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きかんしゃトーマスオタクによる雑記

きかんしゃトーマス 第22シリーズエピソードまとめ+α

 全26話分のサブタイトル、脚本家、あらすじ、第一回放送日と、新登場並びに再登場キャラクターの詳細を情報が入り次第順次に纏めていきます。

自分のメモ用ですが宜しければ参考にどうぞ。

*:世界編

 

【各あらすじ一覧】

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E01 Number One Engine *

 脚本: デイヴィー・ムーア

英: 2018/9/3

 中国の国有鉄道で働く事になったトーマスは、彼と同じく競争好きな車体番号1番の青い機関車ホンメイに出逢う。トーマスは最速でナンバーワンの機関車であると証明すべく彼女との競争に挑む。

 

E?? Thomas and the Dragon *

 脚本: デイヴィー・ムーア

 中国の新年をお祝いする春節、お祭りの醍醐味は大きな町の広場にドラゴンが来る事だと話すヨンバオ。彼にゲストとして招待されることになったトーマスは不安になってしまう。

 

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E?? Duck's School

 脚本: リー・プレスマン

 嵐の影響でハーウィックの学校が壊れてしまい、子供たちはデイジーに乗って別の学校へ行かざるを得ない状況に。ダックは、子供を乗せる事を嫌がるデイジーの代わりになる客車を捜しに出る。

 

E?? Confusion Without Delay

 脚本: デイヴィー・ムーア

 ハット卿に呼ばれソドー島に来島した新参者のレベッカは、初仕事で急行列車の牽引を任される。ティッドマス機関庫で他の仲間に引け目を感じた彼女は、遅れを取らないよう常に全速力で働こうとする。

 

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E?? Trusty Trunky *

 脚本: ベッキー・オーバートン

 初めてインドを訪れ、地元の鉄道で作業経験を積むトーマス。魅力的な新しい友達ラジブと出逢った後、ゾウでも貨車を移動できることをアシマから教わる。

 

E?? What Rebecca Does

 脚本: デイヴィー・ムーア

 蒸気機関車レベッカはいつもにこやかで礼儀正しい。だが、ベルやマリオンなど他の特殊な仲間たちに比べて自分には特別なものが無いと悩んでいた。

 

E?? Thomas Goes to Bollywood *

 脚本: ベッキー・オーバートン

 インドの鉄道で仕事をして過ごしていたトーマスは、インドの局長と映画監督からの指示でボリウッド映画の撮影の手伝いをすることに。映画俳優の人気ぶりを目の前に、彼は自分も映画のスターになりたいと考える。

 

E?? Samson and the Fireworks

 脚本: リー・プレスマン

 トーマスがウルフステッド城へ毎年恒例の花火を運んだ日の午後、ソドー島は腕木信号を目視できないほど濃い霧に包まれる。そこでフォグマンのシリルが線路に信号雷管を仕掛けるが、火薬類が苦手なサムソンは怖がってしまい…

 

E?? Runaway Truck *

 脚本: デイヴィー・ムーア

 制御出来ず猛スピードで暴走する貨車をヨンバオが救おうとするが、彼が行う前にトーマスが急いで止めに掛かった事で貨車がひっくり返ってしまう。ヨンバオはせっかちな彼の為に動きのゆっくりな太極拳を見せて貨車を救出する為の技を身に付かせる。

 

E?? Rosie's Red

 脚本: デイヴィー・ムーア

 バレンタインの日、ディーゼルの悪戯でロージーが事故を起こした。責めるクランキーに対しトーマスがロージーを庇おうとした事でビルとベンに"友達以上の関係"とからかわれ、2台はお互い気まずくなってしまう。

 

E?? The Case of the Puzzling Parts

 脚本: デイヴィー・ムーア

 貨車につまれた部品を何に使うのか思い出せないシドニー。そこでパクストンが彼に特別捜査官になるよう提案し、一緒に謎を解く手助けをする。

 

E?? Thomas' Animal Ark

 脚本: リー・プレスマン

 クリスマス・イブに動物園の動物達を温めるボイラーが故障した。だが、新しいボイラーを運ぶ船は悪天候の影響で到着できない。そこでハット卿と相談して暖かいティッドマス機関庫へ動物たちを運ぶことに。

 

E?? Thomas and the Pales of Monkeys *

 インドの局長から、乗客に提供するココナッツを運ぶ仕事を任されたトーマス。しかし、彼はサルの宮殿に興味を示し…

 

E?? Outback Thomas *

 脚本: ティム・ベイン

 トーマスはオーストラリアのアウトバックで迷子になってしまう

 

E?? Forever and Ever

 急激な環境の変化によって滅入ったゴードン。幸いにも、彼の新しい友達ニアが全ての変化は悪い事ではないと彼に伝える。

 

E?? Kangaroo Christmas *

 脚本: ティム・ベイン

 

E??  *

 インドで狩猟家に狙われるトラを護るエピソード。

 

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E??

 

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【トーマスが冒険する国々】*

 第22シリーズから、トーマスはソドー島を飛び出して全26話のうちの半数話内で世界中の国を訪れ、様々な文化を学びながら仕事をします。ここでは今シリーズで冒険する国とそれにまつわる文化やエピソードを区切って纏めました。

●中国

 正式名称は中華人民共和国ユーラシア大陸東部、アジア州の大半を占める地域及び国。パンダ等の生息地。人口は13億9000万人と世界最多で、中国の地域としての歴史は中国最古の王朝の夏や殷から数えて4000年弱という長い歴史を持つ。

主な文化は"太極拳”という武術や”春節”と呼ばれる祝祭日など。

『Number One Engine』『Thomas and the Dragon』『Runaway Truck』『』で登場。

この国で働く仲間: ヨンバオ、ホンメイ、アンアンとリンヨン

 

●インド

 正式名称はインド共和国ユーラシア大陸南アジアに位置する国。サルやゾウ、トラ等の生息地。娯楽の一つとして映画が人気で制作本数や観客総数は世界一を誇る。

『Trusty Trunky』『Thomas Goes to Bollywood』『Thomas and the Pales of Monkeys』で登場。

この国で働く仲間: アシマ、ラジブ

 

●オーストラリア

 正式名称はオーストラリア連邦オセアニアに属し、オーストラリア大陸のすべてを領土とする国。国旗に描かれているようにイギリスと結びつきがあり、英連邦王国のひとつとなっている。カンガルーやコアラ、クロコダイル等の生息地。

内陸部には1,000km級の道路が地平線の先まで続く集落の無い地域があり、内陸部の総称を"アウトバック"と云う。

Outback Thomas』『Kangaroo Christmas』で登場。

この国で働く仲間: シェイン、アイラ

 

ケニア

 正式名称はケニア共和国(現地の発音でジャムフリ・ヤ・ケニャ)。アフリカ大陸の東側に位置する小さな国で、英連邦国の一つ。旧イギリスの植民地。ゾウやアミメキリン、シマウマ等の生息地。

『』で登場。

この国で働く仲間: ニア*1

 

 

TVシリーズ短編初登場キャラクター】

 各キャラクターの性格、容姿、モデル機の小さな解説と登場エピソードを掲載。

カッコ内はUK版と日本版の声優。

   ※(主):主観、(準):準主観、(脇):脇役/陰役/出番少なめ、(エ):カメオ出演

 

レベッカ (/)

 今シリーズより初登場。イングランドから来た黄色いボディが鮮やかな、若い女性の大型流線形テンダー機関車。車体番号は22番。慌て者で、他の仲間に引け目を感じており自分の大きさや能力を過小評価する傾向があるが、自身のために立ち上がることを恐れず、年長の機関車相手でも物怖じしない。

ティッドマス機関庫に入庫した後、本作からヘンリーと立場を交代し、レギュラーキャラクターとして登場

 ※モデル機はサザン鉄道(SR)ウェスト・カントリー クラス4-6-2*2*3ライト・パシフィックスないしスパム缶とも知られる。1945-1951年にかけてブライトンやイーストリーで計110台製造。最高速度は時速168キロ。

鉄鋼を溶接した火室やチェーン式バルブギア等特殊な機構を備え、滑らかな速度と強大なパワーを発揮したが、同時に燃費が悪く重量不足で空転を起こしたり、潤滑油が漏れて火災が発生するなどの欠点もあった。これらの問題から、60台が流線形カバーを外して再建された。

1967年まで働き続け、大半は廃車になったが、改良機を含むWCクラス11台とBOBクラスが9台が英国各地に点在する保存鉄道で動態または静態保存されている。

(主)『Confusion Without Delay』

(主)『What Rebecca Does』

(脇)『Samson and the Fireworks

(脇)『Thomas' Animal Ark』に登場。

 

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©Mattel

ホンメイ (/)

 今シリーズより初登場。中国国有鉄道で働く、力強い女性タンク機関車。車体番号は1番*4。気立てのいい機関車だが生意気で競争が大好き。自身がNo. 1の青い機関車であることを証明すべくトーマスに競争を挑む。

