避難する場所が確保されていないなどの事柄が原因。

その奇抜な見た目で乗組員から『ザ・フリーク』という愛称が付けられた。

なお、本来はナローゲージの車両である。

 

  [感想と予想]

  ザ・フリークが動いてるー! なんて、鉄ヲタでもないのに少し興奮しました(笑)

全体的に錆びていることから、アメリカの廃品置き場からわざわざ引っ張り出してそのまま組み立てたかのような印象を受けました。(車体番号が無いので本人かどうかは怪しいが)。予告編を見るに、実験車両たちのお姐さん的存在でマリオンのように友好的で明るく陽気な機関車であることが分かりましたね。セオを後押ししてあげてるシーンが何気に好きです。欠陥だらけで何の役にも立たない機関車ですが一体どんな活躍を見せてくれるのでしょうか。全然思いつきません。

 

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●フランキー (Frankie) 声:ソフィー=コフーン

  本土の製鋼所で働く電気式ディーゼル機関車。女性。製鋼所を訪れたトーマスとジェームスを働かせるため執着に追い回すが…。車体番号は「4002」。

 

  [モデルになった機関車]

 ハズウェル・クラーク社製4002号ディーゼル機関車『アランデル・カッスル』。愛称は『ビリー」。1958年に製造され、同型の4001号『アニック・カッスル』と共にマンチェスター船舶運河鉄道(MSC)で入換え作業や少量の旅客列車牽引を担当。2009年にMSCが閉鎖した後、2010年にイースト・ランカシャー鉄道の工場でオーバーホールを受け、現在も同鉄道で動態保存されている。名前の由来はそれぞれイングランドにあるアニック城とアランデル城。

なお、4001号は、4002号のオーバーホールのために必要な自分の部品を分け与えた事で、鉄道から遠く離れたハスリンデンのとある駐車場の脇で錆びた状態で静態保存されている。

余談だが、4002号はイングランドで行われたイベント"Day Out with Thomas"でトーマス(に見立てて塗装された機関車)と共演している。

 

  [感想と予想]

  遂に来た女性キャラのアンタゴニスト(敵対者)。予告映像では地味な風貌ながら、ハリケーンと一緒に貨車を押して行く手を阻んだり、笑顔のまま執拗にジェームスを追いかけまわすという何ともインパクトの高い役回り。最初は実験車両を束ねる姐御肌キャラかと思っていたけどそんなことなかった…。

でも、表情から察するに悪い性格ではないようで、本人はトーマスとジェームスに製鋼所で働いてほしくて進路を塞いだり閉じ込めようとしている模様です。人手不足で困っているのでしょうか? もしそうだとしたら、一緒に働いてほしい機関車を意図的に転炉に落とそうなどという考えはよほどサイ●パスでない限りは浮かばないと思うので、予告編の最後のシーンは貨車の脱線による誤動作であると私は推測します。

 

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●ハリケーン (Hurricane) 声:ジム=ハウィック

  フランキーと同じく本土の製鋼所で働く大型ウェルタンク蒸気機関車。製鋼所を訪れたトーマスとジェームスを働かせようと行く手を阻む。車体番号は「20」。動輪が10個もあるのが特徴。

 

  [モデルになった機関車]

 グレート・イースタン鉄道(GER)20号 クラス「A55」。電気鉄道に対抗すべくジェームズ=ホールデンが政治目的で設計し、1902年にストラッドフォード工場で試験的に製造。GERの路面電車の牽引力と速度に匹敵する蒸気機関車を造ることが目的。国鉄道初の車輪配置0-10-0の蒸気機関車であり、『デカポッド』という愛称が付けられた。

車体の大きさはそれまでの英国の車両に無いほど巨体で牽引力に優れていた。だが車輪にかけられた重量は非常に重く、クラス「A55」が渡れるよう橋を強化する必要があった。結果として強化を果たしたものの実験では何の成果も得られなかった。

1906年にベルペヤ火室の車輪配置0-8-0貨物用テンダー式蒸気機関車 クラス「A55R」に改造される。暫くは石炭の貨車の牽引を担っていたが、同鉄道のクラス「G58」の性能を上回ることが出来ず1913年に解体された。

 

  [感想と予想]

