備忘録として、原作『汽車のえほん (The Railway Series)』のエピソードタイトルを時系列順に並べてみました。1987年刊行の『The Island of Sodor: Its People, History and Railways』(ウィルバート・オードリー著)と、2005年刊行『Sodor: Reading Between the Lines』(クリストファー・オードリー著)、42巻の内容などを参考にしています。
*回想が挟まっている場合は、その巻の下にメモを添えています。どこにも記述がないものは「不明/不確定」のコーナーにあります。
注意: ここに記載したものは本とエピソードのタイトルのみです。
【目次】
- 1922年
- 1923年
- 1924年
- 1925年
- 1928年
- 1935年
- 1947年
- 1948年
- 1949年
- 1951年
- 1952年
- 1953年
- 1955年
- 1956年
- 1957年
- 1958年
- 1959年
- 1960年
- 1961年
- 1962年
- 1963年
- 1964年
- 1965年
- 1967年
- 1968年
- 1969年
- 1975年
- 1976年
- 1982年
- 1983年
- 1984年
- 1985年
- 1986年
- 1987年
- 1988年
- 1990年
- 1991年
- 1992年
- 1993年
- 1995年
- 1996年
- 2011年
- 不明 / 不確定
1922年
●1巻『三だいの機関車』
「なさけないヘンリー」
1923年
●1巻『三だいの機関車』
「エドワードのたのしい一日」
「エドワードとゴードン」
「なかよしになった三だい」
1924年
●2巻『機関車トーマス』
「トーマスとゴードン」
「トーマスと列車」
1925年
●2巻『機関車トーマス』
「トーマスと貨車」
「トーマスときゅうえん列車」
●3巻『赤い機関車ジェームス』
「ジェームスとぼうし」
「ジェームスとブーツのかわひも」
「いたずら貨車」
「急行をひいたジェームス」
1928年
●25巻『きえた機関車』
「おじいちゃんポッポ」
メモ: 2号機関車(スタンリー)がポンプエンジンになるくだりのみ。
1935年
●6巻『みどりの機関車ヘンリー』
「ヘンリーとフライング・キッパー号」
1947年
●25巻『きえた機関車』
「おじいちゃんポッポ」
メモ: ミッド・ソドー鉄道が閉鎖され、デュークが機関庫に閉じ込められるくだり。
1948年
●4巻『がんばれ機関車トーマス』
「トーマスとバーティー」
1949年
●11巻『ちびっこ機関車パーシー』
「パーシーと信号」
1951年
●7巻『機関車トビーのかつやく』
「トビーとふとっちょの紳士」
「トーマスとおまわりさん」
「トビーとジェームス」
「キンドリー夫人のクリスマス」
●9巻『青い機関車エドワード』
「エドワードとめうし」
1952年
●8巻『大きな機関車ゴードン』
「ゴードンのだっせん」
「おち葉」
「トーマスのちんぼつ」
●9巻『青い機関車エドワード』
「エドワードとトレバー」
「ふる鉄エドワード」
●10巻『四だいの小さな機関車』
「スカーロイのおもいで」
「機関車サー・ハンデル」
「ピーター・サムのしっぱい」
「スカーロイのかつやく」
●17巻『ゆうかんな機関車』
「ゆうかんな機関車」
メモ: 「スカーロイのおもいで」の前日譚である。
●25巻『きえた機関車』
「おじいちゃんポッポ」
メモ: 最後の挿絵のみ。
1953年
●8巻『大きな機関車ゴードン』
「ペンキとおめし列車」
1955年
●11巻『ちびっこ機関車パーシー』
「パーシーとダック」
「パーシーとハロルド」
「パーシーとこうずい」
1956年
●12巻『八だいの機関車』
「とびこんだパーシー」
「ゆうめいになったゴードン」
「ジェームスとトビーのじゅうれん」
「ふとっちょの局長の機関車たち」
1957年
●13巻『ダックとディーゼル機関車』
「ドームのない機関車」
「ディーゼルのわるだくみ」
「ダック、とこやさんへいく」
1958年
●14巻『小さなふるい機関車』
「ピーター・サムとラスティー」
「かえってきたスカーロイ」
「ダンカンのロックンロール」
「小さなふるいふたごの機関車」
1959年
●15巻『ふたごの機関車』
「ふたごの機関車」
「はんにんはどっち?」
「いじわるなブレーキしゃ」
「みんなのだいひょう」
1960年
●16巻『機関車トーマスのしっぱい』
「トーマスの大しっぱい」
「しんけいしつなデイジー」
「牛の目玉」
「貨車にのりあげたパーシー」
1961年
●17巻『ゆうかんな機関車』
「とくせいのえんとつ」
「スチームローラー」
「ふへいやダンカン」
1962年
●18巻『がんばりやの機関車』
「ブルーベル鉄道のステップニー」
「ステップニー、りんじ列車をひく」
「ステップニーとクリケットのしあい」
「ディーゼル機関車とやまたかぼう」
1963年
●19巻『山にのぼる機関車』
「登山鉄道の機関車」
「カルディーのつくりばなし」
「ロード・ハリーのだっせん」
「魔の尾根」
メモ: 「登山鉄道の機関車」と「カルディーのつくりばなし」の回想は1900年の出来事である。
1964年
●26巻『わんぱく機関車』
「ゆうれい列車」
「け虫」
「ディーゼル機関車メイビス」
「トビーのつなわたり」
1965年
●20巻『100さいの機関車』
「100年まえのスカーロイ」
「あばれんぼうのスカーロイ」
「どろくさいじだいおくれ」
「ダックと公爵」
メモ: 「100年まえのスカーロイ」と「あばれんぼうのスカーロイ」の回想は1965年、「どろくさいじだいおくれは1867年の出来事を指す。
●21巻『大きな機関車たち』
「ビルとベン」
「みつばちとジェームス」
「ゴードンのいのちびろい」
「エドワードのはなれわざ」
1967年
●22巻『小さな機関車たち』
「線路のじゃり」
「目には目を」
「マイクのきてき」
「やくにたつ鉄道」
●23巻『機関車のぼうけん』
「ヘンリーと炭水車」
「ヘンリーの大かつやく」
「大だっそう」
「小西部鉄道」
●34巻『Jock the New Engine』
「We Need Another Engine」
1968年
●24巻『機関車オリバー』
「ドナルドのあひる」
「オリバーの大しっぱい」
「トードの手だすけ」
「ぶくぶくバルジー」
1969年
●25巻『きえた機関車』