 ※モデル機は中国国鉄工建(GJ)クラス0-6-0T。1958-1961年にかけて成都市と太原市の工場で、鉱山や工場での入換え作業用に全部で122両製造され、その一部は2000年代まで使用された。最高速度は時速35キロ。

合計5台の車両が中国国内の公園や博物館で静態保存されている。

(準)『Number One Engine』

(脇)『Thomas and the Dragon』

(脇)『Runaway Truck』に登場。

 

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©Mattel

 (/)

 今シリーズより初登場。インドの鉄道で働く女性大型ディーゼル機関車。ラジブに好意を抱かれている。

 ※モデル機はインド鉄道WDM-3AクラスCo-Co。塗装と装飾はインドで最初に登場した豪華観光列車"パレス・オン・ホイールズ"で使われた機体に基づいている。

インドのバラナシやパティアーラの工場で1994年から現在に至るまで生産されている。最高速度は時速120キロ。

(脇)『Trusty Trunky』

(エ)『Thomas Goes to Bollywood』に登場。

 

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・アンアン (/)

・リンヨン (/)

 今シリーズより初登場。中国国有の鉄道で働く、ホンメイ専用の2台の客車。アンアンが女性で、リンヨンが男性。

 ※モデル機はロンドン・ブライトン・アンド・サウスコースト鉄道(LBSC)ストラウドリー4輪客車。CGモデルはソドー島の支線客車の流用だが、塗装は中国国鉄18系客車などに基づいていると思われる。

(脇)『Number One Engine』

(脇)『Thomas and the Dragon』

(準)『』に登場。

 

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©Mattel

・デクスター (/)

 今シリーズより初登場。古い男性客車。操車場で車輪の壊れた状態で放置されていたが、ダックの提案で車輪を外して子供たちが通うための代理教室になった。

 ※モデル機はロンドン・ブライトン・アンド・サウスコースト鉄道ストラウドリー4輪制御客車

(準)『Duck's School』に登場。

 

・ (/)

 今シリーズより初登場。中国の鉄道に所属する、男性のえんじ色の有蓋貨車。

 ※モデル機はロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ(LMS)鉄道12トン・4輪スチールバンで、CGモデルはソドー島の有蓋貨車の流用である。

(準)『Runaway Truck』に登場。

 

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©Mattel

・アイラ (/)

 今シリーズより初登場。オーストラリアに所属する女性プロペラ機。

 

 

【長編作品から進出したキャラクター】

 大変数が多い為、新キャラとは別途で纏めました。

 

●フライング・スコッツマン (ルーファス・ジョンズ/三宅健太)

 原作23巻『機関車のぼうけん』及び映画『走れ!世界のなかまたち』より登場*5。炭水車を2台備えている、本土で働く男性テンダー機関車で、唯一生き残ったゴードンの弟。自慢話が好きで誇り高く、世界的にも有名であることからゴードンに劣等感を抱かれている。

イングランド代表で機関車スピードレースに出場したことがある。

 ※モデル機はロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道クラスA3 4472号「フライング・スコッツマン」4-6-2。1923年2月にイングランドドンカスター工場でナイジェル・グレズリー卿の設計を基に製造された。蒸気機関車における2つの世界記録を持っている。一つは1934年11月30日に最高時速160.9キロの公式記録を達した初の蒸気機関車となり、もう一つは1989年8月8日にオーストラリアで679キロメートルの距離を走行した事。

1963年1月4日に引退となり、アラン・ペグラー、ウィリアム・マッカルパイン、トニー・マーチントンと持ち主を転々とし、2004年に国立鉄道博物館の所有物になった。動態復元が行われた後2016年から再び本線運行を開始。

(脇)『Confusion Without Delay』に登場。

 

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©Mattel

●アシマ (ティナ・デサイ/)

 映画『走れ!世界のなかまたち』より登場。南インドのニルギリ山岳鉄道で働く、楽しくて元気で可愛らしい女性タンク機関車。ボディは手描きの装飾で美しく彩られている。山岳鉄道は急勾配で登るのも困難なほど危険な高山鉄道なので、恐いもの知らず。人の助けになることを幸せに感じられる心優しい性格。

南インド代表で貨車押し競争でトーマスと共に優勝したことがある。

 ※モデル機はニルギリ山岳鉄Xクラス0-8-2T。1914-2014年にかけてスイスで17台、インドで4台製造。主に旅客に用いられ、客車を先頭にして走る。最高速度は時速30キロ。

外側の上下に高圧シリンダーと低圧シリンダーをそれぞれ二つ備えており、メーターゲージのアプト式ラックレールでの走行に対応させるための歯車が台枠の下にある。上部の低圧シリンダーはこの歯車*6を駆動させるためにあり、下部の高圧シリンダーと連動せず回転させることが可能である*7

(準)『Trusty Trunky』

(脇)『Thomas Goes to Bollywood』に登場。

 

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©Mattel

●ラジブ (/)

 映画『走れ!世界のなかまたち』より登場。乗客や貨物を東インドのコルタカから北部まで運んでいる、国宝の小さな男性タンク機関車。自分と自身の鉄道を誇りに思っており、よく自慢する気取り屋。高所恐怖症。

東インド代表で最優秀デザインショーで優勝した実績を持つ。

 ※モデル機はインド鉄道フェアリー・クイーン2-2-2T。1855年イングランドのリーズで製造され、国宝として、現在も現役で動いている世界最古の蒸気機関車としてギネスブックに登録されている。最高速度は時速40キロ。

(準)『Trusty Trunky』

(準)『Thomas Goes to Bollywood』に登場。

 

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©Mattel

●ヨンバオ (ダン・リ/)

 映画『走れ!世界のなかまたち』より登場。中国国有鉄道で働く、親切で誠実な旅客列車専用の男性テンダー機関車。機転が利き、かつて虎に誘われ、何百人もの乗客の命を救った事から勇敢さを祝福する為に龍のエムブレムと、幸福を象徴する赤でボディを塗装されている。

中国代表で最優秀デザインショーに出場したことがある。

 ※モデル機は中国国鉄人民(RM)クラス4-6-2。1958-1966年まで大連市や青島市などの工場で旅客サービス用に258両製造。最高速度は時速110キロ。

北京市瀋陽市の博物館でそれぞれ1台ずつ静態保存されている。日本の兵庫県の公園でも保存されていたが2006年に解体された。

(脇)『Number One Engine』

(準)『Thomas and the Dragon』

(準)『Runaway Truck』に登場。

 

●シェイン (/)

 映画『走れ!世界のなかまたち』より登場。南オーストラリアで働く"ウィスパリング・ジャイアンツ"の一員で、大きくて馬力のある男性の流線形テンダー機関車。車体番号は520番。いつも楽しむことを忘れない屈託ない性格で、これまでもこれからも沢山の友達を作ってきた。

オーストラリア代表で力自慢決定戦に出場したことがある。

 ※モデル機は南オーストラリア鉄道520クラス520号「サー・マルコム・バークレイ・ハーヴェイ」4-8-4。1943年11月10日に南オーストラリアのイズリントンで製造された*8。地面を揺らしながら走行するが停車中では静かな事から肖って「ウィスパリング・ジャイアンツ」の愛称で親しまれる。最高速度は時速126キロ。

1998年で引退し、現在はバーカー山にある保存協会のワークショップで保存されている。2018年現在修復中である。

( )『Kangaloo Christmas』に登場。

 

ニア (イヴォンヌ・グランディ/)

 映画『Big World! Big Adventures!』より登場。ケニア出身の女性タンク機関車。ポジティブで思慮深く、冒険好きの楽観的な性格の持ち主。車体番号は18番。助ける事への熱意は時に友達を苛立たせることはあるが、彼女の誠実さと優しい心で常に彼らの味方に付いている。タンクの水容量が大きい為、長距離を走ることが出来る。

母国に居場所が無い為ティッドマス機関庫に入庫し、エドワードに代わって本作からレギュラーキャラクターとして登場

 ※モデル機はケニアウガンダ鉄道(KUR)ED1クラス2-6-2T。元々は入換え機として購入されたが支線における列車牽引にも使われた。

(脇)『Confusion Without Delay』

(脇)『Samson and the Fireworks

(脇)『Thomas' Animal Ark』

(主)『Forever and Ever』に登場。

 

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©Mattel

 (/)

 映画『Big World! Big Adventures!』より登場。インド鉄道で働く男性の液体式ディーゼル機関車。アイヴァンと同型機。ボディは茶色と白とオレンジでインド国旗のような並びで塗装されている。

 ※モデル機はロシア連邦鉄道TGM23クラス0-6-0。1962年からロシアの工場で製造されている。最高速度は時速60キロ。

(脇)『Trusty Trunky』に登場。

 

 

【再登場のキャラクター】

 ※○:CGシリーズ短編初登場、●:CGシリーズ短編再登場*9

 

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©Mattel

○シリル (/)