 機関車の「顔」は見かけによらないだろう、なんて思っていた時期が私にもありました。 淡い期待はへし折れたし。安定の敵対者ポジでしたね。終始悪そうな顔をしている彼ですが、一体どんな気持ちでジェームスを追いかけまわしていたのでしょうか…。ノリが良いので上述のフランキーと同じ考えなのではないかと私は思っていますが…。

敵対者が2台もいるとなると胸が熱くなりますね。終盤の舞台が高炉や転炉のある製鋼所ということでブラックな展開をひそかに期待しています。

ところで彼もまた実験的に造られた機関車なのですが、彼もセオ達の居る操車場出身なんですかね。同じ試験車両であるセオ達に関してどう思っているのかちょびっと気になるところ。

 

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●ベレスフォード (Beresford) 声:コリン=マクファーレン

 運河で働く青いボディのガントリークレーン。普段は機関車と立ち話することが無い為、友達がおらず新しいことを知りたがっている。

 

  [モデルになったクレーン]

 ストザード・アンド・ピット社製移動式電動クレーン。1951年にイングランドのバースで製造。現在は現代風に手直しが施され、ブリストル産業博物館のプリンスズ・ワーフに4台、オークランドのプリンスズ・ワーフに1台静態保存されている。

 

  [感想と予想]

  今回の予告編で初めて姿を現したもう一台の新キャラクターですね。トーマスを宙ぶらりんにさせたり、危うく落っことしそうになったり、自分のフックで鼻をぶつけたりコミカルな動きを見せます。不器用で感傷的になりやすいのでしょうか? 運河沿いを広範囲に移動するクレーンということで面白いキャラクターになるのではないかと思います。この調子なら彼も第21シリーズに頻繁に登場しそう。

 

 

 

【本作の舞台】

 ソドー島を除く、本作の舞台になる本土の施設などを紹介します。現時点では各施設の正式な名称は不明。詳しくお伝えしたいので情報が入り次第、ネタバレにならない程度に随時更新します。

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 今回トーマスが冒険する場所はメインランド、すなわちイギリス本土。前作も物語の後半から舞台が本土に切り替わる構成で、グレート・レイルウェイ・ショーの会場が登場しましたが、本作では全体を通してこの広い島が舞台になっているようで、製鋼所をはじめとする様々な施設が登場します。

画面いっぱいに広がる田舎の田園風景が美しい!

 

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 本作の舞台の一つでありコンセプトでもある、本土にある製鋼所(The Steelworks)。大型タンク機関車のハリケーンディーゼル機関車のフランキーが働いています。

物語後半ではトーマスとジェームスと試験車両たちが閉じ込められてしまう…!?

 

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もう一つの舞台となるのが試験車両の実験場 (Experimental Engine Yard)。実験で造られた機関車や実験で使うパーツを用いた機関車たちの性能を確かめるために試験的に走行させる操車場。初めてこの場所を訪れたトーマスは小さな歯車式機関車のセオ、奇妙な形のレキシー、そしてマーリンと出会います。

長旅で石炭を使い果たした(?)トーマスを石炭補給所まで牽いていくセオが可愛い。

 

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 鉄道が隣接する運河 (The Ship Canal)。ガントリークレーンのべレスフォードが働いています。

トーマスがブリドリントン*の位置を訊く為まず最初に訪れる場所です。実験場の付近にあるのかな。線路に打ち上げられた船舶が少しばかり気になります。

 

*ブリドリントンとはイングランドの東部にあるヨークシャーの町です。グレート・ブリテン島を挟んでちょうどソドー島とバローの反対側に位置します。

 

 

【その他気になった点】

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ジェームスが運ぶ予定だった貨車を牽いて期待を胸に秘め楽しそうに歌いながら大きな橋を渡るトーマス。繰り返しになりますが本作は本土が舞台ということで、ソドー島には無い広大な世界観と風景を作り出すことが出来ますね。

映像はつい最近出来上がったばかりなのでしょうか、背景のレンダリングの粗さが少し目立ちます。恐らく劇場公開までにこれからドンドコ仕上げを行っていく感じでしょうね。KOTRやTOTBの1stトレーラー公開時もこんな感じでしたし、CGモデルの質もより一層上がっているので完成が非常に楽しみです。

 

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 劇中では一瞬のカットであると思われますがトレバーがきちんと果樹園に居ますね。S20では貸し出されていたのか終始マッコール農場やトーマスの支線に居ました。(とはいえ後ろにトーマスが走っているのでそうでないかもしれませんが)。

