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喋りたがりの きかんしゃトーマスオタクによる雑記

カーリーとサンディーが主役の新作スペシャルが登場!

 2D版『All Engines Go』の第2シリーズがカナダとオーストラリアで早くも放送を終えて、次のシリーズへの開始まで間が開くことになりましたね。アメリカでは1週間に1話のペースで放送中で、2023年10月2日現在、累計第96話が放送されて、終わりが近づいています。

 日本では第1シリーズの途中までと第2シリーズの始めを合わせた2クール分を放送した後、一旦区切りとして従来の3DCG期が再放送されています。おそらく来年の映画に併せた後半2クール分開始の準備であるとともに、従来のシリーズを見たがっている子どもたちへの配慮なのでしょう。

従来第22~24シリーズの放送枠に合わせているが故に、それらより尺が長めの吹替版AEGも必然的に1話30秒~1分くらいカットせざるを得ない状況*1なのが、ファンとしては非常に惜しいのですが、3DCG期と2D期で分けて放送することって流石に難しいんでしょうかね。トーマスのために一度に2つ放送枠が取れるわけないか。

 

 愚痴はさておくとして、アメリカでは2024年4月に控えたAEG第3シリーズのリリース開始前に、1話約30分の中編スペシャルが公開することが決定しました。

(コーラス・エンターテインメントのプレスリリース)

 

www.youtube.com

 

『The Great Bubbly Build』

〜物語〜

 サンディーとカーリーが一緒にアートプロジェクトをしようと取り組むが、サンディーは形に、カーリーは機能性に焦点を当て、お互いのアイディアの衝突でプロジェクトが失敗してしまう。彼女たちは成功するには2台のアイディアを適切に合わせるのが必要だと学ぶ。

 

©︎Mattel

 AEG第2シリーズでこそ出番が増えてきましたが、サンディーはともかくカーリーってAEGのレギュラーメンバーの中で最も主役になった回数が少ないんですよね。その2台の親友が主役の中編作品ということで非常に楽しみですね。

AEG第2シリーズ『The Big Skunk Funk』で既に整備工場(The Maintenance Yard)に洗車場が建てられたはずですが、その前日譚なのか、それともその洗車場をアップグレードするつもりなのか、15秒のトレーラーでは判断できませんね。プレスリリースによれば30分もあるということで、どのような構成になっているのかも気になります。

 アメリカでは2023年10月12日に公式YouTubeチャンネルでプレミア公開、カナダでは10月28日に放送とのことです。前者はまさかの無料のストリーミング配信ということでフランチャイズでは前代未聞の初公開方法に驚いています。ショートストーリーならともかく30分の中編をですから。公開時期的にも「芸術の秋」という表現は偶然でしょうか?

 

©︎Mattel

 AEG第3シリーズと第4シリーズ(累計第27, 28シリーズ)は2024年4月にアメリカで放送開始予定です。もしかしたらまたカナダがフライングする可能性も高そうですが、それまでのスペシャルコンテンツとして楽しみたいと思います。

 

 中編スペシャルも、それ以降のシリーズも、いずれ日本で放送されたらいいなと思います。後半2クールがいつ放送されるかは分かりかねますが、先ほども言及したようにおそらく映画に併せて2024年春頃になるのではないかと推測します。

個人的には第24シリーズの再放送をしてほしいので、原作27巻を手に持ちながら、じっくり3DCG期の再放送を楽しみたいところです。

 前回のビッグニュースな記事では触れませんでしたが、初翻訳となる原作27巻と同じ11月20日には、ポプラ社から『トーマス2Dアニメえほん』が同時配本、11月6日には『うたとこえであそぶ トーマスみんなでゴー!』というサウンドブックが配本される見込みです。

また、11月末頃にタカラトミーアーツから、史上初の2D仕様のカプセルプラレール「みんなでGO!編」が発売するようです。最近カプセルプラレールを集め始めたのですが、昔の頃よりクオリティが格段に向上していて、つい集めたくなっちゃうんですよね。従来仕様の弾も交互に出ることが確定しているようですし、私としては安心してアーツが贈る2D仕様のカププラを楽しみに待つことができます。

では。

 

※この記事に添付したスクリーンショット著作権は全てMattel, Inc.に帰属します。

*1:S24『じょおうへいかのきかんしゃ』さえカットされています。