 霧の谷に住む老人フォグマン。濃い霧が出た時に"信号雷管"を線路に取り付けて機関車たちに危険を知らせている。TVシリーズ短編ではS12以来の登場*10

(脇)『Samson and the Fireworks』に登場。

*1:現在はソドー島で働いている。

*2:ブリード・パシフィック

*3:バトル・オブ・ブリテン クラスも同形式。

*4:"一号"と描かれている。

*5:第3シリーズ『たんすいしゃがほしい』にて別の鉄道の機関車として既に短編に登場しているが、正式な登場は今回が初。

*6:ラックホイールと呼ばれる

*7:参考動画

*8:同形式の物合わせて12台製造。

*9:3シリーズ越しに登場したキャラクターをこの扱いとする。

*10:最後に喋ったのはS11

リアル志向の玩具たち

 今回は久しぶりに玩具情報をお伝えします。

今年7月より、ピノチオ(株式会社アガツマ)の"ダイヤペット"(Diapet)のラインナップに、きかんしゃトーマスシリーズが登場する模様です。

ダイヤペットとは1965年から製造販売社を転々としながら現在も販売され続けている標準スケールのミニカーブランド。国産の働く車が中心で、ギミックが多くリアルな造形で親しまれています。過去には鉄道車両のディスプレイ・モデルを販売したこともあり、トーマスとも相性がよさそうですね。

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credit: BlackWeasel1957

これがダイヤペットのトーマスです*1*2。スケールはプラレールよりやや大きめの1/64。(Sゲージぐらい)。模型期で実際に使われていた半分の大きさで、玩具的なアレンジをしつつ設定画を忠実に再現しているとのこと。

なんと、キャラクターごとに内部クランク(内側ピストン)まで再現しているそうです。

すごい。

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credit: BlackWeasel1957

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credit: BlackWeasel1957

同月にはパーシージェームスも統一スケールで販売されます。

そして、同年9月にはバーティーヒロも発売予定。

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credit: BlackWeasel1957

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credit: BlackWeasel1957

バーティーとヒロはまだ試作段階の画像ですが、めちゃくちゃクオリティが高いのは一目でわかる通り。バーティーは流石ミニカーブランド、座席内部までしっかりと再現されていますし、パーシーとヒロはそれぞれの連結棒が分離して可動するように見えます。ジェームスも玩具とは思えないほど美しい出来で本当に素晴らしい。

 

同じくリアルさを追求したバンダイの"トーマスエンジンコレクションシリーズ(TECS)"や、"きかんしゃトーマスとなかまたち"が絶版となってから何年が経過した事でしょう。再びリアル志向のトーマス玩具が現れようという瞬間に今、立ち会えることを幸運に思います。奇跡のようだ。

このほか、”フィギュアみやげ"などリアルな造形のフィギュアでお馴染みの海洋堂からもトーマス関連の商品が出るとの噂もあります。

発売や後者の詳細な情報がとても待ち遠しいです。購入後には久しぶりのレビューを投稿する予定なので気になる方は是非ご一読ください。

では。

*1:画像は東京おもちゃショー2018のピノチオブースで配布されているカタログより。

*2:また、写真はBlackWeasel1957様からお借りしました。

第23シリーズ制作決定!

 先日マテルからThomas & Friendsに関する新たな発表がありました。

Kidscreenによると、マテルは2019年内の放送に向けて第23シリーズを制作中であることを明かしました。第23シリーズは20話×11分間の構成で行われ、今回の新たな取り組みとしてこのほかに22分間で行われるお話が3話分用意されているとのことです。

この取り組みは第19シリーズの『ディーゼルのクリスマスキャロル』を連想させられますね。逐一パート分けせず放送するという事でしょうか。

 

内容の詳細については明らかにされていませんが、探検や発見の古典的なテーマを含み、今後のシリーズ発展のために新たなロケーションやキャラクターが追加され、コンテンツは550話以上へ拡張します。

 

S22のような進行形式で普段通りの古典的な展開をするのか、S22の拡張展開なのか、それはまだ誰にもわかりません。(後日まとめを投稿しますが)今年からのBWBAのフォーマットが子供たち観衆にとって成功か失敗かによって後半あたり*1から程よく調整が行われるんじゃないかと思います。

私としてはまだまだコンテンツが続くという事で嬉しい限りです。また詳しい情報が入り次第お知らせします。

では。

*1:現にS21の後半に公開する筈だったであろうロージーの複数のエピソードは、私どものリークや、子供からの意見を取り入れた影響なのか、いくつかパブリックドメイン化を余儀なくされました。

長編BWBAの予告編を観ての感想とか諸々情報 7/18更新

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©Mattel

 2018年公開/発売予定のTTTE長編最新作『Big World! Big Adventures!』の予告編が遂に公開されました。先月から5月28日に予告編を公に出すとの告知がありましたが、18日にIMDbがフライングしてしまいましたね(苦笑) そんなわけで一度18日に記事を出したものの、まずいリークだったようなので、日を改めて再投稿することにしました。

 

www.youtube.com

▲第2弾ティザートレーラー (UK/字幕付き)

www.youtube.com

▲公式トレーラー (UK)

www.youtube.com

▲舞台裏 (UK)

 

公式特設サイトはこちら

 

というわけで今回も判明した事実や気づいた点をまとめて紹介します。

 

【あらすじ】

 プレス記事等に掲載されてる物語の概要を紹介します。18日現在では不明な点が多いので、公式の方で判明次第更新を行います。

 

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 わんぱくなラリーカーのエースは、ソドー島を通過する際にトーマスとの競争の後で彼に世界を一周した初の機関車になるよう促す。トーマスはトップハム・ハット卿の許可なく、砂漠にジャングル、危険な山々のある5つの大陸へ、面白い文化や場所を訪れる冒険に出発する。旅の途中で彼らはニアと呼ばれる楽しいケニヤの機関車と親しくなる。世界について多くの事を学ぶトーマスに、ニアは友情の本当の意味について教えることが出来るだろうか?

一方で、トーマスが島を出た事を知らないトップハム・ハット卿は、トーマスを捜索する為彼もまた世界へ旅立つ。

 

 

【本作の時系列】

  昨年10月にデカイ発表があったのでご存知の方も少なくないと思いますが、本作の時系列は『とびだせ! 友情の大冒険』と第22シリーズの間のお話になります。

第22シリーズでは映画で描かれなかった様々な異文化や教訓をベースに、映画の補完として全26話中の半分が描かれ、後半の13話はトーマスがニアと一緒にソドー島へ帰ってきた後のお話となるそうです。

 

【挿入歌】

 用意されている楽曲は全部で7曲。タイトルは以下の通りです。

Apple Music等で配信中です。

●Where in the World is Thomas?

 ソドー島から居なくなったトーマスを捜すハット卿とソドー島の機関車たちが歌う楽曲。歌詞の中には「東京」も。

●Wake Up

 ケニヤからタンザニアまでの場面で、ニアがトーマスの貨車と共に歌う楽曲。ケニヤ地元のミュージシャンとのセッションで録音された物が使われている。

●Enda Ulale

●We're Friends

 リプライズ有り。

●Free and Easy 

 磊落(free & easy)をモットーに生きるエースが自己主張する歌。彼の声優を務める、英国の歌手ピーター・アンドレが歌唱を披露。

●Sometimes You Make a Friend

 

 

【新キャラクター】

 現時点で判明しているキャラクターのプロフィールとモデル機の紹介、そして個人的な感想を添えて紹介します。キャラのプロフィールについてはより明確な情報が入り次第、随時更新していく方針です。

前回同様、モデル機の紹介は、にわか知識ながら自主的に調べ、あえて詳細に書かせていただきました。実機の事も知っておくとより一層楽しめるのではないかと思ったのが理由です。ゴチャゴチャしていますが少しでも知って頂ければ幸いです。

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©Mattel

●ニア (Nia) 声:イヴォンヌ・グランディ*1

 トーマスがアフリカ大陸で出逢ったケニヤのタンク機関車。冒険好きな楽しい性格の持ち主の女の子。誰にでも友達と助け合うことが必要という考えを持ち、トーマスに友情の意味について教訓を与える。車体番号は「18」。

ちなみに「Nia」という名前はスワヒリ語で「目的」の意。

 

  [モデルになった機関車/basis]

 ケニア-ウガンダ鉄道(KUR)ED1クラス2-6-2T。1926-30年の間に、英国、ランカシャーニュートン・ル・ウィローズにかつて存在した機関車製造会社"ヴァルカン・ファウンドリー"で27台製造。

1930年にはタンガニーカ鉄道(TR)のためにSTクラスと呼ばれるマイナーチェンジ版*2が4台製造*3。後にKUR及びTRの後継である東アフリカ鉄道(EAR)によって運営され、これら全て"11クラス"として再分類された。

現在ではED1クラスの327号機が唯一残され、ケニヤの首都であるナイロビ鉄道博物館にて保存されている。

 