「デュークとファルコン」
「ねむれる森の機関車」
メモ: 「デュークとファルコン」の回想は1904年の出来事である。このため、挿絵に2号機関車(スタンリー)がいるのは誤り。
1975年
●34巻『Jock the New Engine』
「Sticking Power」
1976年
●34巻『Jock the New Engine』
「Jock」
「Teamwork」
1982年
●29巻『Great Little Engines』
「Patience is a Virtue」
「Peter Sam and the Prickly Problem」
1983年
●29巻『Great Little Engines』
「Pop-Special」
1984年
●28巻『James and the Diesel Engines』
「Old Stuck-Up」
「Crossed Lines」
「Fire Engine」
「Deep Freeze」
●29巻『Great Little Engines』
「Sir Handel Comes Home」
1985年
●30巻『More About Thomas the Tank Engine』
「Thomas, Percy and the Coal」
「The Runaway」
「Better Late Than Never」
「Drip Tank」
1986年
●31巻『Gordon the High-Speed Engine』
「High-Speed Gordon」
「Smokescreen」
「Fire Escape」
「Gordon Proves His Point」
1987年
●32巻『Toby, Trucks and Trouble』
「Mavis and the Lorry」
「Toby's Seaside Holiday」
「Bulstrode」
「Toby Takes the Road」
メモ: 「Toby's Seaside Holiday」の回想は1945年と1946年の出来事である。
1988年
●33巻『Thomas and the Twins』
「Scrambled Eggs」
「What a Picture!」
「Trevor Helps Out」
「Down the Drain」
メモ: 「Down the Drain」は1989年までの話である。
1990年
●35巻『Thomas and the Great Railway Show』
「Museum-Piece」
「Not the Ticket」
「Trouble on the Line」
「Thomas and the Railtour」
1991年
●36巻『Thomas Comes Home』
「Snow Problem」
「Washout!」
「Toby's Megatrain」
「Thomas Comes Home」
1992年
●37巻『Henry and the Express』
「Out of Puff」
「Overhaul」
「Sliding Scales」
「Henry Sees Red」
1993年
●38巻『Wilbert the Forest Engine』
「Percy's Porridge」
「Cab Over Wheels」
「Foaming at the Funnel」
「Wired-Up」
1995年
●39巻『Thomas and the Fat Controller's Engines』
「Birdstrike」
「Edward and the Cabbages」
「Rabbits」
「Golden Jubilee」
1996年
●40巻『New Little Engine』
「Speedkiller」
「Sir Handel's Plan」
「Dirty Water」
「I Name This Engine...」
2011年
●42巻『Thomas and his Friends」
「Thomas and the Swan」
「Buffer Bashing」
「Gordon's Fire Service」
「Centenary」
不明 / 不確定
●4巻『がんばれ機関車トーマス』
「トーマスと車しょう」
「トーマスのさかなつり」
「トーマスとテレンス」
メモ: ヘンリーの塗装が青く描写されていることから「トーマスと車しょう」は1925年ごろ、「トーマスとテレンス」は「トーマスとバーティー」の少し前と考えられる。
●5巻『やっかいな機関車』
「ヘンリーとサーカスのぞう」
「転車台と炭水車」
「やっかいな三だいの機関車」
「パーシーのしっぱい」
メモ: 「転車台と炭水車」にはC・レジナルド・ダルビーとその娘が描かれており、「パーシーのしっぱい」ではオードリー一家に1946年誕生のヒラリー・フォートナムがいる。これらのことから絵本出版当時の1950年かその前年とも考えられるが、ヘンリーが改造されたのが1935年であるため、エキストラはないものとして考えるのが妥当。つまり、パーシーが入線したこの巻の出来事は1935年よりも前と推測できる。
●6巻『みどりの機関車ヘンリー』
「ヘンリーとせきたん」
「ゴードンのきてき」
「パーシーのマフラー」
「ヘンリーのくしゃみ」
メモ: 改造前の「ヘンリーとせきたん」は1935年より以前、「ゴードンのきてき」以降の物語はヘンリーの改造後の出来事であるため、1935年より後の話と言える。
●9巻『青い機関車エドワード』
メモ: トーマスとバーティーが知り合いであるため、1948年以降は確定である。他のエピソードと同じく1951年から1952年の間と考えるのが妥当。
●25巻『きえた機関車』
「デュークとスチュアート」
メモ: 1920年代後半の出来事である。
●27巻『ほんとうにやくにたつ機関車』
「どろぼうをつかまえろ!」
「パーシーとじてんしゃ」
「さかなにはきをつけて」
「パーシー、ダック、トーマスの3じゅうれん」
メモ: 局長が2代目のチャールズ・トップハム・ハットだとすると、1984年以前であるのは間違いない。
●41巻『Thomas and Victoria』
「Overloaded」
「Avalanche」
「Eels on Wheels」
「Toby's Vintage Train」
メモ: 本の刊行と同じならば2007年の出来事にはなる。また、「Avalanche」の回想は1891年から1924年頃の出来事と思われる。