近いうちにウェルズワースの牧師館とチャールズ・ラクシー牧師も登場しそう。

 

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これは私にとって素晴らしいサプライズでした。色つき貨車を除いて、再びすべての貨車に人格が与えられたようです。S20『ブラッドフォードってきびしい』にのみ一瞬登場した顔つき有蓋車に加えタンク車、ソルトバン、スレート貨車に魂が宿って再登場。

しかし、これまで狭軌として使われてきたスレート貨車が標準軌として運用されてるってのがナンセンスですが…。まあ一応そういうのも実在はするんですけどね。

 

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 本作もミュージカル風っぽいですね。インタビュー&コメンタリー映像ではトーマスが本土へ向かうときに歌ったり、マーリンが自分の個性について歌ったり、今のところ4曲あることが判明しています。

 

その際、マーリンの車体が上下左右に大きく揺らいでいるアニメーションが確認できます。トーマスやレキシーなど機関車たちが会話しているシーンでも、まるで身振り手振りをするかのごとく車体が上下左右にコミカルに動いています。

視覚的に子供たちにも伝わりやすい表現なので私個人としては嫌いではないのですが、まるで『ボ●とはたらく●ーブーズ』や『カー●』のようで結構な違和感が。特に現実に忠実な作風であるTTTEではこういう表現はしないでほしかったなというのが率直な感想です。…そんなnitpick言っても仕方ないけどね。

 

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予告編の最後に、どこかで見覚えのあるマグネットで吊り上げられ、転炉へ落とされるトーマス。かつてないほどショッキングな映像。一体どうなってしまうのか……!?

 

 

とまあ、本作もかなり気になる予告映像でしたね。他にもライアンやアールズデール鉄道の機関車たちが疾走していたり、ベルが客車を牽いてたり、カラーリングの変更が施されたロージーが一瞬映っていたりと触れたいところは山ほどありますが一旦ここまで。モブキャラクターの活用やアニメーション表現に若干の不安は残るところですが、シナリオ自体は非常に面白そうなので発売がとても楽しみです。冒険心を擽られる映像やアクションが大好きな私としては早く観たくてたまりません!

[5/31更新]

US版のDVDの発売日が8月22日に決定しました。なお、8月25日には英国や米国で劇場公開も予定されています。劇の尺は従来の10分延長でなんと70分! 本作はかなり密度が高そうですね。

では。

JBSキャラクター見参!

 昨年10月13日にマテルのアナウンスにより判明した新作長編"Journey Beyond Sodor"の大型絵本の表紙が通販サイト等で公表され、複数の新キャラクターの外観が明らかになりました。

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本作ではイギリス本土(通称メインランド)の製鋼所が舞台のようです。回転する歯車を両脇に用いたタイトルロゴがかっこいいですね。工場のようなごちゃごちゃした場所が大好きな私としてはとても心が躍ります。新キャラクターの機関車は3台と思いきやなんと5台。奇抜なデザインの機関車がずらり。(しかし今回は個人的にどれも受け入れやすいデザインでした)。

さて、このブログを長期に亘ってご覧の皆様にはお馴染みかと思いますが、今回も新キャラクターの外観についての説明や見て感じた事を適当に並べようと思います。現時点では各キャラクターの性格や設定は不明につき省略します。

 

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・セオ (Theo)

トラクションエンジン型のギアードロコと云った感じでしょうか。ファーガスによく似ていますが、背の高いキャブと、フライホイール含む車輪を回転させるための3つのギアが特徴的です。残念ながら探し方が悪いのか資料がないのかモデルになったと思われる実車の機関車は特定できませんでした。(似たようなのはいくつかありましたが…)。

本作の準主役級(スティーブン、ゲイター、スキフなど)の立場でしょうか。見た目もかわいいですし、どんな活躍を繰り広げるのか楽しみです。

 

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・フランキー (Frankie) 

 ※モデル機はハズウェル・クラーク社製4002号『アランデル・カッスル』。1958年に製造。同型の4001号と共にマンチェスター船舶運河鐵道(MSC)で入換え作業や少数の旅客列車の運用を担当。2009年にMSC鉄道が閉鎖した後、2010年にイースト・ランカシャー鉄道の工場でオーバーホールを受け2016年現在も同鉄道に動態保存されている。