  [感想と予想/my thoughts]

 今年のリブートの要となるキャラクターの一台です。初めの発表の時はどうかなとは思いましたが熱心に働いていたりと非常に可愛らしく描写されていて既に好きです(笑)

第22シリーズでエドワードと入れ替わる形でレギュラーキャラクターとして地位を上げるように、移民に対する積極的なメッセージとして最終的にソドー島へ行く事は確定していますが、具体的にどのように劇中で活躍を遂げるのかは予告を見てもよくわかりませんね。一番楽しみなところです。

 

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©Mattel

●エース (Ace) 声: ピーター・アンドレ*4

  ソドー島にやってきたオーストラリア出身のラリーカー。ゼッケンは「43」。自己中心的な性格で周りから称賛されることを常に期待しているが、休憩時や集中しているときは魅力的で楽しい友達として親しまれる。同時に向こう見ずなスリルシーカーであり、競走場のスピードデーモン・マスターとして、どんなトリッキーなコースも、危険なカーブや崖さえも恐れず駆け抜ける。ただし、水と野生動物が大の苦手。

トーマスに史上初の世界一周した機関車になるよう奮闘させ、彼と共に冒険に出る。

 

  [モデルになった車両/basis]

 トライアンフスピットファイア。英国の自動車メーカー、トライアンフが1962年から1980年まで生産。

 

  [感想と予想/my thoughts]

 自動車キャラクターが新たに登場するのもずいぶん久しぶりなんですね。同じく乗用車のキャロラインみたくライトが目になってるんじゃなくて、バンパーに直接顔が付いてるのでそれはそれで違和感が働く(笑)

エースを演じる本作のゲスト俳優は、英国の歌手、ピーター=アンドレ。インタビューによれば彼はオーストラリア人をイメージして演じたとのこと。挿入歌「Free and Easy」で歌唱することも明らかになっています。

 設定は玩具等の説明から抜粋しました。かなり個性的なキャラ付けがなされていますね。どっかのイナズマくんかと思ったのは内緒。恐いもの知らずで何でもできると思いきや水と野生生物を恐れるという弱点もあって非常に魅力的なキャラクターだと思いますし、今後のシリーズにも是非出演してほしいです。

 

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©Mattel

●ボー (Beau) 声: ケリー・シェイル

 グランド・キャニオンの鉱山で働くテンダー機関車。車体番号は「2573」。アメリカ南西部出身のお爺さんで立派な口髭を蓄えている。

 

  [モデルになった機関車/basis]

 セントラル・パシフィック鉄道(CPRR)の60号機関車「ジュピター」4-4-0。1868年9月にニューヨーク州のスケネクタディ機関車工場で製造され*5、1869年5月10日に黄金の犬*6が打ち込まれる式典で119号と共に参加。

式典の翌年名前が取り下げられ、1893年には薪から石炭燃焼へ改造し同年後半からギラ・バレー・グローブ・アンド・ノーザン鉄道に売却、GVG&N1号に改名。1901年にサザン・パシフィック鉄道(SP)の傘下となった鉄道は1909年に解体業者に1,000ドルで売却。

1979年にチャドウェル=オコナーによってレプリカが製造され、動態保存されている。ちなみにレプリカの燃料は初期同様に薪である。

 

  [感想と予想/my thoughts]

 火の粉止めの入った超巨大な煙突と大袈裟なカウキャッチャーの付いたまさに古典的なジ・アメリカンって感じの鉄道車両、遂に来ましたねー。アメリカの鉄道史に名を残すジュピター号ということで知ってる人も多いんじゃないでしょうか。

この作品のキャラクターって、フィクションだけでなく実在車両と同じ番号ならびに同じ名前や同じ歴史を持つといったケース*7があるので、もし彼がジュピター号そのものならば、オリジナルは1909年に解体業者へ売却されているので、アイアン・デュークみたくレプリカなのかなーと。BWBAの時代設定もなんだか1979年以降ぽいし。そもそもカーリーがいる時点で1998年以降かもしれないけど*8

 

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©Mattel

●クワク (Kwaku) 声: アブバカール・サリム

 ケニヤをはじめ東アフリカで働くガーラット式蒸気機関車

 

  [モデルになった機関車/basis]

  東アフリカ鉄道(EAR)59クラス4-8-2+2-8-4。1955-56年に、英国、マンチェスターにかつて存在したベイヤー・ピーコック社で27台製造。世界最大の最も重く、最も強力な蒸気機関車だった。重量は252トンで、370.76 kNの牽引力を発揮した。

1,200トンの列車を1.5%の勾配で運ぶよう設計されており、モンバサからナイロビまでの330マイルの貨物輸送サービスの主力であった。通常、乗組員は2人で定期的に交代しながら行われ、1人は運転しもう1人はカブースで休息を取り、8時間間隔で交代した。

1973-1980年に機関車のほとんどが撤回されたが、機関士のKirpal Singhによって「Mt. ゲライ」号と「Mt. シェンゲナ」号がスクラップ置き場から救われナイロビ鉄道博物館にて保存されている。

 

  [感想と予想/my thoughts]

 遂に出ましたねガーラット機関車。曲線通過が得意でかつ牽引力も強い関節式の一種のガーラットは、3分割構成で、首を振る台枠と台枠の中心にボイラーが浮いている形式です。動輪付きの水槽車と炭水車の中間に車輪の無いボイラーがある、といえばなんとなくわかるだろうか。でも、これでもタンク機関車の一種なんですよね。

ガーラットと言えば2011年のSiFのインタビューでナイトロジェン・スタジオの監督グレッグ=ティアナン氏が「シリーズに出してみたいが、ソドー島には不要そう」と発言したのが記憶に新しいですね。でも思えばあれから7年経ってるんだ…。

そんなソドー島では有り余るほど強力なガーラット式のクワクには、島外の、大陸という舞台で存分に活躍する様を見せてほしいですね。チョイ役かもしれないけど。

 

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●ナタリー (Natalie) 声: テレサギャラガ

 小型ディーゼル機関車

 

 

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©Mattel

● () 声: 

 プロペラ機。男性。

 

  [モデルになった飛行機/basis]

 ビーチ・エアクラフト社(現ホーカー・ビーチクラフト)製キングエアB200モデル。1972年から生産がおこなわれ、当初はミリタリーサービスに使用されていたが1974年から民用として現役で使われている。

 

  [感想と予想/my thoughts]

 久しぶりの航空機キャラクターです。ジェレミーのように窓に目があるデザインではなく、先端に顔が付いてるデザインになっています。恐らくジェレミーが再登場する際もこんな感じのモデルで再描写されるんじゃないかなーと思います。彼はソドー島と本土*9の航路を飛ぶ航空機なので今回は非番かもね。いつか出てほしいなー。

予告編ではブラジルっぽいジャングル上空を飛び、サファリハットを被ったハット卿を乗せている場面があったように、塗装的にもブラジルで使われているのだろうか。

余談ですが第22シリーズではオーストラリアの赤い女性プロペラ機が登場することが明らかになっています。これから航空機キャラクターも増えていきそうですね。
 

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©Mattel

● ()

 ダルエスサラームの港で働くハンマーヘッド・クレーン。ビッグ・ミッキーと同型機のようだが窓の追加などデザインは多少異なっている。

 

  [モデルになったクレーン/basis]

 350tハンマーヘッド・クレーンフィラデルフィア海軍造船所の「リーグ・アイランド・クレーン」が最も近い形状。

該当のクレーンはマクマイラー・インターステート工場にて1919年に製造。3,500tの重量を持ち、50tのタンク機関車を一度に4台吊り上げられる事が可能な当時世界最大のクレーンであった。1996年に解体。
 

 

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●エマーソン 声: ガブリエル・ポラス

アンジェリーク 声: レイチェル・ミラー

●トニー 声: マット・ウィルキンソン

●不明 声: デヴィッド・メンキン

 レーシングカーたち。左からエマーソン、アンジェリーク、トニー。ゼッケンは左から「17」「26」「45」「65」。

 

  [モデルになった自動車/basis]

 これといったモデルは存在しないと思われる。(一番右はモーリス1800っぽい)

 

 

 

アリゾナ州ディーゼル  声: テレサギャラガ

●中国のディーゼル 声: ス・リン・ルーイ

●リオのクレーン 声: テレサギャラガ

アメリカのクレーン 声: マット・ウィルキンソン

 

 

【再登場キャラクター】

 

 主に元々『走れ! 世界のなかまたち』(2016)にしか登場しないはずだったキャラクターや、本編初出演のキャラクターを紹介します。

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©Mattel

● ヨンバオ (Yong Bao) 声: ダン・リ

 中華人民共和国で働く旅客用のテンダー機関車。誠実で親切な性格。賢明で、かつての事故で何百人もの乗客の命を救った事があることから、彼の勇敢さを祝福するために龍のエムブレムと幸福を象徴する赤でボディが塗装されている。炭水車には虎が描かれている。名前は「抱擁」を意味する。

『走れ! 世界のなかまたち』では中国代表で最優秀デザインショーに出場した。

 

  [モデルになった機関車/basis]

 中国国鉄"人民型"蒸気機関車4-6-2。1958年4月から1966年まで大連機車車輛や、青島市の四方機車車輛などで旅客サービス専用で258両製造。

合計で2台保存が行われており、1001号は北京の中国鉄道博物館に、1247号が瀋陽鉄道博物館に静態保存されている。日本、兵庫県相生市の中央公園で1163号が展示されていたが2006年に解体された。

 

  [感想と予想/my thoughts]

 詳細な設定があるにもかかわらず、前々作の長編で台詞は無ければほとんど出番のなかったヨンバオが遂に活躍します。すごい、脇役だった彼が喋っている。グレート・レイルウェイショーではトーマスとは目を合わせる程度で会話はしなかったはずですが、映画ではどのような形で再会を果たすのでしょうか。

彼は第22シリーズでの出演も何話決まっており、第1話の中国の龍舞のお話から準主役級として登場します。是非この機会に設定にある武勇伝を語ってほしいなと思います。

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ちなみに、中国吹替え版『The Great Race』のDVDでは映像特典『Yong Bao and the Tiger』としてヨンバオが赤いボディになる前の出来事が2Dアニメーションで収録されています。現時点ではこの円盤でしか彼の設定を確認することが出来ません。

 

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●カルロス (Carlos) 声: ガブリエル・ポラス

 メキシコで働く古いテンダー機関車。車体番号は「903」。いつも堂々としていて、笑顔を絶やさない。第1回グレート・レイルウェイショーの力自慢決定戦で優勝した実績を持つ、誇り高き蒸気機関車

『走れ! 世界のなかまたち』では観客のファンに喜んでもらうため、メキシコ代表で最優秀デザインショーに出場した。

 

  [モデルになった機関車/basis]

 メキシコ国鉄クラスGR-3「ラ・フィデーリタ」903号2-8-0。1910年にアメリカのボールドウィン・ロコモティヴ・ワークスで製造。元々ナローゲージ向けに造られたが1950年に標準軌に再設計された。1963年に撤回し、現在はグアナファトのアカンバロで静態保存されている。

 

 

【本作の舞台】

 本作の舞台となるのはズバリ、世界です。ソドー島からスタートし、5つの大陸の様々な国の文化を学びながら各地で冒険を繰り広げます。

[アフリカ大陸]

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©Mattel

 最初に冒険するのはアフリカ大陸。この大陸ではなんと5,000マイル以上も旅を繰り広げる事になります。船旅ということで最初に降りる地は港町。とても活気にあふれていますね。メイキング映像によると西アフリカ、セネガルの首都ダカール港であるようです。ダカールでは1979年から毎年1月にラリーが開催されているとのことなので、エースはそれに出場するのかな?

この大陸でトーマス一行はサハラ砂漠を横断したのち、ケニア(恐らくモンバサ港)にて現地の機関車ニアと出逢います。他にも貨車を牽いて砂漠を渡り東アフリカ、タンザニアダルエスサラームへと出発。道中でソドー島では見る事の出来ないシマウマやキリンの群れ、そして巨大なゾウとも遭遇? 

[南アメリカ大陸]

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©Mattel

 ミュージカルを通して、お次に着く先は中南米。カラフルな街並みとカーニバルの衣装を見るに、恐らくブラジルリオデジャネイロです。パレードに参加したのち、アマゾンの熱帯雨林コロンビアの街並み、メキシコなどいくつかのロケーションへ旅をします。この地方で彼らはラウルカルロスとも出逢います。

[北アメリカ大陸]

 続いて北上して訪れるのはカリフォルニア州サンフランシスコ。ティザーではゴールデン・ゲート・ブリッジの傍を通り抜けるシーンがありましたね。

更にアリゾナ州モレンシーのループ線を周回したのち、ユタ州ソルトフラッツへ。同じくアリゾナ州グランド・キャニオンでは、トーマスの印象に深く刻まれることになるボーと遭遇。

[ユーラシア大陸]

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©Mattel

 トーマスが最後に辿り着く場所は中華人民共和国。ここでトーマスは『走れ! 世界のなかまたち』でカメオ出演したヨンバオと再会します。再会と言っても、たぶん会話するのはこれが初めてだと思いますが(笑) 第1弾ティザートレーラーでは万里の長城前で地滑りが起こる描写がありましたが、果たして…?

このように、『走れ! 世界のなかまたち』で登場した国際機関車たちの一部が再登場し、準主役級でフォーカスされるのも今回の映画の魅力の一つとなっているようです。

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©Mattel

 色とりどりの地層剥き出しの山々は同じく中華人民共和国甘粛省張掖国家地質公園"七采山"です。虹色の山脈として知られるジオパークですね。アメリカ大陸のペルーにもそんなスポットがありますが、こちらの玩具で確信が持てました。

 

 映像はありませんが、他にもインドオーストラリアフランスにも行く事が明らかになっています。『走れ! 世界のなかまたち』でお馴染みのラジブやシェイン、エティエンヌにヴィニーと再会できる…かも? ちなみにラジブとシェインは第22シリーズで会うことができます。

 

 

【その他気になった点やチェックポイント】

 映画の制作には21か月、アニメーションは9か月、完成までに9500時間以上をかけて制作されました。そんな大作の気になった点や現時点で公表されている見所をちょこっと紹介します。ちなみに、CGシリーズのアニメーションは秒間25フレームで作成されているそうですよ。

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©Mattel

 世界旅行ということで、ソドー島では絶対に見る事の出来ない異文化や動物がたくさん登場。一番最初に見るのがラクダというのが粋ですね~。まあハット卿はトーマスとは別のタイミングで世界を周るっぽいのでこれが最初かどうかはわかりませんが。

今回の長編や大きなリブートが行われる第22シリーズは「列車は何処へでも行けるのに、トーマスは同じところをぐるぐる回っているだけ」という小さな男の子からの意見を参考に、国連と真剣に相談しながら約2年かけて制作されたそうです。マテル自身もトーマスがソドー島から頻繁に抜け出すことを望むファンだったとのことでこうした結果に繋がったのかもしれません。

 せっかくの世界の旅ですから、各国の主な鉄道紹介ならびに鉄道車両もいろいろ出てくれると嬉しいなー。鉄道アニメとして。

 

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©Mattel

 また、今作品でトーマスを捜索する目的で世界へ旅立つハット卿は、S20『やくにたつしろいぼうし』で彼のお母さんから貰ったサファリハットのほか、各国にちなんだ帽子を被って冒険するようです。サハラ砂漠ではターバンを、ブラジルではカーニバルのヘッドセット等々、計6種類の帽子をそれぞれの場面で被ります。 映画を楽しむ一つの要素として見つけ出すのも面白いかもしれません。

 

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©Mattel

 フライング・スコッツマンも続投! エースがソドー島への道を尋ねるシーンなので、冒頭だろうか。仮にチョイ役でも再び姿を見せてくれてとても嬉しいです。見ず知らずのラリーカーと並走しながら声をかけられた上、道路から線路へ割り込まれた時の彼の心境やいかに(笑)

そういえば、フライング・スコッツマンも世界を周った事のある初めての機関車なんですよね。もっとも、アメリカ大陸とオーストラリアでツアーを行ったぐらいですが。エースはそんな彼の事を知らない様子。

 

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©Mattel

 皆さんは『探せ! 謎の海賊船と失われた宝物』(2015)以降のシリーズに、原作者のウィルバート・オードリー牧師(▲画像左の人物)カメオ出演していることを御存知でしたか? S20『バートのしかえし』では元の物語を忠実に再現する形で"ほっそり牧師"として友人のテディ・ボストン牧師(ふとっちょ牧師)と一緒に重要な役割を得ました。

制作者は当時70周年記念の特別な催しとして彼のCGモデルが制作されました。このようなカメオ出演はオードリー家から好評だったとのこと。*10

本作の映画ではギャグ・キャラクターとして出番があるほか、実は以前の長編作品『走れ! 世界のなかまたち』(2016)や『とびだせ! 友情の大冒険』(2017)にも、声付きで少なからず登場しているんです。気になった方は是非、探してみてください!

 

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©Mattel

 トーマスが道路を猛スピードで走るレーシングガーに変身!?

公式の名称で"ターボ・トーマス (Turbo Thomas)"と呼ばれている新たなトーマスの姿です。今年アメリカで行われた玩具フェアでその姿は既に明らかになっていましたが、まさか線路じゃなくて道路を走るとは夢にも思いませんでしたね…(苦笑)

恐らく『走れ!~』の流線形トーマスのように彼の空想上での姿であると思われます。(つーかそうであってほしい)。

 

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©Mattel

ニアとの競争中に脱線して貨車と一緒に宙返り! 一体どうなってしまうのか…!? 