女性です。唯一のディーゼル機関車です。車体番号は「4002」。上記のとおり実在する番号です。彼女の頭上に書いてある"M.S.R."とは所属場所のイニシャルでしょうね。舞台が製鋼所ですから、Mainland Steel Companyだったりして。面白いことに彼女のモデル機の所属もMSCという略称ですね。こちらはManchester Ship Canalの略。別物。

ざっとモデル機を調べたところだと、特有の物、実験ならではの性能は見受けられませんでした。性能より性格が重視されているキャラクターでしょうか。

 

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・マーリン (Merlin) 

 ※モデル機はロンドン・アンド・サウス・ウェスタン鉄道(LSWR)「N15」クラス/ サザン鉄道(SR)「キング・アーサー」クラス 783号『サー・ギレミール』。1925年8月にノース・ブリティッシュ機関車会社で製造。LSWR及びSRで急行旅客列車として運行していた。1961年3月に撤退(廃車?)。

煙突が3つもあるという非常に奇抜な見た目をしているマーリンですが、キング・アーサークラスが元からこういう格好だったわけではありません。これは戦時中に783号『サー・ギレミール(ギルメア)』がステルスの実験で一時期改造された姿です。"ストーブパイプ"と呼ばれる2つの細い三角形の煙突から排気ガスを分散させて敵機から見つかりにくくするというアイディアから生まれたもの。しかしトンネル内や橋の下でものすごい量の煤をまき散らし爆発を起こすなどして実験は失敗に終わり、783号からはすぐに取り外されたそうです。(その後も1951年まで同型の別の機関車で実験を繰り返し、石炭の品質の改善と煙室内部の火の粉止めを装備するという結果に至りました)。

マーリンには未だにそのストーブパイプなる煙突がついていますが、劇中でこれが用いられたりするのでしょうか。(私の予想って大体外れるんですけどね)。

 

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・レキシー (Lexi) 

 ※モデル機はノース・パシフィック・コースト鉄道(NPC)21号機『トーマス・ステッソン』。1987年に解体された同鉄道の5号機「ボデガ」の部品を用いて1901年にNPCサウサリート・ショップで製造。ところがオイルバーナーとボイラー内部の水管が近すぎて破損したり、動輪重量の不足や乗組員の安全上の懸念から1905年に解体。その奇抜な見た目から『ザ・フリーク』という愛称もある。

こちらは唯一のアメリカの蒸気機関車ですが、機関室が先端にあるキャブ・フォワード型、起動が早く効率の良い水管ボイラー、石炭燃焼より蒸気が薄い重油燃焼式という汎用性の高い利点に加え、炭水車のタンクが各々垂直に立っているという非常に珍しくかつ面白い機関車なので、キャラクターとして登場してくれたことを嬉しく思います。ただし安全性を考慮していない設計ゆえ欠点もかなり多い謎の機関車なんですけどね。

 

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 ・ハリケーン (Hurricane)

 ※モデル機はグレート・イースタン鉄道(GER)20号クラス「A55」。通称『デカポッド』。電気鉄道に対抗すべく政治目的でジェームズ・ホールデンが設計し、1902年にストラッドフォード工場で製造。実験では何の成果を得ることもなく1906年に車輪配置0-8-0の貨物用テンダー機関車クラス「A55R」に改造。石炭の貨車の牽引を暫く担っていたが同鉄道のクラスG58の性能を超えることが出来ず1913年に解体された。

英国初の車輪配置0-10-0の機関車として製造されたハリケーン(クラスA55)。タンク機関車でありながら実はかなりの巨体で、牽引力もゴードンやスペンサーを軽く凌ぐほどの力持ち。車輪配置0-10-0といえばマードックですがそれをも越えるインパクトです。顔つきが悪い彼ですが、果たして劇中ではどんな役を担うのか…?

 

 

以上です。特定された実機を適当に調べた結果次々に興味が湧いて殆どモデル機の紹介となってしまいましたが、この知られざる面白い機関車たちの実機の事を少しでも知ってもらえたらなと思います。

JBSのトレーラーが公開された暁には、より詳しく明確な情報をお伝えしようと思いますのでよろしくお願いします。今はもうとにかく続報が楽しみです。

では。

原作『汽車のえほん』からのエピソード、約20年ぶりに映像化 2/14追記

 遅ればせながら明けましておめでとうございます。

さて、2017年初頭から非常に良いニュースがまたまた飛び込んできました。

記事タイトルを見てお分かりかと思いますが、

なんと今期放送中の第20シリーズで、原作22巻『小さな機関車たち (Small Railway Engines)』から3話のエピソードが遂にテレビシリーズで映像化されます!