 

 

 

さて、今に始まった事ではないものの、従来のようなリアル志向の作品ではなくなったように感じられますが、アクション多めで非常に愉快な印象を受けました。これらの大袈裟な演出によって原作をこよなく愛する人たちを不愉快にさせる可能性はありますが、今を生きる小さな子供たちは十分に楽しめそうだと思います。

加えて、このシリーズには欠かせない、大人も考えさせられるような質の高い教育も含まれていますので良作品になるのではないかと考えられます。

かくいう私も原作好きの"昔の子供"の一人ではあるけれど、シナリオの想像を膨らませてはワクワクしているところです。何だかんだで楽しみなんです(笑) 映画の方は

 

長編第14作『Big World! Big Adventures!』は今年7月20日に英国の400か所の劇場で上映され、秋にDVDがリリースされます。尺はなんと前作よりさらに10分延長で、80分。第1作の『魔法の線路』より5分短いですが世界旅行するというテーマに相応しいちょうど良い長さですね。問題はいかに子供を飽きさせないか。

制作期間は21か月で、アニメーションは9か月で制作したとのこと*11

また、本作の補完+続きとなる第22シリーズは今年8月にMilkshake!(英国)で、9月には、署名済みの放送局のABC TV(オーストラリア)、Televisa(メキシコ)、TV Cultura(ブラジル)、Super RTL(ドイツ)、そしてNick Jr.(米国)で放映し、それぞれ米国のみNetflix、Hulu、Amazonプライム等でもストリーミング配信が行われます。

これを機に情報がまたドンドコ入ってくると思うので、ネタバレ以外で詳細な情報が入り次第、公開までの間随時更新します。第22シリーズ以降のリブートでどのように変化するかに関する纏めも後日投稿します。

では。

 

※この記事に添付したスクリーンショット著作権は全て©Mattelに帰属します。

*1:

https://www.youtube.com/watch?time_continue=35&v=S5E9e-0Clko

*2:ウェスティングハウス・エア・ブレーキとエア・コンプレッサーの代わりに真空ブレーキが装備された物。

*3:製造会社は不明。

*4:

https://www.independent.ie/entertainment/movies/peter-andre-lands-role-in-new-thomas-the-tank-engine-film-37000398.html

*5:その後サクラメントのセントラル・パシフィック本部に送られ1869年3月20日に再建された。

*6:ゴールデン・スパイク。鉄道路線が完成するとき記念に打ち込まれるもので、アメリカではこういった習慣が当時からある。

*7:一例:ダック、オリバー、ラウル(番号)/フライング・スコッツマン等

*8:カーリーの実機は1998年に中国で製造された物が初出。

*9:ならびにクリスマスはブリテン島から北極へ

*10:

http://thefancarpet.com/movie_news/entertainer-peter-andre-announced-as-australian-rally-car-ace-in-thomas-friends-big-world-big-adventures-the-movie/

*11:参照

長編第14作と第22シリーズ 10/6更新

 8月2日の記事でテレンス再登場報告と一緒に紹介した『Big World! Big Adventures!』の続報がアジアTVフォーラムにて発表されました。

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  改めて『Big World! Big Adventures! : The Movie』と題し、前回のプロモに加えて新しいタンク機関車と自動車のCGプロモが加わりました。制作、配給はマテル・クリエイションズ。

 

【概要】

 レーシングカーのエースはトーマスが世界を旅する最初の機関車になるよう促す。そこでトーマスは5つの大陸や、砂漠を越え、ジャングルを通り抜け、危険な山々を旅する冒険に出発した。そして旅の途中で、彼はニアという機関車に出逢う。

 

【新キャラクター】

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・ニア (Nia)

 トーマスが旅の途中で出逢う事になるオレンジ色のタンク機関車。女性。誰にでも友達からの助けが必要だと考え、トーマスに教える。

 ※モデル機はケニア-ウガンダ鉄道ED1(タンザニア鉄道ST / 東アフリカ鉄道11)クラスと思われます。1926-1930年にKURで27台(後にユニットの異なるSTクラスがタンザニア鉄道で4台)製造され、現在はケニアの首都ナイロビ鉄道博物館にて327号が唯一保存されています。

 

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・エース (Ace)

 黄色い車体のレーシングカー。トーマスに世界を旅する一番最初の機関車になるよう促す。

 

 短いですが今回の続報で明らかになった情報は以上です。初報ではOP/ED含む11分間の全26話体制で、トーマスが各国で様々な文化と教訓を学ぶスピーディーな内容のとのことでしたが、こちらでは"The Movie"とされていることから長編作品。なお、初報の内容に関しては第22シリーズとして扱われることがSiFにより明らかになっています。

またしても世界がテーマということでTGRの続編的なものにも感じ得ます。でも恐らくその発端は「世界を見たい」と発言した『トーマスのはじめて物語』(における新体制)でしょうね。そこから、世界からやって来た機関車たちに逢う『走れ! 世界のなかまたち』ソドー島を飛び出して本土を冒険する『とびだせ! 友情の大冒険』、そして本作というようにどんどん彼の理想が現実へとパワーアップしていってます。…私としてはもっとソドー島の各支線をフィーチャーした長編作品が欲しいのですが。

また、8月2日の記事で申し上げたようにアシマ役のティナ=デサイ氏とフライング・スコッツマン役のルーファス=ジョーンズ氏がボイスキャストに再び参加したことをSNS等で表明しているので、その他のTGRキャラも一緒にこの作品での登場をひそかに期待しています。初めはイアン=マキューPによってTGRだけの一発屋と示されていた*1彼ら(スコッツマンを除く)ですから、ソドー島にわざわざ来島せずもこういった形で登場してくれたらいいなと思います。プロモーション画像にヨンバオさんいらっしゃるしね。

 

 なお、上記の第22シリーズは来年の秋に英国で放送が開始されます。恐らくこの長編作品で紹介あるいは物語にしきれなかった国を中心に展開されていくものであると思われます。10月14日にはフランス、パリでMIPジュニアによるワールド・プレミア・スクリーニングイベントが開催し、制作者のQ&Aや第1話が初公開される模様です。

 

 というわけで今回は以上です。また詳しい情報が入ったらお知らせします。

では。

 

※この記事に添付したスクリーンショット著作権はすべてマテル・クリエイションズに帰属します。

*1:恐らく本心は該当記事の質問者に対する言い逃れだったのかも?

きかんしゃトーマス 第21シリーズエピソードまとめ+α

 ※2017年11月5日よりEテレにて放送スタート!

 

 全18話のサブタイトル、脚本家、あらすじ、第一回放送日と、新登場並びに再登場キャラクターの詳細を情報が入り次第順次にまとめていきます。

毎年恒例、自分のメモ用ですが宜しければ参考にどうぞ。

※順番はUK版の話数順、『』内は日本語吹替え版サブタイトル。UK版の話数はradiotimes、digiguideなどのテレビガイドを参考にしており、第一回放送日の順番と異なる場合があります

 

【各あらすじ一覧】

 

 

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E01 Springtime for Diesel

1話 『ディーゼルのはんせい』

 脚本:デイビー=ムーア

英:2017/9/18 日:2017/11/5

 ディーゼルは入換え作業でいつも皆にぶつかっては大笑いしている。しかしデイジーにもぶつけた直後、彼女のバネは修理が必要になってしまう。ディーゼルは、ディーゼル整備工場でデイジーが眠っていると思いながら何故そうしたのかを説明する。

 

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E02 A Most Singular Engine

2話 『デイジーとハーヴィー』

 脚本:デイビー=ムーア

英:2017/9/19 日:2017/11/5

 デイジーの自慢話に嫌気がさしたディーゼルは、デイジーとハーヴィーの2台に各々が最もユニークだと自慢していると嘘の噂を流し込む。しかし、その2台は仕事を助けあっているうちに仲良くなっていき、ディーゼルはそれが理解できずにいた。

 

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E03 Confused Coaches

9話 『ゴードンとスペンサーはライバル』

 脚本:ヘレン=ファラル

英:2017/12/22 日:2018/1/7

 ゴードンとスペンサーは競争の良きライバル。2台は駅でも互いに一歩も譲らず心理戦を行う。だが、どうしても1番になりたいスペンサーは1番線のプラットフォームを横取り。そのせいでお互い間違った客車を牽いてしまい、乗客たちを混乱させる事に…

 

 

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E04 Dowager Hatt's Busy Day

3話 『トップハム・ハットきょうのおかあさん』

 脚本:リー=プレスマン

英:2017/9/20 日:2017/11/12

 トップハム・ハット卿が病気で寝込んでいる間、彼のお母さんがノース・ウェスタン鉄道の重役を務めることに。ところが、誰もが間違った仕事を与えられ混乱と遅れを招いてしまう。

 