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原作のエピソードからの出典は第4シリーズ(1994-1995)以来、即ち22年ぶり

アールズデール鉄道の仲間たちの、絵本の中での失敗や活躍をテレビのアニメーションでも楽しむことが出来るようになります。

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 アールズデール鉄道とは、ソドー島北部で公共機関として動く、15インチ(381mm)ゲージの架空のミニチュア鉄道で、レックマイクバートと云うカラフルでとっても小さな、"役に立つ"機関車たちが働いています。これらはイングランド北部カンブリア州に実在するレーブングラス・アンド・エスクデール鉄道がモデルになっています。

トーマスやパーシーを始めとするイギリスで最も多く見る車両の軌間は4フィート8.5インチ(1,435mm)の標準軌です。色からしてヘンリー、ジェームス、ゴードンの3台に見えるかもしれませんが、ほら、上の画像で比べるとこんなにも大きさが違います。スカーロイやレニアスなどのこうざん鉄道の狭軌線路(2フィート3インチ (686mm))の上で働く仲間よりも遥かに小さいのです。

 

そんな小さな機関車たちは、原作出版から70周年に当たる2015年になるまでテレビシリーズには一切出てきませんでした。元々テレビ版の『きかんしゃトーマス』は1番ゲージという鉄道模型を用いた人形劇でした。ゆえに、目玉を動かすギミックなど従来の造形やギミック等の技術の流用が当時は困難であったからであると考えられます*1

1997年、原作者ウィルバート・オードリー牧師の死後、すべての権利がブリット・オールクロフト社の手に渡り、第4シリーズを境に原作エピソードの映像化は打ち止めになりました。後に権利をヒット・エンターテインメント社が買収、数年経って人形劇からフルCGアニメーション作品に移行し技術上の制約が無くなるも、会社の方針上、小さな機関車たちはおろか、絵本から映像化されることすら一向に叶いませんでした。

しかし、原作者のご遺族やファンの声も大きかったためか、2012年2月1日のマテル社による『きかんしゃトーマス』の商標権を含めヒットの所有権買収を経て、制作体制が(公には2013年にハッキリと)変わり、ゴッドレッド王やウルフステッド城、ハーウィックへの支線拡張計画にコーヒー・ポットなどのマイナーな原作設定を題材にした短編や、まるで原作各巻のテーマに基づいているかのような長編作品(例:TOTB→33巻と21巻、SLOTLT→34巻と22巻、TGR→35巻と23巻等々)、更には70周年記念に1, 2巻の初期作品をCGでリメイクした特別編も公開するなど、近年は子供のみならず、この作品で育ってきた昔ながらのファンにとっても嬉しい施しが行われてきました。

そんな現行のテレビシリーズは昨年で32年と第20シリーズを迎え、2015年に公開されたSLOTLT(『謎の海賊船と失われた宝物』)から新登場した、レックマイクバートという、ファンの間でも人気の高い、ちんまり鉄道ことアールズデール鉄道の3台の小さな機関車たちが、絵本を飛び出して正式にテレビに進出。そして繰り返しになりますが原作エピソードが22年ぶりに映像化。とても良い時代になったと思います。

 

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そのうちの2話"Mike's Whistle (マイクのきてき)"と、"Tit for Tat (目には目を)"が早くも1月23日午後6時30分にカナダで放送されます。なお、大手ファンサイトSiFFacebookの投稿によると、"Useful Railway (やくにたつ鉄道)"も用意されているとのことで、近々放送される日が来るかもしれません。*2

約5分の尺で行われた昔と違って、今は約9分の尺で展開されているため、その分忠実に再現出来るか、はたまたちょっぴり改変が施されてるかもしれませんが、控え目に言って非っ常に楽しみです。(笑)

 

【追記】

日本では3月5日と12日に放送決定しました! タイトルは以下の通りです。

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『バートのしかえし』(Tit for Tat) 3月5日放送

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『マイクのきてき』(Mike's Whistle) 3月5日放送

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『いいぞアールズデールてつどう』(Useful Railway) 3月12日放送

 