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E05 Stuck in Gear

4話 『こしょうしたハーヴィー』

 脚本:デイビー=ムーア

英:2017/9/21 日:2017/11/12

 折れた木々の間を強引に突き進んだがために、歯車に枝が詰まってクレーンが動かなくなってしまったハーヴィー。しかし内気な彼は恥ずかしくて助けを求めることが出来ない。そこで自分一人で直そうとするも…

 

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E06 Runaway Engine

5話 『ミリーをさがせ!』

 脚本:ヘレン=ファラル

英:2017/9/22 日:2017/11/19

 領地の周辺で余分に仕事を与えられたミリーを手伝うはずのスティーブンが庭園の片付けを後回しにしたことで、ミリーはとても腹を立てる。スティーブンは彼女の気持ちを傷つけたことを謝ろうとするも、翌日ミリーの姿はどこにも見当たらない。

 

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E07 P. A. Problems

6話 『こわれたスピーカー』

 脚本:リー=プレスマン

英:2017/9/25 日:2017/11/19

 新しい拡声装置を奮発して買ったトップハム・ハット卿。しかし機関車たちと乗客たちはそのアナウンスの酷さに悪戦苦闘。終いには行楽客は採石場へ、作業員はビーチへ、豚はカラン城へ行くなど予期せぬ事態に。

 

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E08 Hasty Hannah

7話 『ハンナははやいのがすき』

 脚本:リー=プレスマン

英:2017/9/26 日:2017/11/26

 ヘンリエッタが修理されてる間、代わりにハンナという客車と走ることになったトビー。しかしハンナは向こう見ずで、トビーにもっと速く走るよう頑固に訴えるので、トビーは彼女を見捨ててヘンリエッタに会いに行く。一方ハンナはジェームスと繋がれて自分の小さな車体に猛スピードは釣り合わないことを知る。

 

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E09 Cranky at the End of the Line

8話 『クランキーのさいなん』

 脚本:リー=プレスマン

英:2017/9/27 日:2017/11/26

 クランキーは自分の年齢について揶揄られた後、トップハム・ハット卿に良い印象を持たすため二倍の労力で夜通し働こうとする。しかし、より一生懸命に働けば働くほど、彼はより多くのミスを犯す。そしてオシャレで大きな新しいクレーンが到着した時、彼はとうとうブレンダム港での自分の時代は終わりを迎えたと確信する。

 

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E10 New Crane on the Dock

10話 『あたらしいクレーンのカーリー』

 脚本:リー=プレスマン

英:2017/9/28 日:2018/1/7

 新しいクレーンのカーリーは非常に熱心で全ての仕事を引き受ける。仕事を取られて嫉妬したクランキーは、彼は彼女に追いつく為より一生懸命に、より素早く働くが、2台のクレーンが互いに勝ろうと夢中になってるうちに彼らのフックが縺れて動けなくなってしまう。

 

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E11 Unscheduled Stops

13話 『トーマス、バスになる?』

 脚本:ヘレン=ファラル

英:2017/9/29 日:2018/1/28

 競争中にバーティーが故障し、彼の乗客はトーマスが担うことになる。間もなく、ある初老の男性がバーティーはいつも駅の近くで止まると言い出し、予定外の停車を強いられる。そこでトーマスはバーティーの乗客のために予定外の停車をするが、他の乗客やトップハム・ハット卿を怒らせることに。

 

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E12 Philip's Number

14話 『フィリップは68ばん』

 脚本:リー=プレスマン

英:2017/10/2 日:2018/1/28

 車体番号が「68」であることをゴードンにからかわれたフィリップは、何故その番号を与えられたのかを見出そうとするがなかなか上手く行かない。その後で、線路に迷い込んだ68匹の羊に遭遇し…

 

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E13 The Fastest Red Engine on Sodor

15話 『はやいぞ! あかいきかんしゃ』

 脚本:ヘレン=ファラル

英:2017/10/3 日:2018/2/4

 赤いボディに塗り替えられたロージーは、同じく赤い仲間のジェームスに競争を挑まれる。ジェームスの足回りから響くキーキー音とブレーキの効きの悪さに気づいた彼女はジェームスにブレーキをチェックするように提案するも、自尊心の強い彼は気のせいだと思い込む。

 

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E14 A Shed for Edward

16話 『エドワードのやすむばしょ』

 脚本:リー=プレスマン

英:2017/10/4 日:2018/2/4

 ティッドマス機関庫が修復されることになり、エドワードは最初にフィリップの機関庫へ行かされる。それからソドー整備工場、そしてブレンダム港へ。しかしどの場所も騒がしくてきちんと寝つけない。

 

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E15 The Big Freeze

12話 『だいかんぱがやってきた』

 脚本:ヘレン=ファラル

英:2017/12/1 日:2018/1/14

 ソドー島に大寒波が訪れた。寒さのせいでポイントが凍てつき、更には石炭の配達も滞るなど島では混乱と遅れが生じてしまっている。一方で、ハット卿の伝言を無視して乗客を運びに行ったトーマスが石炭を使い果たして立ち往生。そんな時、彼らを助けに来たのは…

 

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E16 Emily in the Middle

11話 『あいだにはいったエミリー』

 脚本:デイビー=ムーア

英:2017/12/6 日:2018/1/14

 パイプの貨車を大量に運ぶドナルドとダグラスの手伝いをすることになったエミリー。ドナルドは列車の先頭へ、エミリーとダグラスは最後尾に連結される。だが、後ろの2台の会話がドナルドを苛立たせることに。次第に口論がエスカレートしていき、エミリーはとうとう兄弟喧嘩に巻き込まれてしまう。

 

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E17 Terence Breakes the Ice

17話 『ゆきにつよいテレンス』

 脚本:リー=プレスマン

英:2017/12/11

 巨大なクリスマスツリーをウルフステッド城へ運ぶため、トーマスはテレンスに取ってくるように頼む。調子に乗ったテレンスは凍てついた池の上を走って近道を試みるが、氷が次第に壊れ始めピンチに陥る。

 

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E19 Daisy's Perfect Christmas

18話 『デイジーのかんぺきなクリスマス』

 脚本:デイビー=ムーア

英:2017/12/18

 ディーゼル気動車のデイジーは寒い冬は苦手だがクリスマスは大好きな行事だ。そんな彼女は自分の理想とする完璧なクリスマスの計画を仲間のディーゼル機関車たちに話すが、現実では彼女の思惑通りに進行せず悲しくなってしまう。

 

 

 

 【補足】

●当初の予定は全26話で、今シリーズで再登場したロージーに専用の機関庫や仕事が与えられるなど多くの出番が与えられる筈だったが、体制変更を施す方針である次回作の長編『Big World! Big Adventures!』並びに第22シリーズ以降を制作する計画を皮切りに、未放送分の8話のパブリックドメイン化を余儀なくされた。

●UK版の番組表ではS20『The Christmas Coffeepot』が今期のE18として扱われている。同様に『Over the Hill』も今期のE20の扱いである。

 

 

 

TVシリーズ短編初登場のキャラクター】

 各キャラクターの性格、容姿、モデル機の小さな解説と登場エピソードを掲載。

カッコ内はUK版と日本版の声優。

  ※(主):主観、(準):準主観・出番多、(脇)脇役・出番少、(エ):カメオ出演

 

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・ハンナ (ルーシー=モンゴメリー / 根本圭子)

 今シリーズから初登場。オープンデッキ付きの小さな木造2軸客車。ヘンリエッタの姉妹で容姿は彼女に酷似しているが、ヘンリエッタと異なり向こう見ずで、高速で競争するのが大好き。その性格から"せっかちなハンナ"と呼ばれている。

 ※モデル機はグレート・イースタン鉄道(ウィズベック・アンド・アップウェル路面鉄道)4輪客車。

(準)『ハンナははやいのがすき』に登場。

 

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・カーリー*1 (ルーシー=モンゴメリー / 石井未紗)

 今シリーズから初登場。イギリス本土のクレーン工場からブレンダム港に新しくやってきた黄色くて細長い水平引込クレーン。負けず嫌いで仕事熱心、とても元気な若い女の子。可動式で専用のレールの上を移動することが可能。

 ※モデル機は河南省ダウエル・クレーン株式会社製300tフォーリンク式電動引込クレーンであると思われる。1998年から現在も製造しており主に港で使用されている。

(脇)『クランキーのさいなん』

(準)『あたらしいクレーンのカーリー』

(エ)『エドワードのやすむばしょ』に登場。

 

 

【再登場のキャラクター(例外あり)】

※〇:CGシリーズ短編初登場 ●:CGシリーズ短編再登場

 例外 ▲:既存モデルに人格が与えられたキャラ 

    ▼:/3シリーズを跨いで台詞有(2シリーズ以下は掲載無し)

 

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▼ロージー (ニコラ=ステイプルトン / 望月久代)

 仕事熱心で元気な女の子のタンク機関車。車体番号は37番。自由な精神の持ち主。入換え作業や旅客、貨物列車の牽引が仕事で、役に立つ機関車でいることと同じくらい競争することも大好き。今シリーズからボディの塗装がピンクから赤に変わり、番号と自分専用の機関庫が与えられた。

(※S20を除く全てのCGシリーズに登場しているが役割を与えられるのはS16以来)。

 ※モデル機はサザン鉄道USAクラス。第二次世界大戦中にヨーロッパの戦闘任務のため1942-43年にかけて設計された。戦後は15台の車両が港の入換え機としてサザン鉄道に売却。暫くLBSCクラスE2(※トーマスのモデル)と共に働いていたが1962年にBRクラス07ディーゼル機関車(※ソルティーのモデル)に置き換えられた。

(エ)『ハンナははやいのがすき』

(エ)『あいだにはいったエミリー』

(準)『はやいぞ! あかいきかんしゃ』に登場。

 

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○テレンス (トム=ストートン / 田所陽向)

 トーマスの支線沿いの農場で働くトラクター。移動速度は遅いがキャタピラー(無限軌道)が付いているのでどんな道もスムーズに走ることが出来、冬の過酷な積雪の中でも活躍する。また積雪時は雪かきを装備する。自己主張は強いが性格は寛大なので道路または鉄道での援助も躊躇しない。TVシリーズ短編ではS7以来の登場*2

 ※モデル機は1933-37年にかけて製造されたキャタピラー社製70モデル。

(準)『ゆきにつよいテレンス』に登場。

 

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○バルジー (コリン=マクファーレン / 田所陽向)

 赤いボディが自慢の2階建てバス。シニカルかつ冷めた態度で鉄道を軽蔑している。当初はダックのお客を横取りしたものの陸橋に引っかかり鶏小屋にされたことがある。それから改心して緑色の野菜バスとして生まれ変わったが、修理中のバーティーを手伝うため元の赤色の鉄道バスに戻された。TVシリーズ短編ではS7以来の登場*3

 ※モデル機は1956-62年にかけて製造されたAECブリッジマスター。

(脇)『トーマス、バスになる?』に登場。

 

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▲ビッグ・ミッキー*4*5 (ロブ=ラックストロー / 田所陽向)

 ブレンダム港でクランキーやカーリーと共に働く大型の据付ハンマーヘッドクレーン。今シリーズから人格が与えられた。*6

 ※モデル機は350t ハンマーヘッドクレーン。形状はフィラデルフィア海軍造船所の"リーグ・アイランド・クレーン"が最も近い種類として挙げられる。マクマイラー・インターステート工場*7にて1919年に製造。重量は3,500t。50tのタンク機関車を一度に4台吊り上げる事も可能で当時は世界最大のクレーンであった。造船所の閉鎖に伴い1996年に解体。

(エ)『トップハム・ハットきょうのおかあさん』

(エ)『こしょうしたハーヴィー』

(エ)『クランキーのさいなん』

(脇)『あたらしいクレーンのカーリー』

(エ)『あいだにはいったエミリー』

(エ)『エドワードのやすむばしょ』に登場。

 

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○フィニー (キース=ウィッカム / 不明)

 ハッケンベック近郊のバタリー式養鶏場と農場の持ち主でテレンスの運転手。大柄な体格で髭を蓄えているのが特徴。TVシリーズ短編ではS7以来の登場。

(脇)『ゆきにつよいテレンス』に登場。

 

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●Mr. バブルス (金光宣明)

 大きなシャボン玉や巨大な風船を作ることで有名なピエロの男性。とても陽気な性格で子供たちからの人気がある。TVシリーズ短編ではS16以来の登場。

(エ)『デイジーとハーヴィー』

(エ)『ミリーをさがせ!』*8に登場。

 

 

※この記事に添付したスクリーンショット著作権は全てマテル・クリエイションズ及びヒット・エンターテインメントに帰属します。

*1:当初はミルドレッド(Mildred)という名前で登場する予定だったが、プロデューサーに古すぎると指摘された事によりカーリー(Carly)に訂正された。

*2:カメオ出演を含めばS12以来

*3:カメオ出演を含めばS12以来

*4:本来は1989年にイングランドで制作された人形劇『がんばれタッグス (原題:TUGS)』のキャラクターだが、S3から人格のないクレーンとして模型を流用し、CG化以降もS20まで継続して無人格のまま登場し続けた。

*5:なお、『がんばれタッグス』の制作会社は当時の『きかんしゃトーマス』と同じだが物語や設定の繋がりは一切無い。

*6:一度も話しかけられなかったので無口だったという設定になっている。

*7:オハイオ州ベッドフォード

*8:日本版のみ音声有

生まれ変わったロージー

 おそらくこちらのブログで紹介するのは初めてになります。今回の情報はロージー。

US公式ウェブサイトにてカラーリング変更後のCGプロモが公表されました。

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こちらのロージー、第21シリーズ及び『JBS』から登場する姿なんです。ピンク色からチェリーレッドに、ランボードと車輪の間は黄色に変更されました。

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実はこの情報、昨年末からTTTEファンサイト"SiF"のライアン=ハーガン氏(Twitter担当)によって少し暗示されていました。今年1月22日になるとUS公式Facebookで彼女のプロモがちょこっと載ったビジュアルが公開(上記画像)。この時ライアン氏はロージーに新しい塗装に加え明確な仕事と専用の機関庫も与えられたと表明しました。

当時詳細な情報はなかったのでスルーしていましたが、今回は公式ウェブサイトの更新により新たに判明したことが幾つかあるのでそれを紹介していきます。

 

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まずは容姿。変更が施されたのはボディカラーだけではありません。テクスチャデザインが一新され、改造を受けたのかボディ全体に幾つものリベットが追加。ランボードにはランプ棒を刺す"穴"も確認できます。

車体の側面には「NWR」の文字。これはノース・ウェスタン鉄道(ソドー島の標準軌の車両が走る路線全体を指す)の頭文字ですね。本格的にNWRの一員になった、そんな感じでしょうか。そして車体番号は「37」番になりました。これは恐らくですが、ディーゼル車を含む標準軌の機関車の中で37番目に登場したからではないかと考えられます。

 

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顔にも注目してみましょう。眉と眉、目と目の間が若干開き、鼻がシュッと伸びて全体的にスマートになりました。口紅や頬のお化粧も消え、垢抜けた表情になっています。

成長したと考えていいのでしょうか。女子って男子に比べて成長速いですよね。高3の頃、たった1年で顔つきも体も急激に大人びた知人を思い出しました(笑)

正にそんな感じ。

 

続いてキャラクターの説明文。ピンク色だった頃(S10-19)は、

"Rosie is a tomboy tank engine - feisty, fun and very free spirited! She idolizes Thomas and wants to copy his every move. While this sometimes drives Thomas crazy, he has come to realize they can Really Useful Engines together."

(※ロージーはお転婆娘なタンク機関車で、積極的で楽しくとても自由な精神の持ち主。彼女はトーマスに敬意を示し何でも彼の真似をしたがります。これは時々トーマスのイライラの原因に繋がるが、彼は自分と一緒に役に立てると理解しました。)

というプロフィールでしたが、S21以降では、

”Rosie is an energetic, fun and free spirited tank engine! She works as a shunting and mixed traffic engine and loves to race just as much as she loves to be Really Useful.”

(※ロージーは仕事熱心で楽しく自由な精神の持ち主のタンク機関車。彼女の仕事は入換え作業や、旅客、貨物列車の牽引で、役に立つ事と同じくらい競争が大好きです。)

と、なっています。顔立ちに加えて性格も大人びたような印象を受けます。トーマス好きの表記は無くなり、競争好きという設定が新たに追加。もしかしたらS21で新たに登場する客車のハンナが彼女のパートナーになるのではなかろうか。ハンナは高速走行と競争が好きなので、相性ぴったりだと個人的に思います。

そして仕事内容も判明しました。今後は入換え作業のほかMixed traffic、つまり旅客列車も貨物列車も扱える機関車として働きます。これら3種の仕事内容は塗装変更前でも彼女がS13-19にかけてカメオ出演する際に垣間見ることが出来ました。これらの行動を踏まえて改めて設定したといったところでしょうか。

(※最後に役割を与えられたのはS16『ソドーとうのサプライズ・デー』ですが、彼女に役割があるエピソードでは入換えが1度、貨車を牽く描写が2度あったのみでした)。

専用の機関庫の位置は今のところ不明です。やっぱりヴィカーズタウンかなぁ。

 

 UK/US版の声優も変更。S21からはロンドン出身の俳優ニコラ=ステイプルトン (Nicola Stapleton)氏が担当することになります。8月3日現在、ベビートーマスシリーズ(お喋り機能搭載の玩具)でステイプルトン氏の演じるロージーの声を聴くことが出来ます。

 

というわけで今回の解説は以上。

台詞や役割が与えられるのもとても久しぶりなロージーの今後の活躍に期待ですね。

では。

 

※この記事に添付したスクリーンショット著作権はすべてマテル及びヒット・エンターテインメントに帰属します。