(※2017年2月14日現在、英米での放送時期は未確認です)。

 

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余談ですが、"Small Railway Engines"は出版から今年でちょうど50年に当たります。

意図的かどうかはわかりませんが何だか感慨深いですね。(笑)

 

また、新キャラクターの客車の"ハンナ"は第21シリーズ以降の登場になるそうです。

 

第20シリーズの各エピソードとあらすじ、初回放送日時を個人で纏めた記事はこちら

*1:こうざん鉄道でさえも第4シリーズに至るまで予算の都合上制作されませんでした。

*2:このサイトのオーナーは制作スタッフとの交流があり、特殊な構造の貨車やナップフォード駅構内の設計をするなど間接的にチームに携わったり、サイト内では直接制作陣に訊いたインタビューも掲載しています。

長編第13作情報 10/14更新

あっという間に10月。もうすぐハロウィンですね。

というわけでThomas & Friends公式YouTubeチャンネルで新曲とそのMVが公開。


It's Halloween | Sing A Long Karaoke | Thomas & Friends

ダークなボーカルがかっこよくミュージックも歌詞もノリノリで気に入ってます。

 

 

…それとは別に、マテルからのアナウンスで2017年公開予定のタイトルが判明しました

http://worldscreen.com/tvkids/mipjunior-spotlight-mattel-creations/ (外部リンク)

その名も、”Journey Beyond Sodor”

略して”JBS"

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詳しい内容はまだわかりませんが、今作も舞台はイギリス本土(通称メインランド)のようで、新しい実験的な仲間たちと共に、トーマスがジェームスを救うお話とのことです。『勇者とソドー島の怪物』で第三の主人公及びかませ的立ち位置だった彼が準主役級の役回りということで非常に楽しみです。 (今度こそこの機会にステップニーがゲストとして出るといいなぁ…)

実験的な(experimental)機関車たちとは恐らく以前名前だけ紹介したハリケーン、マーリン、フランキーの事を指すのだと思います。どんな仲間たちなのか気になるところ。

また、『走れ! 世界のなかまたち』以前の作品より10分ほど尺が伸びているようです。 Mattel Creations details content slate - Toys 'n' Playthings (外部リンク)

短いですが今日の情報は以上です。今回も続報が楽しみ。来年もきかんしゃトーマスから目が離せません! ;)

 

最後にもう一つ。

11月6日からEテレで第20シリーズの放送を開始する模様です。

では。

奇怪なヒューゴ

11月発売のカラーワイドで『TGR』の邦題が判明しましたね。『走れ!世界のなかまたち』、シンプルでとても良いサブタイトルだと思います。 

 

さて、今回は『TGR』の話ではなく、7月30日に投稿した新キャラ4台についての記事の補足をします。長編キャラか短編キャラかが全く判らないままつい曖昧な記事を書いてしまいましたがそれとなーくわかりました。(結局曖昧)。

 

まずはヒューゴ(Hugo)。米国版『The Great Race』が昨日9月13日に正式に発売されましたね。既にご存知の方も多いとは思いますが、来春英米にて発売予定のDVD『Extraodinary Engines』のチラシが同梱されていました。

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                 (※画像提供:龍夜)

このチラシでトーマスの隣にいるのがヒューゴです。まさかとは思いましたが本当に"シーネンツェッペリン"でした(笑) 勿論プロペラで推進するあの試作機です。

このDVDは『Spills & Thrills』(S17)、『Dinos & Discovries』(S18)、『Start Your Engines!』(S19)等と同様に毎春発売される、短編エピソードを6話収録した商品。つまりヒューゴは長編作品ではなく第20シリーズで新たに登場するキャラクター、ということが判明しています。

DVDの収録エピソード、内容、ヒューゴの詳細は現在不明ですが情報が入り次第またお伝えします。それにしても顔のインパクトがすさまじい…(苦笑) 日本ではまた早いうちに姿を拝むことが出来そうですね。ドイツの試作機シーネンツェッペリンがどのように世界観に合わせてくるか見もの。

 

なお、残りのマーリン(Merlin)ハリケーン(Hurricane)フランキー(Frankie)の3台は2017年度第3四半期に公開予定の次回の長編作品、及び第21シリーズ以降のキャラクターであることが総合ファンサイトSiFのオーナーの記事により明らかになっています。

どのようなキャラクターなのか、詳細が待ち遠しいところです。

では。